Riot Music: クリエイターのための安全なプレイリスト

RIOT ASHEKANDI

2020/8/7

皆さん、こんにちは！

数週間前に目にされた方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちは配信者やコンテンツクリエイターの皆さんがライアットゲームズのゲーム音楽を使用する際に、より良いサポートを提供するための約束をしました。私たちは皆さんがこの分野で不自由に感じていると話していることに関心を持ち続けていました。そして、これからも皆さんがコンテンツ制作で使用可能な楽曲についてさらに多くの選択肢を提供できることを望んでいます。

数週間前に公開してからというもの、多くの配信者やコンテンツ制作者の皆さんが“Creator-Safe Playlist（クリエイターのための安全なプレイリスト）”を利用してくださっていることをとても嬉しく思います。そして先にも触れたように、今後もコミュニティー向けのコンテンツで使用可能な楽曲の選択肢を増やしていくことを約束します。

これは長い記事になりますが、今後もアップデートしていく予定です。そして、その背景や方向性、具体例などを示すことで、ライアットゲームズが音楽の世界でどのように活動しているかについて理解していただくための一助になればと思います。

背景──ライアットの楽曲制作の仕組み

音楽業界は常に変化しており、私たちにとっても非常に複雑なものです。そこには著作権法があり、運営法人や多数の企業法人が存在しています。この分野において、私たちはこれからもプレイヤーやファンの皆さんにとって斬新でワクワクするような音楽を作っていけるよう、共に働く人々にとっても良いパートナーでありたいと思っています。私たちのパートナーとしては、音楽アーティスト、ソングライター、プロデューサー、レーベル、音楽出版社などがあげられます。

音楽がどのように作られ、どのように取引が行われているのかについて事細かに説明することにあまり価値はないと考えていますが、ライアットが関わってきた特定の楽曲について、なぜ配信者やコンテンツ制作者による一般的な使用が禁止されているのか、その背景を明らかにすることは重要だと考えています。

チャンピオンのテーマのような楽曲が制作される際、それらの曲は完全にライアット社内で制作されるか、またはライアットの直接のパートナーと共同制作されます。そのため、ライアットは作曲とサウンド収録に対して全ての権利を保持します。この場合は、配信者とコンテンツ制作者がこれらの楽曲を配信やビデオなどで使えるように提供することが可能です。

しかし、他のアーティストやレーベル（そしてソングライターや音楽出版社）が制作に関わった場合、事情は少し複雑になっていきます。私たちが特定のトラックやアルバムにおいてアーティストとコラボした“中間地点”的な楽曲もあります。これらの曲の大部分はライアットが完全に所有する楽曲のリミックスであることから、ほとんどの場合は配信者とコンテンツ制作者が好きな用途で使用できるように提供することができます。

最後に、楽曲自体をライアットが所有していない場合や、楽曲の制作で他のアーティストと密にコラボレーションした場合、いよいよ事態は複雑化します。これは主に、大規模な制作から生まれた曲において見られるケースです。最も良く知られている、最近リリースされた曲を挙げるならば、K/DAとTrue Damageです。複雑な音楽契約の仕組みと、所有権が複数ある構造が原因で、こういった楽曲の使用を配信者とコンテンツ制作者に許可することができないのです。

方向性とガイドライン

このような複雑さがあるため、私たちは配信者とコンテンツ制作者が安全に使用できると判断した楽曲リストを整理することに加え、分かりやすいガイドラインを設けることに力を注いできました。Creator-Safe Playlistは、Spotifyから簡単に聞くことができ、Soundcloudからダウンロードが可能です。

まずお伝えしたいのは、それらの楽曲の使用用途は、あらゆる点においてライアットゲームズのLegal Jibber Jabberポリシーに準拠していなければならない、ということです。詳細はこちらから再確認することができます。

Creator-Safe Playlist上の楽曲は、配信者とコンテンツ制作者のためのものです。ライセンスがない限り、ライアットの許可なくこれらの曲を企業や組織が使用することは、どんな目的においても禁止されています。

配信プラットフォームについて簡単に触れておくと、私たちの楽曲は、TwitchやYouTubeなど、ほとんど全てのオンラインプラットフォームで使用することができます。TwitchとYouTubeの収益化に関する話題もありました。一般的に、ライアットのLegal Jibber Jabberポリシーに準拠したうえ、該当コンテンツが提供された楽曲を商業的に搾取していない場合にのみ、Creator-Safe Playlistの楽曲を使ったコンテンツを収益化することができます（明確化するために、次の章で、私たちが何を商業的搾取とみなしているかの例を示します）。

Riot Music: クリエイターのための安全なプレイリスト

背景──ライアットの楽曲制作の仕組み

方向性とガイドライン

FAQ、定義と具体例

クリエイターのための安全な楽曲リスト

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