パッチノート 11.22
シーズン終了が近づいてきました。Worldsファイナル、『Arcane』、勝利の栄光などなど!
シーズン2021がまもなく終了しますが、パーティは始まったばかりです。
今週末のWorldsに勝利するのはどのチームか?MAKE/BREAK 2021、最後の戦いがいよいよ始まります。今回のパッチではシーズンが終了するほか、Clashの報酬、『Arcane』スキン、勝利の栄光ブリッツクランクが登場します。また、恒例のチャンピオンの強化と弱体化、そして「ゴアドリンカー」の再調整も行われます。それだけではありません。今週末の『Arcane』公開を記念して、大量のエキサイティングなコンテンツとイベントが登場します。
私のPick 'emよ、さようなら。ファイナルでは皆さんの幸運をお祈りします。お楽しみください!
TFTの国では、新セットの「ギズモ&ガジェット」が登場します。TFTパッチノートの変更点はこちらでご覧ください!
Jina "ahrisoo" Yoon Paul "RiotAether" Perscheid
ミッドパッチアップデート
2021年11月4日(太平洋標準時) ヴァイとザヤのバランス調整
ヴァイとザヤは少々強くなりすぎています。皆さんがシーズン終了に向けて公平に上位ランクを目指せるよう、緊急バランス調整を行っておこうと思います。
ザヤ
Qの羽根1本ごとのダメージ 50/75/100/125/150(+増加攻撃力の50%) ⇒ 45/65/85/105/125(+増加攻撃力の50%)
Qのクールダウン 10/8.5/7/5.5/4秒 ⇒ 10/9/8/7/6秒
ヴァイ
レベルアップごとの基本物理防御 4 ⇒ 3
レベルアップごとの基本攻撃力 3.5 ⇒ 3
Rのスタン効果時間 1.4秒 ⇒ 1.3秒
2021年11月3日(太平洋標準時) ユーミのバグ修正
ユーミ
悲しみの猫 ユーミおよびくっついている味方の姿が隠れている(例:敵タム・ケンチにR - 丸呑みされている、味方ケインがR - 真影侵壊を詠唱している)状態で、ユーミがW - ユー&ミー!を使って味方から離れると、ユーミがインビジブル状態になってデスするまで表示されなくなる不具合を修正しました
パッチハイライト
Arcaneの世界へ
RiotX Arcane期間中の11月は、『Arcane』の公開を記念して、その世界を深く掘り下げるイベントが開催されます!サモナーズリフトで繰り広げられる、「Arcaneの世界へ」のパーティに参加しましょう。このパッチ期間中、『Arcane』をテーマにしたマップデコレーションや『Arcane』をテーマにしたスキン、2つの新たなインタラクティブ体験が登場します。
詳細は「Arcaneの世界へ」イベントサイトをご覧ください!
シーズン終了
チャンピオン
アカリ
固有スキルのダメージが増加。
アカリはあらゆるスキルレベル帯で弱い状態にあり、プロの試合でもまだ活躍を見せていません。それを考えると、彼女のゲームプレイで重要な位置を占める固有スキルは、磨きをかける余地があるかと思います。
固有スキル - 刺客の刻印
ダメージ 29~170(チャンピオンレベルに応じて)(+魔力の40%) ⇒ 35~182(チャンピオンレベルに応じて)(+魔力の55%)
グレイブス
固有スキルのダメージが低下。
グレイブスのユニークな通常攻撃には、十分すぎるクリティカル率が設定されています。これはひと昔前のアイテムシステムにおいて、グレイブスのクリティカルビルドはリスクが高かったためです。ですが、シーズン2021のアイテム変更によって、グレイブスでクリティカルビルドを組むリスクは大幅に低下しています。そこで今回、弾の反映率を引き下げることにしました。
固有スキル - ニュー・デスティニー
クリティカル時の各弾の基本ダメージ 増加攻撃力の30% ⇒ 増加攻撃力の20%
カリスタ
Eのダメージ反映率が増加。
カリスタは終盤に敵を串刺しにした際の満足度が十分ではないので、彼女の代表的なスキルのダメージを増加させます。またこの変更で、攻撃力特化のビルドを活用しやすくなるのではないかと考えています。
E - 引き裂く遺恨
ダメージ反映率 攻撃力の60% ⇒ 攻撃力の70%
二本目以降の槍の反映率 攻撃力の20/23.75/27.5/31.25/35% ⇒ 攻撃力の23.2/27.5/31.9/36.3/40.6%
ケイン
ダーキンのQのダメージ反映率が増加。ダーキンのRの対象の最大体力に対するダメージ率が上昇。
前回のパッチで「ゴアドリンカー」が弱体化されたことにより、赤ケイン(ダーキン)は他のファイターよりも大きくダメージが低下しています。そこで、彼のキットのダメージの一部を元に戻します。また、アルティメットスキルの魅力が試合序盤で少し薄れているので、パワーを少し増加させます。
Q - 飛影斬
ダーキンの物理ダメージ 攻撃力の65%(+対象の最大体力の5%(+攻撃力100ごとに4%)) ⇒ 攻撃力の65%(+対象の最大体力の5%(+攻撃力100ごとに5.5%))
R - 真影侵壊
ダーキンの物理ダメージ 対象の最大体力の10%(+増加攻撃力100ごとに13%) ⇒ 対象の最大体力の15%(+増加攻撃力100ごとに13%)
カ=ジックス
Qのダメージ反映率が低下。
進化こそカ=ジックスの本質ですが、この虫は何も変更されずにシーズンを終えるところでした!彼は基本的にシーズンを通して強い状態でしたが、多くのライバルのジャングラーたちが弱体化されたことで人気が上昇しています。最近になって彼のパワーが「強い」から「強すぎ」まで上昇しているので、ダメージを少し低下させます。
Q - 甘美なる恐怖
合計ダメージ 60/85/110/135/160(+増加攻撃力の130%) ⇒ 60/85/110/135/160(+増加攻撃力の115%)
孤立時のダメージ 126/178.5/231/283.55/336(+増加攻撃力の273%) ⇒ 126/178.5/231/283.55/336(+増加攻撃力の241.5%)
マオカイ
固有スキルの体力回復量が低スキルレベルで低下。Wの基本ダメージが低下。
マオカイのタンクサポートビルドがソロキューで強すぎて、以前から強力だった魔力サポートビルドをも凌ぐ勢いです。今回、序盤のプレッシャーと耐久力は低下させますが、ソロレーンのマオカイのために終盤は戻します(ソロレーンのマオカイも強いですが、人気というほどではありません)。
固有スキル - 魔樹液
体力回復量の最大体力反映率 7~15%(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 5~15%(チャンピオンレベルに応じて)
W - 樹人の進撃
基本ダメージ 70/95/120/145/170 ⇒ 60/85/110/135/160
キヤナ
基本体力が低下。レベルアップごとの基本体力が増加。Qのダメージを変更。Eのダメージを変更。
キヤナはエリートのスキルレベル帯で強い状態ですが、平均的なスキルレベル帯では弱い状態なので、単純な弱体化ではなく、パワーをシフトさせる調整を行います。エリート帯のプレイヤーは序盤のリードを非常に上手く活用し、ゴールド差を早期にスノーボールさせています。そこで、序盤のパワーとゴールドのスケーリングを、平均的なプレイヤーでも活用しやすいレベルに応じたパワーと入れ替えます。
基本ステータス
基本体力 590 ⇒ 520
レベルアップごとの基本体力 90 ⇒ 110
Q - イシュタルの切先
ダメージ 60/85/110/135/160(+増加攻撃力の90%) ⇒ 50/80/110/140/170(+増加攻撃力の75%)
E - 俊烈
ダメージ 50/80/110/140/170(+増加攻撃力の70%) ⇒ 50/90/130/170/210(+増加攻撃力の50%)
レネクトン
Wのスタン効果時間とロックアウト時間が増加。
パッチ11.18のレネクトンのスタン効果への変更でプロの試合での人気の高さは抑制できましたが、その代償はあまりにも大きすぎました。その弱体化は元に戻し、ワニちゃんが再びプロシーンを丸呑みしてしまうことがないように別の方法を探します。
W - メッタ斬り
強化時のスタン効果時間 1秒 ⇒ 1.5秒
ロックアウト時間 0.375秒 ⇒ 0.525秒
リヴェン
Wの基本ダメージが増加。Eのシールド反映率が増加。
リヴェンは「ゴアドリンカー」の弱体化による影響を大きく受けており、特に平均的なスキルレベル帯において、パッチ11.21では大幅に弱くなっていました。このパッチでは「ゴアドリンカー」に小規模な強化が行われますが、それでもまだリヴェンには強化が必要なので、ダメージとシールド量に補填を行いたいと思います。
W - 気功破
ダメージ 55/85/115/145/175(+増加攻撃力の100%) ⇒ 65/95/125/155/185(+増加攻撃力の100%)
E - 勇躍
シールド 85/115/145/175/205(+増加攻撃力の100%) ⇒ 85/115/145/175/205(+増加攻撃力の120%)
ヴァルス
Eのダメージ反映率が増加。
脅威ヴァルスの弱体化は少しやり過ぎだったので、脅威を活かしたプレイスタイルを盛り上げられるよう、Qよりは影響が少ないEに少しパワーを戻します。ヴァルスの通常攻撃時効果ビルドは安定しており、この強化で強くなりすぎることはないと考えています。
E - 滅びの矢雨
ダメージ 60/100/140/180/220(+増加攻撃力の60%) ⇒ 60/100/140/180/220(+増加攻撃力の90%)
ヴァイ
QとRの一貫性を改善。
妹と張り合えるよう、ヴァイには現在の環境に即した改善を加えても良いかと思います。そこで今回、対象の捕獲と行動妨害付与のメカニズムに一貫性を持たせる変更を行います。今回の変更でヴァイは、フラッシュを用いたQのダッシュを安定して敵に命中させられるようになり、また対象へのノックアップ(そしてノックバック)も一貫性が増すはずです。これで一流の用心棒に相応しい活躍ができるでしょう。
Q - 真っすぐいってぶっとばす
ノックバック効果時間 0.7秒 ⇒ 0.75秒
NEW出口は作るもの 壁を超える際に、ダッシュの距離が最大50ユニット延長されるようになりました
アップデート一瞬の見極め 移動距離と与えるダメージは、0.25秒ごとに増加するのではなく、詠唱時間の正確な長さに応じて増加するようになりました
アップデートパンチライン 対象のノックバックは、ヴァイと接触した瞬間に発生するようになりました
R - 突入捜査
ノックアップ効果時間 1.25~1.49秒 ⇒ 1.4秒
アップデート古き良き 対象のノックアップ時間と、Rスキルアニメーション中のヴァイ自身のスタン時間に一貫性を持たせました(以前は発動ごとに変化)
アップデートダンク Rスキルによるノックアップは、メイン対象から300ユニット離れた位置で発生するようになりました(以前は0.25秒ごとのインターバルに応じて、0~300ユニットの間で変化)
アップデートそこをどきな! アルティメットスキルの進路にいる対象が、ヴァイと接触した瞬間にノックバックするようになりました
ユーミ
Eの体力回復量と移動速度の反映率が低下。
ユーミはWorldsでも活躍していますが、ソロキューでもバン率が非常に高くなっています。そこで長引いた試合で相手にとってフラストレーションになる「バビューン!」を対象に弱体化を行います。また、パッチ11.18で行った序盤の強化のおかげで、そこまでパワフルである必要性がなくなっています。全体として、これらの変更でユーミはレーンで味方を積極的に助けるプレイが推奨されるようになり、終盤の敵にとってのフラストレーションが緩和するでしょう。
E - バビューン!
移動速度 15%(+魔力100ごとに10%) ⇒ 15%(+魔力100ごとに6%)
体力回復量 70/105/140/175/210(+魔力の40%) ⇒ 70/100/130/160/190(+魔力の35%)
アイテム
ゴアドリンカー
前回のパッチで「ゴアドリンカー」に大幅な変更を行いましたが、結果としては弱体化しすぎました。前回のパッチノートでお話ししていたように、「ゴアドリンカー」は戦闘で生き延びるためのものとしてデザインされているので、耐久力とサステインのステータスを強化します。これらの変更で以前ほどではないながらも、ある程度は人気が戻るはずです。
体力 400 ⇒ 450
オムニヴァンプ 8% ⇒ 10%
絶え間なき渇き(オーンのアイテム)
体力 550 ⇒ 600
オムニヴァンプ 13% ⇒ 15%
バグ修正と利便性の向上(QoL)
- 削除リーグクライアント クライアントの状態を正確に反映できるよう、「ステータス画面表示を省略」のページを対戦終了時の体験から削除
- アップデートプレイヤー行動システム AFKペナルティへの変更を韓国でも導入
- ウーコンの分身が消滅した際に「デス ダンス」の「自動効果 - 拒絶」を発動させていた不具合を修正
- 「ホライゾン フォーカス」を装備した状態でブラストコーンに攻撃すると、周囲の味方がこのアイテムのデバフを受けてしまう不具合を修正
- アジールが敵を攻撃していないのにW - 目覚めよ!が「女神の涙」のスタックを付与していた不具合を修正
- 「生命の泉」がルシアンの固有スキル - 二挺拳銃の2回目の射撃で「警戒」を発動させていた不具合を修正
- フィドルスティックスのW - 豊かな収穫を最後まで詠唱した際のクールダウンの部分的な回復が行われないことがあった不具合を修正
- ゼラスのR - アーケーンライトの飛翔物のダメージが着弾前に狙いを変えられていた不具合を修正
- 体力が最大の味方を回復した後に、その味方がキルを獲得した場合、アシストとして判定されるようになりました
- ベーススキンのミス・フォーチュンと、ベーススキンのジリアンの音声をリマスターし、セリフを聞き取りやすくしました
- ブラッドミアのE - 血液奔流のチャージ中の効果音がすべてのスキンで復元されました
- PROJECT: Vayne、混沌の闇ヤスオ、ザイラの複数のスキンで発生していた、音声に関する複数の不具合を修正しました
近日公開のスキンとクロマ
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。