Ask Riot:新アイテムはいつ来る?
Ask Riotへようこそ!
今回のトピックは新アイテム、非人型チャンピオンの人型スキン、LoLにおけるLGBTQIA+カップルについてです。
ぜひ皆さんの質問をこちらに送ってください。質問が届くたびにランダムミッドでお気に入りチャンピオンを引く可能性が0.000001%上がりますよ!
ショップに新アイテムを追加する予定はありますか?
現在は新アイテム2つ、大幅リワーク予定のアイテム1つの開発が進行中です。このうち2つまでは夏の間にライブサーバーへ実装予定ですが、最後の1つについてはプレシーズンまでずれ込む可能性も高いため、まだ確実なことは言えません。
ここではまず、新規追加となるタンク系レジェンダリーアイテムを紹介しましょう。このアイテムは「騎士の誓い」や「ジーク
コンバージェンス」のように対象との繋がりを作り出すものですが、最大の違いは繋がる対象が敵チャンピオンである点です。使用者は指定した対象からのダメージのみを軽減し、範囲内まで近づくと対象の行動妨害耐性を低減するオーラを発します。育ったキャリー、単一チャンピオンに火力が集中するチーム構成、あるいはスプリットプッシュなどに対策する上でとても有効なアイテムとなるでしょう。
続いて2つ目。ちょうどスプリットプッシュの話題を出したところなので「サングイン
ブレード」について触れましょう。このアイテムには「ひとりで試合を動かす」強さを与えるという面白いコンセプトがありながら、各種性能がコンセプトに追いついていない状態です。そこで本アイテムから脅威を廃し、サイドレーンで強気に出ることを勝ち筋とする物理攻撃系チャンピオン全般にとって有用なアイテムとなるようリワークを進めています。具体的にはアイテム性能を1対複数で戦う力(ソロキュー向け)と硬い相手が守るタワーを破壊する力(プロ向け)に振り分けることになるでしょう。
なお、上記2つのアイテムはどちらもトップレーン/スプリットプッシュに関係するアイテムなので、同じパッチでリリースする予定です。
そして3つ目はエンチャンター系サポート向けのレジェンダリーアイテムです。これまでエンチャンターは捕まってしまえば完全に打つ手なしの存在だったため、敵チームにアグレッシブなチャンピオンがいると徹底的にその点を突かれていました。新アイテムの効果はゾーニャの砂時計的なバーストダメージ対策ですが、具体的な効果はぐっとサポート寄りにする予定です。
そして最後に…チームは現在プレシーズンに取り組むべきアイテム群について検討を重ねています。まだはっきりとした予定は何もありませんが、ぜひ今後のお知らせをお待ちください。
Jag サモナーズリフトチーム所属リードゲームデザイナー
ゲーム内で公式にLGBT+のカップルを追加する予定はありますか?ルシアンとセナ、ラカンとザヤみたいな。
私たちはゲームのことを、多様性豊かな新世代の語り部たちが育む先進的なメディアだと考えています。物語の登場人物に感情移入したり共感したりできるのは、他者の世界に入り込めるからです。私たちは皆さんと物語との「つながり」を強化していきたいと考えており、LGBTQIA+に焦点を当てたストーリーを紡ぎ続けていくのもその取り組みの一環であると考えています。
リーグ・オブ・レジェンドでLGBTQIA+チャンピオンをどう扱うかは、チャンピオンによって異なります。ゲーム内の台詞に含みを持たせる場合もあれば、各種メディアで精力的に物語を綴っていくこともあるでしょう。たとえばこの記事の公開後に開始予定のイベント「Festival
of the Nightless Eve」ではダイアナとレオナが取り上げられています。
LGBTQIA+チャンピオンたちが特定の相手と付き合うかどうかはチャンピオン次第ですし、置かれている状況にも影響を受けます。孤独を選ぶ者、相思相愛になる者、過去に破局した者、敵対するようになった者、淡い気持ちを抱え続ける者、未だ自分のあり方を探っている者…どのような選択をするかは、やはり彼ら次第です。
要約すると:
私たちは「物語」という入れ物を、すべてのプレイヤーが自分を重ねたり、感情移入したくなったりするキャラクターが集う場所にしたいと考えています。また、そのような物語を求めているという声は皆さん(世界中のプレイヤー)自身が明確に表明しているところでもあります。これを踏まえた上で、私たちは今後もLoLでLGBTQIA+チャンピオンにまつわる物語を紡いでいきます(カップルが成立するかどうかは別の話ですが)。この取り組みは私たちが真に私たちらしく、皆さんが皆さんらしくあるための道を拓くものですから。
Riot Yuujou LGBTQIA+リード
ゼラスの新スキン、とっても気に入りました。でもどういう経緯で人型ではないチャンピオンに人型スキンを作ると判断したんですか?
気に入ってもらえてなによりです!スキンで人型化するケースでは対象チャンピオンにまったく新しいイメージを付与できため、私たちにとっても非常に刺激的な取り組みです。もちろん制作にあたっては様々な課題に向き合う必要もあるのですが。たとえばゲームプレイの視認性基準をクリアし、既存のリグ(リンク先英語)とアニメーションが動作することを確認する、といった具合に。でも、あるチャンピオンがスキンテーマにぴったりで、ゲームに新鮮さをもたらしてくれると思ったときは、それらを解決するためのクリエイティブな策を探り、最善を尽くしています。このゼラススキンでは全体のシルエットを保ちながらも、普段とは違った側面を示せたのではないかと思います。
こういったアプローチは頻繁にやりすぎるとチャンピオンの本来のイメージを損なうので頻度には注意していますが、チャンピオン達に新しい光を当てられる時はやっぱりワクワクするものですね。
Riot Eggo McLego スキンプロダクトリード