パッチノート10.7

どこからともなくカラスの鳴き声が…新生フィドルスティックスの登場。

皆さん、こんにちは。パッチ10.7へようこそ!

まず始めに──ここのところカラスの鳴き声ばかりが聞こえていましたが、いよいよルーンテラ最恐のカカシが戻ってきます!(そして、テドリックの姿はいくら探しても見つかりません……)

また、チーム間の「プリメイド」のバランスを取るため、ソロ/デュオのランク戦におけるマッチメイキングの改善も続けています。さらに、ワン・フォー・オール(チャンピオンおよびシステムの変更)とランダムミッド(フリーチャンピオンの更新およびチャンピオンのバランス調整)の改善も行っています。

皆さん、お身体に気を付けてお過ごしください。それでは、見ていきましょう!

TFTのパッチノートをお探しの方は、こちらのポータルをご利用ください!
Hanna “shio shoujo” Woo Tricia "mom cat" Tan

ミッドパッチアップデート

2020年4月3日(太平洋標準時) ワン・フォー・オールとフィドルスティックスのバランス調整

フィドルスティックス

W - 豊かな収穫の合計基本ダメージ 100~340 120~360
W - 豊かな収穫のダメージ反映率 対象の減少体力の12/13/14/15/16% 対象の減少体力の12/14.5/17/19.5/22%

ワン・フォー・オールのシステム面での変更

外側タワーの体力 5000 4000

ワン・フォー・オールでの強化(バフ)

アフェリオス 与ダメージ +5%
アジール 与ダメージ +5%
バード 与ダメージ +5%、被ダメージ -7% 与ダメージ +10%、被ダメージ -7%
ブラウム 被ダメージ -5%
エリス 被ダメージ -5%
イブリン 被ダメージ -5% 与ダメージ +7%、被ダメージ -5%
フィドルスティックス 被ダメージ -5%
アイバーン 与ダメージ +3%、被ダメージ -3%
ニダリー 与ダメージ +5%、被ダメージ -5%
ヌヌ 回復量 +5% 与ダメージ +3%、被ダメージ -3%、回復量 +5%
キヤナ 被ダメージ -5%
レク=サイ 与ダメージ +5%、被ダメージ -5%
シンジド Qがスタックするように
ソラカ 回復量 +5% 与ダメージ +3%、被ダメージ -3%、回復量 +10%
タリヤ 与ダメージ +5%
スレッシュ 与ダメージ +5%、被ダメージ -5% 与ダメージ +7%、被ダメージ -5%
ユーミ 与ダメージ +5%、被ダメージ -10% 与ダメージ +15%、被ダメージ -15%、移動速度 +5%

ワン・フォー・オールでの弱体化(ナーフ)

アムム 被ダメージ +5%
ダリウス 被ダメージ +5%、回復量 -5% 与ダメージ -5%、回復量 -5%
ドクター・ムンド 与ダメージ -5%、回復量 -10%
イラオイ 与ダメージ -3%
ケイル 与ダメージ -3%、被ダメージ +3%
マオカイ 与ダメージ -5%
トランドル 与ダメージ -5%、被ダメージ +5%
ボリベア 被ダメージ +5%、回復量 -10% 与ダメージ -7%、被ダメージ +7%

シャコのバグ修正

シャコ

R - ハルシネイトのバグ修正 シャコがデスダンスまたはファントムダンサーを購入していた場合でも、ハルシネイトのイリュージョンは効果時間が切れると、マップ上に永続的に留まるのではなく適切に爆発するように修正しました。

2020年4月1日(太平洋標準時) バグ修正

アジール

タワーのバグ修正 アジールの「太陽の円盤」が、射程内にいる敵を正常に狙うよう修正しました

ランダムミッド

タワーのバグ修正 混沌サイド(赤サイド)における内側(2番目)のタワーが、射程内にいる敵を正常に狙うよう修正しました

サイラス

ガリオのアルティメットスキルに関するバグ修正 サイラスがガリオから奪ったアルティメットスキルを使用した際、ガリオの魔法ダメージに対するシールドが、サイラスとその味方に正常に付与されるよう修正しました

パッチハイライト

フューリーホーン コスプレ ベイガー、ペング コスプレ トリスターナ、パジャマガーディアン コスプレ アーゴットは日本時間2020年4月2日に販売開始予定です。天地の破壊者サイオン、マルザハール、マオカイは日本時間2020年4月10日に販売開始予定です。

ランク戦での「プリメイド」の人数配分

前回のパッチで言及したように、LoLの各試合ができる限り公平だと感じられるよう、「どこでもオプション」のバランス調整などのマッチメイキングの改善を行っています。今回のフォローアップでは、ソロ/デュオで一方のチームにデュオがいた場合、もう一方のチームにも必ずデュオが配置されるようになります。

この変更は、現時点ではソロ/デュオのランク戦にのみ適用されます。フレックスやノーマルへの導入も検討はしているものの、これらのモードではプリメイドグループの人数が様々に異なることから、両チームでプリメイドの数をあわせるには少しシステムが複雑になる可能性があります。今回の変更の様子を見たうえで、グループの人数が異なるキューへの対応を試みるつもりです。

チャンピオン

アップデート

フィドルスティックス

古の恐怖

このパッチ10.7にて、不気味なカカシがリフトを恐怖に陥れます。ホラーっぷりは以前よりも100%向上!
高解像度バージョンのフィドルスティックスの新スプラッシュアートは、リーグ・ディスプレイから入手可能です!

アカリ

Rのクールダウンが低スキルレベルで短縮。

以前のパッチにて、アカリのアルティメットスキルが持つ高い自由度を少し抑えるべくアップデートを施し、これまでなら簡単に使えていたもののコストを大幅に増加させました。しかしながら、アルティメットスキルはアカリのゲームプレイにおける満足度において重要な部分を占めていたため、少しだけ制約を緩めることにしました。

R - 完遂

クールダウン 120/90/60秒 100/80/60秒

コーキ

「W - 特注品のお届け!」の直撃時の炎上効果時間が延長。

コーキは前回の強化から良好な状態にありますが、まだ少しだけ強化の余地が残されているので、第2弾へと突入します──ゴキゲンな特注品をお楽しみください!

W - 特注品のお届け!

直撃時の炎上効果時間 1.5秒 2秒

ガリオ

Rが効果範囲内の全味方に魔法ダメージに対するシールドを付与するように。

ガリオは悲しい状態にあったため、 “対魔法ダメージ向けガーディアン”という彼のエッセンスを再燃させる努力を続けています。前回の強化では、とくに目立った変化がなかったようなので、今回はもっと大胆な変更を試すことにしました──自身と味方チームの両方へ、魔法ダメージに対するカウンター能力を与えます。

R - 英雄降臨

new対魔法防壁 効果範囲内の全味方チャンピオンにW - デュランドの守りの自動効果と同様の魔法ダメージに対するシールドを5秒間付与するようになりました。

ガレン

固有スキルのクールダウンが延長。Qによる移動速度増加の効果時間が短縮、高スキルレベルで延長。

我らがヴァンガードはパッチ10.6での弱体化をものともせず、とくにミッドレーンにおいて勝率が高いままでした。そのため再度弱体化を行い、序盤の補助性能を低下させることにしました。

固有スキル - タフガイ

クールダウン 7秒 8秒

Q - 断固たる一撃

移動速度増加の効果時間 1.5/2/2.5/3/3.5秒 1/1.65/2.3/2.95/3.6秒

アイバーン

Eの基本ダメージが増加。Rのクールダウンが低スキルレベルで短縮。

アイバーンは最近行われたジャングルシステムへの変更で貧乏くじを引かされており、それを無視するわけにはいきません。彼が失ったパワーを戻し、さらに追加することにしました。

E - タネバクダン

基本ダメージ 60/80/100/120/140 70/95/120/145/170

R - デイジー!

クールダウン 160/140/120秒 140/130/120秒

カイ=サ

Eのクールダウンが高スキルレベルで短縮。

スーパーチャージでスーパーフライ! カイ=サのキルやアシストを獲得するポテンシャルを維持しつつ、終盤戦におけるアウトプレイ(スキルを巧みに回避するなどして相手を技量で上回ること)の機会を増やしました。

E - スーパーチャージ

クールダウン 16/15.5/15/14.5/14秒 16/15/14/13/12秒

ナサス

Wの射程が増加。Eによる対象の物理防御低下率が上昇。

経験豊富なプレイヤーほど重宝し有効活用できる点から、ナサスの補助性能を高めることにしました。

W - ウィザー

射程 600 700

E - スピリットファイア

物理防御低下率 15/20/25/30/35% 25/30/35/40/45%

ノクターン

基本体力自動回復とレベルアップごとの基本魔法防御が低下。

“ミッドノクターン”がただのミームから真の悪夢へと変化を遂げてしまいましたが、恐怖の存在はフィドルスティックスだけで十分でしょう。ノクターンの基本的なパワーを低下させることで、対面相手がレーンから彼を追い出しやすくなり、ひいては後半に向けてのスケーリング──完全なるへの変貌──も抑えやすくなるはずです。

基本ステータス

体力自動回復 8.5 7
レベルアップごとの基本魔法防御 1.25 0.75

リヴェン

基本体力と体力自動回復が増加。

リヴェンはレーン戦で苦戦しているようなので、慎重を期してパワーを少しだけ戻すことで、ファームにもう少し余裕が生まれるようにしました。

基本ステータス

基本体力 555.48 560
体力自動回復 7 8.5

タロン

Wの往路基本ダメージが低下、復路基本ダメージが低下、復路ダメージ反映率が上昇。

タロンが刃好きなのは分かるのですが、それにしたってあまりにも頻繁に投げすぎだと言えるでしょう。刃を取り上げるつもりはありませんが、彼がハイレベルなプレイにおいて脅威となっているのは確かです──序盤のウェーブクリア性能の高さから、あまりにも早く、あまりにも頻繁にロームできてしまっているのです。そこで今回はタロンの刃への依存度を下げ、彼が(レーン戦においても)突出し過ぎないようにしました。

W - 飛燕手裏剣

往路ダメージ 50/65/80/95/110(+増加攻撃力x0.4) 45/60/75/90/105(+増加攻撃力x0.4)
復路ダメージ 70/85/100/115/130(+増加攻撃力x0.6) 45/65/85/105/125(+増加攻撃力x0.7)

ウーコン

固有スキルの増加物理防御が高チャンピオンレベルで低下。Eの基本ダメージが高スキルレベルで低下、ダッシュ中にWとRを先行入力できるように。

パッチ10.6にてウーコンにミニリワークを施して以降、異なるポジション間でのパワー差を縮小することには成功したものの、彼が叩き出している勝率は私たちの想定を超えています。プレイヤーがリワーク後のウーコンに習熟していくのにあわせて、さらなる微調整を続けていきます。

固有スキル - 岩の皮膚

増加物理防御 5~11(チャンピオンレベル1~18) 5~9(チャンピオンレベル1~18)

E - 乱像猿技

基本ダメージ 80/120/160/200/240 80/110/140/170/200
スキル先行入力 ダッシュ中にW - 戦士の幻惑R - 旋風猿舞を先行入力できるようになります

シン・ジャオ

固有スキルの基本体力回復量が高チャンピオンレベルで増加。

このデマーシアの戦士の身なりを整えることで、困難な戦闘を耐え抜くための耐久性を高めました。

固有スキル - 不退転

基本体力回復量 10~78(チャンピオンレベル1~18) 10~112(チャンピオンレベル1~18)

ルーン

心身調整

発動する試合時間が延長。

「心身調整」はとくにタンクとファイターが使用した際、強すぎる状態にあります。終盤に得られるパワーを考えれば、序盤のコストはもう少し高くあるべきでしょう。誰にとっても良い選択であるだけでなく、タンクとファイターにとってはほかのどのルーンよりも頭一つ抜けているため、必須のルーンになってしまっています。
発動時間 10:00 12:00

フェイズラッシュ

近接チャンピオンが獲得する移動速度が増加。

「フェイズラッシュ」は、これまでこのタイプのキーストーンを利用していたチャンピオンにとっても、近接チャンピオンにとっても最適とは言えない状態にあります。そんなわけで、そうしたチャンピオンにとっての魅力を高めることにしました。
増加移動速度 近接チャンピオンの場合は30~50% 近接チャンピオンの場合は40~60%

ワン・フォー・オールのバランス調整

「ギャラクシー」イベントの一環であるワン・フォー・オールをお楽しみいただけているでしょうか? PBEから得られたフィードバックとデータに基づき、ワン・フォー・オールをもっと楽しんでもらうためのバランス調整を行うことにしました。これには全般的なシステムの変更に加え、ランダムミッドと同じような個別のチャンピオンへのバランス調整も含まれています。

パッチ10.7 強化(バフ)

アカリ 与ダメージ +5%
バード 与ダメージ +5%、被ダメージ -7%
イブリン 被ダメージ -5%
ガングプランク 与ダメージ +5%
ヌヌ&ウィルンプ 回復量 +5%
ソラカ 回復量 +5%
スレッシュ 与ダメージ +5%、被ダメージ -5%
ユーミ 与ダメージ +5%、被ダメージ -10%
ゾーイ 与ダメージ +5%

パッチ10.7 弱体化(ナーフ)

ダリウス 被ダメージ +5%、回復量 -5%
ボリベア 被ダメージ +5%、回復量 -10%
ウーコン 与ダメージ -5%、被ダメージ +5%

システム面での変更

タワーの“バックドア”ダメージ軽減率 66% 90%
タワープレート ワン・フォー・オールにURF風の体力ルールのプレートが用意されます(体力が一定増加ではなく終盤上昇)。プレートは8:00時点で消滅し、通常のSRの50%の防御力を付与します。また、通常のSRよりも130%多いゴールドを獲得できます。
疾風 非戦闘時に移動速度が40増加します
花火 サモナースペルのクールダウン短縮40%を獲得します
建造物へのダメージ 12:30を過ぎると建造物に与えるダメージが増加していき、25:00で最大+25%まで増加します
かっこいいスニーカー 試合開始時のホームガード効果の速度増加量と持続時間が増加します
24K・マジック プレイヤーは950ゴールドを持って試合開始します
ミニオンゴールドと経験値 ミニオンゴールドと経験値がおよそ130%に増加します
ジャングルゴールドと経験値 ジャングルモンスターから15%の追加ゴールドと経験値を獲得できます
モンスター・マッシュ チャンピオン以外のユニットが建造物に与えるダメージが25%増加します
バロンキル バロンナッシャーをキルすると「ヘラルドの瞳」を獲得できます
リフトヘラルド出現 リフトヘラルドは試合開始から6:00で出現し、4:30間隔で復活します
バロンナッシャー出現 バロンナッシャーは試合開始から15:00で出現し、4:30間隔で復活します
ドレイク出現 エレメンタルドレイクは試合開始から3:30で出現し、3:30間隔で復活します
エルダードラゴン エルダードラゴンは4:30間隔で復活します
砲台ミニオン出撃 砲台ミニオンは試合開始から8:00経過後にウェーブ1つおきに出撃するようになり、19:00を過ぎると毎ウェーブ出撃するようになります

ランダムミッドのフリープレイとバランス調整

ランダムミッドにおけるフリーチャンピオンの選出方法を変更します。パッチ10.7以前は、直近3週分のフリーチャンピオンがランダムミッドで使用できました。

今後、ランダムミッドでは以下の65体のチャンピオンを常に無料でプレイできるようになります。エイトロックス、アーリ、アカリ、アムム、アニー、アッシュ、ブランド、ブラウム、ケイトリン、チョ=ガス、ダリウス、ドレイヴン、エコー、エズリアル、フィオラ、フィズ、ガレン、グレイブス、イレリア、ジャンナ、ジャーヴァンⅣ、ジャックス、ジン、ジンクス、カルマ、カーサス、カタリナ、ケイル、カ=ジックス、ルブラン、リー・シン、レオナ、ルシアン、ルル、ラックス、マルファイト、マオカイ、マスター・イー、ミス・フォーチュン、モルデカイザー、モルガナ、ノーチラス、ニダリー、パンテオン、パイク、クイン、レネクトン、リヴェン、ライズ、シヴィア、ソナ、ソラカ、スレッシュ、トリスターナ、トリンダメア、ツイステッド・フェイト、トゥイッチ、ヴァルス、ヴェイン、ベイガー、ヴェル=コズ、ブラッドミア、ウーコン、ザヤ、ゼド、およびその週のフリーチャンピオンが対象です。

今回の変更によって、ランダムミッドをプレイする際に選ばれるチャンピオンはより多彩になり、また新規プレイヤーにとってはフリーチャンピオンのプールを理解しやすくもなるはずです。新しくなったランダムミッドを気に入ってもらえれば幸いです。それでは、ハウリングアビスでお会いしましょう!

パッチ10.7 強化(バフ)

バード 与ダメージ +10%、被ダメージ -15% 与ダメージ +15%、被ダメージ -15%
レク=サイ 与ダメージ +12%、被ダメージ -10% 与ダメージ +12%、被ダメージ -12%
フィドルスティックス 与ダメージ -5% 調整なし(リワーク後に準拠)

パッチ10.7 弱体化(ナーフ)

アリスター 被ダメージ +5% 被ダメージ +5%、回復量 -10%
カサディン 被ダメージ -10% 被ダメージ -5%
ナミ 被ダメージ +5%、回復量 -10% 被ダメージ +5%、回復量 -15%
セト 調整なし 与ダメージ -5%、被ダメージ +5%
ソナ 与ダメージ-15%、被ダメージ +15%、回復量 -18%、シールド効果 -18% 与ダメージ-15%、被ダメージ +15%、回復量 -20%、シールド効果 -20%
シンドラ 与ダメージ +5% 調整なし
ティーモ 与ダメージ -10%、被ダメージ +5% 与ダメージ -10%、被ダメージ +7%

バグ修正

  • トリスターナのQ - ラピッドファイア、ミス・フォーチュンのW - ストラット、ドレイヴンのW - 血の疼き、マスター・イーのR - ハイランダーが通常攻撃のアニメーションをキャンセルしないようになりました
  • 「サイレンス」状態になったユニット上に表示されるアイコンを調整しました
  • 「へクスフラッシュ」を発動した後、「ニンバスクローク」の効果が即座に発動するよう修正しました
  • ヴァイがR - 自慢の拳を何らかの方法で妨害された際、アンストッパブル状態にならないようにしました

スキンの名称変更

パッチ10.6にてリリースしました「宇宙のラックス」と「暗黒の宇宙ラックス」に合わせて、スキンシリーズの名称統一のため、以下のスキン名が変更になります。
ダークコズミック ジン → 暗黒の宇宙ジン

近日公開のスキンとクロマ