パッチノート 11.8
やあ、おかえりなさい!
このパッチでは、あらゆるプレイヤーの方々に何かしらお楽しみいただけるものをご用意しています。最先端のネタをお探しの方は、サモナーズリフトへの道をチョキチョキと切り開いたグウェンのハサミをどうぞ。前パッチのスペーシーなノリに飽きてしまった方には、硬い甲羅をさらに磨き上げたラムスのシビれるビートをおすすめします。また、衣替えを終えていい感じの春物が欲しくなった方のために、手直しされた一部のミシックをお手持ちのエンチャンターで試着してみるのもいいでしょう。これらに加え、熱き魂を持ったヨードル、正式な国家資格を持った紫色の医師といったチャンピオンを、またかつてのレーンでプレイできるようにもなっていますよ。
どうでしょう? 続きを読んでみたくなったのでは?それではまた、次のパッチノートでお会いしましょう。
寄ってらっしゃい見てらっしゃい、セットが終わって「レコニング」に切り替わる前に、こちらでTFTのパッチノートをどうぞ!


ミッドパッチアップデート
2021年4月16日(太平洋標準時) グウェンのバランス調整
グウェン
2021年4月15日(太平洋標準時) ラムスのバグ修正
ラムス
2021年4月13日(太平洋標準時) ランダムミッドのビジュアルエフェクトに関するアップデート
以下のアップデートはパッチ11.8リリース時点で導入されていましたが、パッチノートで記載漏れとなっておりました。
雪玉
- 発射した雪玉が、以前よりも実際の当たり判定を反映したものになり、また混戦の最中でも見やすくなりました
- マークした対象に表示される再発動時のビジュアルエフェクトを追加しました
- 命中時と外れた時のビジュアルエフェクトを更新しました
- 外れた雪玉のビジュアルエフェクトを更新しました。これで命中したかどうか、分かりやすくなったはずです!
ポロ
- 「ポロのおやつ」のアイコンを更新しました
- チャンピオンが一番近くのポロに、実際におやつを放り投げるようになりました。ビジュアルエフェクトもより可愛くなっています!
- 「ポロのおやつ」を投げると、ポロが目にハートを浮かべて立ち止まり、口を大きく開くようになりました
- ポロがおやつを受け取った際のビジュアルエフェクトを更新し、ムシャムシャ食べる様子がわずかに描かれるようになりました
- おやつを貰ったポロが目にハートを浮かべて嬉しそうに走り回るようになり、その間に表示されるハートのビジュアルエフェクトも更新しました
- 一度おやつを貰ったポロは、試合終了までハートのビジュアルエフェクトが歩いた跡に表示されるようになりました
- 10回おやつを貰ったポロは破裂して何体かのポロに分裂しますが、その際のエフェクトをより壮大にしました
生命の遺宝
- 遺宝(浮遊している十字架)のビジュアルエフェクトを更新しました
- 遺宝を拾ったチャンピオンに表示されるビジュアルエフェクトを更新しました
- 範囲内の全員に表示される回復時のビジュアルエフェクトを更新しました
その他
- 復活時のエフェクトを更新しました
- タワーの輝きを調整し、流れ落ちる冷気をわずかに追加しました
2021年4月13日(太平洋標準時) オムニヴァンプ、「サングイン ブレード」、ヨリックに関するバグ修正
オムニヴァンプアイテム
サングイン ブレード
ヨリック
パッチハイライト
チャンピオン

アニー
Wのコストが低スキルレベルで増加。
アニーはここ最近、相手を片っ端から黒焦げにし続けていました。Wのコストを増やせば、今後はミニオンと敵チャンピオンのどちらを燃やすか、しっかりと見定めなくてはならない場面が出てくるはずです。
W - バーニングファイア

アフェリオス
固有スキルの脅威が増加。Rの各メインウェポン効果が強化。
11.2で「クラーケン スレイヤー」とのシナジーを弱めて以来、アフェリオスはずっと顔色が悪いままになっていました。ほかのハイパーキャリー型マークスマンとの格差を是正するため、(積年の課題だった)“脅威”の成長率、そし各武器のアルティメットの効果を強化し、彼にもツキ(月)が向いてくるようにしました。
固有スキル - 殺す者と導く者
R - 月光の祈り

カシオペア
Eのコストがスキルレベルに応じて低下するように。
試合中盤から終盤にかけての集団戦に必要なマナを確保するため、カシオペアは「女神の涙」を手放せない状態となっています。これが原因でパワーとアイテム選びの双方に問題が生じていることから、マナの必要性が徐々に下がっていくような変更を加えました。
E - ツインファング

ドクター・ムンド
固有スキルの体力自動回復の上限が増加。
目下のところ、ジャングルムンドはイケイケ過ぎで、逆にトップムンドはすっかりしょぼくれてしまっているようです。そこでクリアスピードを下げることでこの問題に対処しました──これにより、彼も(ジャングルキャンプを掻っ捌くのを止めはしない程度に)落ち着いてくれることでしょう。またレーンのムンドについては、理想的な肉の壁となれるよう自動回復能力を注入してやることにしました。
固有スキル - アドレナリンラッシュ
Q - ホウチョウ
E - マゾヒズム

ナー
Wの増加移動速度が低スキルレベルで減少、高スキルレベルで増加。
リードを緩めすぎてしまったせいで、ここ最近ナーがマップの至る所でぷんすこしまくっており、私たちとしてもすっかりシャバナバしていたところだったので、少しリードを引っ張ることにしました。
W - ごきげん

ルブラン
Qのダメージと合計ダメージが増加。
突如現れて大ダメージを与え、すぐに姿を消す神出鬼没の奇術師として知られるルブランですが、最近はその火力がペテンのように感じられてしまっていました。
Q - シジルマリス

オリアナ
Eの増加防御力が低スキルレベルで低下。
この時計仕掛けの舞姫はプロシーンにおけるミッドレーンメイジの“鉄板”となりつつあります。序盤のレーン戦における安全性と、中~終盤の集団戦における強さを兼ね備えていることから、デメリットが少なく安定感のあるなんでも屋な火力源として機能していたのです。そうしたバランスの悪さを解消するため、試合序盤での打たれ強さを引き下げることにしました。
E - オーダー:防御

アップデート ラムス
Qの基本ダメージが高スキルレベルで減少。Wが通常攻撃によって延長されるように。Eのタウント効果時間が減少。Rがリニューアルされ、ラムスが飛び上がって激しく着地、その衝撃波でスロウを与えるように。スキルのビジュアルエフェクトと効果音がアップデート。
「ワイルドリフト」でのラムスのリリースを記念して、こちらでもちょっとしたビジュアルアップデートをご用意しました!新たな効果音やビジュアルエフェクトに加えて、このアルマジロが猛スピードで突き進み、敵のど真ん中に飛び込んで凄まじいインパクトを発生させる新たなアルティメットも導入されています。
Q - ころころ
W - かたくなる
E - ぴりぴり
R - どーんどーん

ランブル
基本魔法防御とレベルアップごとの魔法防御が減少。固有スキルによるオーバーヒート中の追加ダメージが減少、標的の最大体力に応じて変化するようになり、さらに攻撃速度も増加するように。Eが標的の魔法防御を低下させるように。
ランブルはミッドでは上手く行っているものの、トップレーンではやや元気を失っているようでした。そこでトップランブルについては硬い標的をより倒しやすくする一方、ミッドランブルについては(とくにメイジ相手のレーニング中の)打たれ強さを低下させることで、各ロールの強さの丁度良い落とし所を探ろうと考えました。
基本ステータス
固有スキル - ポンコツタイタン
E - エレクトロハープーン

スレッシュ
Eのクールダウンが増加し、スキルレベルの影響を受けるように。
スレッシュは未だ最強サポートの一角として人気を博していることから、今回は彼の持つ“万能ツール”の能力を弱めました。
E - 絶望の鎖

ブラッドミア
Qのクールダウンが高スキルレベルで減少。
かつては大急ぎでクールダウン短縮アイテムを購入していたブラッドミアですが、新しいミシックアイテムの仕組みによってそれが不可能になり、流石の彼も動揺を隠せていないようでした。その埋め合わせとして、今回はそのクールダウンを低下させることにしました。
Q - 吸血

ヨリック
「ミストウォーカー」のダメージが低下。E命中時のリープ攻撃ダメージが低下し、その後から8回分のダメージが増加するように。タワーが「霧の乙女」よりミニオンを優先して攻撃するように。
どうにか上手くいきました。ついにヨリックを蘇らせることに成功したのです! ……が、勢い余ってバランスも崩してしまったようです。パッチ11.6で彼に施した強化へのフォローアップとして、今回は(あくまでも彼がまた墓の下に戻ってしまわない程度に)ダメージ能力の一部を引き下げることでバランスを整えています。そして今回は、もうひとつの課題であった「霧の乙女」の生存能力も向上させています──この最強のスプリットプッシャーもようやく乙女の身を案じることなく、ミニオンを駆使することでタワー破壊に専念できるようになったのです。
固有スキル - 魂の導き手
E - 悲嘆の霧
R - 嘆きの墓標

ザック
Wのダメージが増加。
昨シーズン中に行われたジャングルキャンプの体力、そして「バミ シンダー」の調整により、ザックは試合中盤におけるクリアスピードを大きく奪われてしまいました。そこでもっとダメージを出せるようにし、あわせて魔力系ブルーザービルドも強化することで、自身の仕事に復帰してもらえるようにしました。
W - スライムクラッシュ
ジャングルチャンピオン関連の変更
ジャングラー適性のあるチャンピオンや人気チャンピオンの一部を、実際にジャングラーとして通用するレベルまで強化しました。過去すでに何人ものチャンピオンで試していることではありますが、今回の変更は安全かつ競争力のあるキャンプクリア能力を与えているため、新人ジャングラーとしてトライしたいと思っていた皆さんにもきっと満足していただけることでしょう。
ダリウス
ダイアナ
モルデカイザー
ゼド
モルガナ
アイテム
サポート用ミシックアイテム
エンチャンターのニーズを「ムーンストーンの再生」が完全に満たしてしまっていたことで、ミシック選びの幅が狭まっていました。そこで彼らの可能性と持ち物の幅を広げるために以下のアイテムの性能を調整し、回復とシールドは「ムーンストーンの再生」、もっと素早く攻撃的なプレイには「シュレリアの戦歌」といったように、状況に応じて選べるようにしました。また移動速度アイテムが多くなりすぎないよう、「フロー ウォーター スタッフ」の効果をスピードアップから魔力攻撃に切り替えました。
ムーンストーンの再生
シュレリアの戦歌
フロー ウォーター スタッフ

ケミテック ピュートリファイアー
「ケミテック ピュートリファイアー」については使えるシチュエーションを大きく広げ、サポートにとってより有力な選択肢にすることを目標としています。まず第一に、(「アーデントセンサー」や「フロー ウォーター スタッフ」のように)誰か味方を対象にしない限り自身への効果が発生しないようにしました──自分自身に効果を与えられるようにしてもそれほど大きな効果は発生しないと見ていたのですが、実際には(「強欲な賞金首狩り」などとの)想定外の奇妙な相互作用が生まれてしまっていたためです。またこのアイテムは、ほかと比べて上手く機能しておらず人気が低かったため、軽い強化も施しています。

アイオニアブーツ
このブーツはプロシーンでも人気が高く、ほかのジャングラー向けブーツをすっかり押し退けてしまっています。低コストでの素早いクリアやギャンクを中心とする、あまり好ましくないジャングルメタにこのブーツの価格が寄与していることから、今回の値上げを決めました。

ヘクステック ロケットベルト
“単独の標的を仕留めることに長けたチャンピオン”という本来のターゲットであるはずのプレイヤー層にも、現状では「ヘクステック ロケットベルト」よりも「ナイト ハーベスター」の方が人気があり、また高い効果が得られているようです。そこで両アイテムの方向性の違いを強調することで、「ロケットベルト」の人気を再燃させることにしました。
ゲーム内ショップのアップデート
- 「すべてのアイテム」一覧からミシックアイテムを購入すると、「ミシック」欄が折りたたまれるようになりました。一度ミシックを購入するとほかのミシックアイテムを購入できなくなるため、無駄なスペースの節約になります。
- HUDのスケール変更によってショップの表示が崩れる不具合を修正しました。
- 様々なパフォーマンスの改善とバグ修正を施しました。これからはレーン戦の敗北をショップのせいにできなくなるはずです。
シュリーマ Clash
今ラウンドのClashのテーマは「シュリーマ」です。チームメイトにも「目覚めよ!」と活を入れておきましょう。最初の週末は4月17日と18日、2回目は5月1日と2日です。また最初の週末に向けたチーム結成は4月12日から可能となります。
シーズン2021 名誉レベル5クロマ
LoLプレイヤーの中でもとくにスポーツマンシップを備えた皆さん──すなわち、名誉レベル5に到達したプレイヤーへの褒章として、毎シーズン「中世トゥイッチ」と「銀狼ワーウィック」に新しいクロマを追加してきました。
名誉レベル5カプセルには「名誉5トークン」が1つ含まれており、このトークンは「中世トゥイッチ」スキン、「銀狼ワーウィック」スキン、新作クロマのどちらか1点、もしくは過去にリリースされたクロマ1点と引き換えることができます。クロマについては、まず「中世トゥイッチ」か「銀狼ワーウィック」のどちらかを入手してからでないと解除できませんが、両方揃える必要はありません。この名誉レベル5カプセルには、「ランダムなエモート」または「ランダムなワードスキン」も1つ含まれています。
ランダムミッドのバランス調整
11.8 バフ(強化)
11.8 ナーフ(弱体化)
バグ修正/利便性(QoL)の変更
- リーグクライアント:クライアントのロード中にソーシャルパネルがちらつき続ける不具合を修正しました
- リーグクライアント:プレイヤーが自分のプロフィール画面で特定のチャンピオンのデータを確認できなくなる不具合を修正しました
- ラカンがE - バトルダンスを再使用した際にも「エアリー召喚」が正しく発動するようになりました
- サイオンのR - 猪突猛進で巨大な標的も正しくノックアップされるようになりました
- コーキのE - ガトリングガンのツールチップ上の数値を正確な内容に修正しました
- ケネンのW - 稲妻の奔流の効果音が発動後からキルされるまでずっと再生され続けるバグを修正しました
- アリスターがモルガナのE - ブラックシールドとマルザハールの固有スキル - ヴォイドシフトを展開中の相手からもE - 踏破のスタックを獲得できるようになりました
- キンドレッドのW - 狼の激昂について、狼が後からスキルの効果範囲内に入ってきたリフトスカトルを攻撃しないバグを修正しました
- トランドルのW - 凍てつく大地がオムニヴァンプの回復効果を正しく増加させるようになりました
- ジャーヴァンⅣがストライドブレイカーの発動と同時にR - 決戦場を使用した際、地形の囲いの外に出られてしまうバグを修正しました
- オリアナのE - オーダー:防御のツールチップ上で、ダメージとシールド量の表示が入れ替わっていた部分を修正しました
- ユーミが射程外にいる戦闘中の味方にW2 - 計画変更を連打した際、「ムーンストーンの再生」の自動効果が発動しないよう修正しました
- 「アイアンスパイク ウィップ」、「ゴアドリンカー」、「ストライドブレイカー」の発動効果によって敵チャンピオンのスペルシールドが除去されない不具合を修正しました
- 「プローラー クロウ」の発動効果「サンドスワイプ」が、スペルシールドを持っている相手にもダメージとデバフを付与してしまうバグを修正しました
- 「騎士の誓い」について、「誓約」で指定した味方チャンピオンが対象指定されない状態で受けたダメージも、自動効果「犠牲」によって正しく肩代わりされるようになりました
- 「クラーケン スレイヤー」を装備したケイルが3回目の通常攻撃にE - 星炎の刃を使用した際、確定ダメージが正しく発生するようになりました
- クリティカル発生時を含むあらゆる状況で、(クラーケン スレイヤーを装備した)ジェイスのマーキュリーキャノンによる3回目の通常攻撃で確定ダメージが正しく発生するようになりました
- 「ダークウォーター ダイアナ」でQ - 月影を使用した際、正しい音声が再生されるようになりました
- 「バトルアカデミア ケイトリン」のW - ヨードルトラップヒット時音声が、トラップの位置ではなくケイトリン自身の位置から再生されるようになりました。またR - ブルズアイの発動時音声についても、敵味方の区別なく再生されるようになりました。
- フィオラのR - グランドチャレンジの音声が、標的の位置ではなくフィオラ自身の位置から再生されるようになりました
近日公開のスキンとクロマ
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。