Quick Gameplay Thoughts 1月15日

ラムスの小規模アップデートについて、Scruffyがお話しします。

免責事項

こちらの投稿では、開発中もしくは計画中の作業への言及も多くなっていますが、必ず実装されるという保証はありません。作業や目標は新しく判明したことによって変更されることがありますし、以前言及したプロジェクトが遅れたり中止されたりといったこともありえます。ただ、計画が変わるとしても、できる限りのことを皆さんにシェアしていくのが大事だと信じています。

ラムスの小規模アップデートがまもなく実装

「シーズン2021 ライブストリーミング」でワイルドリフトの部分を見てくださった方なら、LoLの初期から存在するラムスという古めかしいチャンピオンが、新たな姿でモバイル版に登場する計画をご存知だと思います。モバイル版のワイルドリフトとPC版のLoLチームは同一のデザイン価値を共有していますので、チャンピオンアップデートのようなプロジェクトに対して共同で取り組むことで、それぞれのゲームが求めるベストなチャンピオンを作り上げることができます。特にラムスについては、「スピードアップ」という象徴的な核をそのままに、ずっと変わることのなかったゲームプレイ部分のアップグレードに取り組むため、ガッチリとタッグを組んでいます。

PC版のLoLとモバイル版のワイルドリフトは、できる限り同一にしたいと考えていますが、片方で使われているデザインがもう片方に合わない場合、共通したデザインを無理やり使うのではなく、違うものになってもよいと思っています。また、PC版でのラムスに対して検討している最大の改善点としては、核となるプレイパターンをそのままに、うまく表現できていない一部のスキル(たとえばR)のアップグレードを行いたいと思っています。以下の変更点のリストになっています。

目標:

  • ラムスが持つゲームプレイの選択肢を増やす。ずっと単調だったキャラクターに、敵のふところに走っていってタウントする以上の選択肢を持たせます。ゲームプレイの幅を広げれば、高MMR帯で苦戦するラムスの助けにもなるはずです。
  • 高速走行というキャラクターテーマを適切に反映する、確固とした見せ場を作りだす。
  • 狙いは強くも弱くもしないことですが、新しい仕様を理解すれば、高MMR帯でのラムスにはおそらくバフ(強化)となる。
  • VFXとSFXの両方で、わかりやすさと満足感を改善する。

変更点リスト(新スキル名は仮称であり、変更の可能性があります):

  • ぱりぱり(E)
    • モンスターに対するタウント持続時間が250%増加。
    • クールダウン: 12/11.5/11/10.5/10秒 ⇒ 12秒で統一
    • タウント持続時間:1.25 - 2.25秒 ⇒ 1 - 2 秒
    • (新アルティメットが強くなるので、Eの強さは少し下げています)
  • どーんどーん(R)
    • ラムスが空中に飛び上がって指定した地点に落下し、敵に魔法ダメージと1秒間のスロウを与える。
    • ころころ(Q)の効果時間中にRを使用した場合、着地地点の近くにいる複数の敵もノックアップし、Qが当たった時のダメージを与え、Qの効果を終了する。
    • 着地地点では3回の地響きが起こり、地響きは少量の魔法ダメージを与えてスロウの持続時間を更新する。
    • Rはタワーに対して200%のダメージを与える。
    • Rの射程は、ラムスの移動速度に応じて長くなる。
    • クールダウン: 100/80/60秒 ⇒ 120/100/80秒

数ヶ月前にお知らせした、タム・ケンチの小規模アップデートも忘れてはいません。予定にはあるのですが、価値ある実装にするための仕上げに、アートとサウンドの作業がかなり関わってくるため、時間がかかっています。お待たせしていますが、ライブサーバーへの実装予定が決まりましたら、またお知らせします。

いつもプレイしてくださりありがとうございます。どうかご安全にお過ごしください。