チャンピオン ロードマップ:2023年4月
皆さん、こんにちは!今回も私、Lexi "Riot Lexical" Gaoがチャンピオンに関する最新情報をお知らせします。チャンピオン ロードマップを記事の形式でお届けするのは久しぶりですね。私の好きなLoLの要素…つまり、チャンピオンに関して記事を書くのは、いつだって楽しいことです!…少々、偏った見方をしているかもしれませんが。
前回のチャンピオン
ロードマップ後には、イシュタルのエンチャンターである「やさしき炎、ミリオ」がリリースされました。ミリオは基本に忠実なエンチャンターであり、馴染み深いスキルを持ちつつも、ミリオ独自のプレイングが可能です。比較的シンプルなスキルセットを開発してみて、もっとシンプルにプレイできた古き良き時代を思い出しました。こうしたプレイしやすいチャンピオンについては、今後も模索していきたいと考えています。
ミリオ以前にリリースしたチャンピオンたちは、非常にユニークで興味深いものの、かなり複雑なプレイスタイルを有したチャンピオンに偏っていました。今後はシンプル、複雑、その中間のものまで、バラエティー豊かなチャンピオンをリリースしていく予定です。とはいえ、チャンピオンのパフォーマンス、そして皆さんからのフィードバックにしっかりと注意を払い、必要に応じて調整していくつもりです。
孤高のアサシンは死しても、群れは生きる
以前言及したように、ナフィーリは敵を狩ることに注力したいプレイヤー向けのチャンピオンです。アサシンは、プレイするのに勇気が必要なロールと言えます。適切なタイミングでのロームや、効率的な位置取りをできるよう、ハイレベルなゲーム知識を身に着ける必要があります。そして特に、最適な瞬間に敵を強襲し、その場から生きたまま離脱する方法を知っておくことは重要です。それに加えて、チャンピオンのスキルを使いこなす操作技術も必要となってきます。ナフィーリにおいては、この操作技術の負担を軽くし、もっとマクロプレイに集中できるようにすることを目標としています。
ナフィーリの開発で行ったのは、こうしたアサシンのゲームプレイに対する変更だけではありません。彼女のユニークなゲームプレイ テーマに則した新しい技術を数多く構築し、より生き生きとした、ダイナミックでスマートなゲームプレイを楽しめるようにしています。なお、ナフィーリのリリースにあたって、こうした新技術から他のチャンピオンが必要以上に恩恵を受けていないか、しっかりと時間を取って結果を評価していくつもりですので、そこはご安心ください!
満たされることのない飢えを満たす
ナフィーリの開発中、ゲームデザイナーのGlenn
“Riot Twin Enso”
Andersonは恐ろしいほどに飢えながら、あらゆるスキルセットを模索していました。ですが、ナフィーリのスキルセットとしてはそぐわないように感じたため、Riot
Twin
Ensoが見出したアイデアについては、一旦しまい込むことにしました(アサシンのゲームプレイというよりも、ダイバーやスカーミッシャーのゲームプレイのように感じられたというのが大きな理由です)。その後、リードデザイナーのAugust
Browningが彼のアイデアを見ました。
Augustは神話に出てくるようなタイプの生き物が大好きです…それを別にしても、開発チームは“制御不能な飢え”や、“その飢えが時にその生き物を乗っ取り、餌となる相手を貪る”というアイデアを模索するのは良い考えだと思いました。
これは私個人としても理解できます。とてもお腹が減っているときは、錯乱しそうになりますからね!
私たち、そしてノクサス人にとって幸いなことに、ブライアー(Briar)は敵と味方を区別できるようになっています。そして彼女はいま、満たされることのない飢えをある程度は制御しつつ、改善の道を歩んでいます…
アイオニアのアートとアーティスト
皆さんから質問攻めにあう前に、ひとつ言わせてください…チャンピオンティーザーにはアートがつきものであることは、私たちも分かっています。実際、私たちはこのミッドレーナーのアートを準備するつもりでした。しかし、彼が自分で何かを作ると言ってきかなかったのです!
彼のような優れたアーティストが、私たちのために自分のアートを制作してくれる…こんなにワクワクすることはありません!そして…彼は本当に、とても複雑なアートを作ってきてくれました。オフィスにいたメンバーは衝撃を受けました。
彼は何も書かれていないキャンバスを持ってきたのです。私たちは彼自身について、そして彼のアートやスタイルについて知るため、これはどういうことか尋ねました。ですが彼は、悲しげな表情で黙っています。すると彼は口を開き、私たちの問いにこう答えました──時にアートとは、生涯にわたって追求していくものであり、自分はそうしている。そして、この手に持っているブラシは単なる道具でしかないが、完璧に作られた道具なのだと…
彼のアートはたいてい、とても色鮮やかで生き生きしているので、彼がそんなことを言うのは少し変だと思いました。どうやら、そのアートとは対照的に、このアーティスト自身は内向的で陰鬱とした性格のようです。きっと、過去に何かひどいことでもあったに違いありません…
とにかく、現在のところアートはありません。次回の記事で、この悲痛な悩めるアーティストが、難解かつ巧妙な傑作を提供してくれることを願いましょう。きっとその作品を見れば彼自身、そして彼のアートについて深く知ることができるはずです。もしかしたら、彼にインスピレーションを受け、皆さんも絵の具を使って非常に難解な作品作りに挑みたくなるかもしれません。
スカーナーの経過報告
少し前にお話しした通り、現在スカーナーのリワークに向けて、多くの試行錯誤や洗練化の作業を行っています。「これだ!」という方向性は見えているのですが、このイシュタルのサソリがリフトを縦横無尽に歩き回る様子をお届けできるのは、もう少し先になりそうです。今のところ、スカーナーのリリースは来年の初め頃になる見込みですが、詳しい日程については未定です。
現在、デザインチームはスキルセットを完成させることに注力しています。楽しく、バランスの取れたゲームプレイを実現するうえで、スキルセットは他の要素よりも多くの作業が必要であり、テストにとても長い時間がかかるのです。
スカーナーのリワークについては、今年後半に改めて進捗状況をお知らせするつもりです。ゲームプレイがより良いものになるよう尽力しておりますので、ぜひご期待ください!
本物の武器は今回も無し
スカーナーのゲームプレイ開発が遅延していることで、アートとナラティブのチームに少し時間ができました。そこで、ちょっとした化粧直しが必要な、皆さんのよく知るトップレーナーに目を向けることにしました。
ジャックスは皆さんに愛され続けてきたチャンピオンですが、バキバキに割れた腹筋を持つ、より新しいチャンピオンの隣に立つと、正直言って少し古めかしさが目立ちます。ジャックスに関しては、以前アップデートされたゲームプレイに合わせ、モデル、アニメーション、音声、ビジュアルエフェクト、さらにいくつかのスプラッシュアートをアップデートする予定です。
なお、ジャックスがどれだけ欲しいと言っても、本物の武器は与えないことにしました。その代わり、今ある武器の重要性をアップさせたいと考えています──ジャックスが持つ街灯は、ヴォイドによって滅ぼされる以前に、彼が故郷のイカシアから唯一持ち出せたものです。彼がより武器らしい武器ではなく、街灯を使用しているのはこれが理由です。
ジャックスの新しい姿は、今年後半にリリースできる予定です!
チャンピオンロードマップの締めくくり
今回のお話はここまでですが、ゆっくりと孵化しつつある可愛らしい生き物のマークスマンなど、この他にもエキサイティングなチャンピオンのリリースを予定しています!詳しくは、次回のチャンピオン ロードマップで!