パッチノート 12.2
ビリッとしながらザッと駆け出す「ゾウンの火花」──ゼリがパッチ12.2にて、いよいよサモナーズリフトにやってきます!
このパッチではシビれる新チャンピオンが登場するほか、沢山のチャンピオンにバランス調整が加えられています。天気予報によると、ジャンナに中規模なアップデートが行われ、アイテムやドラゴン、ルーンについてもいくつかの調整が施されるようです。
そして今週は「ルナーフェスティバル」イベントも開催となります!ARUFの復活やエキサイティングなミッション(必要となるポイント数が低下)、美しき「磁器」スキンシリーズや「爆発花火」シリーズの新スキン、そしてプレステージスキンが含まれるこのスペシャルなイベントで、寅年をお祝いしましょう。旧正月、おめでとうございます!
TFTでは、コンバージェンス中から集まったタクティシャンたちが、新イベント「黄金ランタンの贈り物」でルナーレジェンドフェスティバルをお祝いしています。イベントの詳細はTFTのパッチノートでご確認ください!


ミッドパッチ12.2アップデート
2022年1月28日(太平洋標準時)
ARURFのバランス調整
チャンピオンの強化
チャンピオンの弱体化
2022年1月26日(太平洋標準時)
ゼリ
ジャンナ
2022年1月21日(太平洋標準時)
グレイシャルオーグメント
パッチハイライト
チャンピオン

アップデートジャンナ
基本ステータスとすべてのスキルを調整。
ジャンナはここ数シーズンに渡り、とくにボットレーンのほかのエンチャンターと比べて、プレイにやりがいが感じられない状態が続いていました。そこで今回、彼女のクラシックなプレイスタイルとアイデンティティーは維持しつつ、中規模なアップデートを実施することにしました。多くのエンチャンター使いにとって、ジャンナならではの魅力は味方へのシールドとピール能力にあるでしょうから、Wを含むポーク能力のパワーをEとQに移すことにしました。また、そよ風があなたの背中を押してくれるよう、利便性を向上する変更もいくつか行っています。
基本ステータス
固有スキル - テイルウィンド
Q - ハウリングゲイル
W - ゼファー
E - ストームブレス
R - モンスーン

ルル
Wのクールダウンを延長。
ルルは特に最上位のスキルレベル帯において、しばらくの間ボットレーンの女王となっていたので、彼女のスキルの中でも最も万能性の高いスキルを少しだけ弱体化します。
W - イタズラ

ノクターン
レベルアップごとの体力が上昇。Qのダメージ反映率が上昇。
ノクターンはどんなビルドやルーンを選ぼうが、あらゆるスキルレベル帯で悪夢のような状態に陥っています。スケーリング能力を強化することで、アルティメットスキルの暗闇に頼り切るのではなく、試合が進むにつれてもっと活躍できるようにしました。
基本ステータス
Q - 闇の手

キヤナ
基本体力自動回復が低下。茂みQの効果時間が短縮。
キヤナは現状、エリートのスキルレベル帯において少々強すぎる状態にあります。そこでインビジブル状態になっていられる時間を減らすことにしました。この変更により、エレメントの女帝を相手にする際のフラストレーションが多少軽減されるはずです。
基本ステータス
Q - イシュタルの切先

レンガー
Rの自動効果でカモフラージュ状態からの飛びかかりが可能に。
ジャングルを主戦場とするこのバトルネコちゃんは、ケミテックリフトにかなり苦しめられています。このリフトに影響を受けているチャンピオンは彼だけではありませんが、レンガーのパワーの大半は茂みを活用する固有スキルに依存していたことから、最悪の事態を迎えていたのです。12か所の茂みが無くなったことで、基本的なファームのパターンだけでなく、ゲームプレイ全体にも大きな影響が出ているので、新たな方法で敵に飛びつけるようにします。──マタタビは必要ありません(これはRの自動効果であり、アルティメットスキルにスキルポイントを割り振った時点で利用可能になります)。
R - 狩猟本能

サミーラ
Rの基本ダメージが増加。
「イモータル シールドボウ」の弱体化によってサミーラの中盤戦への移行の安定性が低下したため、Rの基礎的なポテンシャルを少し高めることで、スタイリッシュにスノーボールできるようにしました。
R - インフェルノトリガー

セナ
Qの自動効果により、通常攻撃がスロウ効果を付与するように。
今シーズンのセナはかなり弱く、とくにDPS系ビルドをした際は顕著といえるでしょう。以前の「グレイシャルオーグメント」はDPS系プレイスタイルの重要な一部となっていましたが、今ではセナの通常攻撃では発動しなくなってしまったため、彼女のキットに補助的なパワーを与えることにしました。
Q - ピアシングダークネス

シェン
Qのダメージが減少。
パッチ12.1での「テレポート」の変更により、トップレーンから他レーンに対する影響力を持つという点で、シェンは再び王者の地位に返り咲きました。そこで均衡を保つため、マップを移動するパワーに手を付けない代わりにデュエリストとしてのダメージを低下させました。こうすれば “マップ全体に渡って存在感を発揮できる”というシェンの特徴を、そのまま彼のもっとも強力なツールとして残しておけるはずです。
Q - 護刃招来

アップデートタム・ケンチ
Qのスロウ効果が上昇。Eを調整し、灰色の体力として蓄えられるダメージが低下(周囲に複数の敵がいる場合は除く)。Rの味方へのシールド量が増加、味方を丸呑みした際に移動速度が増加するように。
パッチ11.13にてタム・ケンチにミニリワークを行いましたが、これは以前のスキルセットだと、高度に連携が取れたチームプレイにおいてあまりにも優位すぎたためです。当時の目標は、プロシーンにおけるピック/バンの優先順位を下げつつ、その楽しいプレイスタイルを維持しながら、トップレーン及びサポートの両ロールにおける勝率を妥当なレベルで安定させることにありました(歴史的に見ると、サポートよりもトップレーンでの勝率の方が遥かに高かったのです)。
リワークについて言うと、プロのプレイに関しては以前ほど優先順位が高くなっていないことから、上手くいっていると言って良さそうです。しかし勝率に関しては、リワーク後もサポートとトップレーンの差に劇的な改善は見られず、むしろその差が浮き彫りになりました。そのため、サポートを楽しむプレイヤーたちは“もはやこのナマズはサポートで使うものではない”と感じるようになっているようです。こういった影響のすべてをある程度の期間観察することができた今、トップレーンでの強さを抑制しつつ、リスクを取ってでもサポートのタム・ケンチを強化することに決めました。
Q - 味見
E - ゆるゆる皮膜
R - 丸呑み

タロン
Wのモンスターに対するダメージ反映率が低下。
ジャングルに新たなプレイヤーや新しいプレイスタイルをもたらしてくれることを期待して、パッチ11.18でタロンジャングルを導入しました。結果として、彼はジャングルでもっとも強力なアサシンの1人となってしまいました──とくにエリートのスキルレベル帯では機動性、ダメージ、クリア速度に関してほとんど他の追随を許さない状態にあります。相変わらずフレックスピックとしてとても楽しいチャンピオンではありますが、現状はほとんど弱点がなく、相手にした際にイライラの種となることも確かです。そこで、クリア速度を大幅に弱体化する調整を施すことにしました。まったく使えなくするわけではなく、今までと同じく機動性の高さを活用できれば優位を築けるはずですが、タロンと共にジャングルに飛び込む際にはもう少し考える必要が出てくることでしょう。
W - 飛燕手裏剣

トリスターナ
基本体力と体力自動回復が増加。
ここ最近、ロケットガールは調子がよくありません。スキルの威力は十分なものの、リスクが高く、スタックさせるのに時間がかかる場合があるのです。そこでコンボを最後まで叩き込み、爆発的なプレイを生き延びられるだけの余裕を持たせるため、序盤の耐久力を高めてやることにしました。
基本ステータス

ベイガー
Qのクールダウンが短縮、大型モンスターとミニオンからのスタックが増加。
最近、この小さき大魔王は十分な恐怖を与えられていないようです。そこで偉大なる悪の力のスタック増加率を上げ、ミッドレーンのライバルたちを見下ろせるようにしました(少なくとも、比喩的な意味で)。
Q - イーヴィルストライク

ボリベア
レベルアップごとの基本攻撃力が増加。Eのクールダウンを短縮。
かつては恐れられていたボリベアですが、現在は誰にとっても、どこであろうと活躍できていません。そこで安定して活躍できるよう基本ステータスを強化し、彼の特徴である嵐を呼ぶスキルの使用頻度も高めました。
基本ステータス
E - 天破の一撃

ヤスオ
Qのダメージ反映率が上昇。
サミーラと同様、風の兄弟たちも「イモータル シールドボウ」の弱体化で大きな影響を受けました。その埋め合わせとして、パワーの一部をプレイヤーの技量への依存度が高いスキルに戻すことにしました。
Q - 抜刀

ヨネ
Qのダメージ反映率が上昇。
もちろん、兄弟対決で遅れを取らないよう、ヨネにも同じ調整を行います。
Q - 斬命刀

ゼド
Rの基本ダメージ反映率が低下。
ゼドはそのパワーにおいてもバン率においても、徐々に影から姿を表しつつあります。今回の弱体化により、キルを獲得するには通常スキルの上手な活用が必要になってくることでしょう。
R - 死の刻印
アイテム

リッチ ベイン
シーズン2021の開始時に「リッチ ベイン」をリワークし、スキルヘイストの削除、「追撃」ダメージの増加とクールダウンの延長を施すことで、活用できるチャンピオンを増やしました。これらの変更により、とても大きな瞬間火力を叩き出せるツールとなりましたが、その瞬間火力は一年を通じて何度か弱体化を受けました。結果として、「リッチ ベイン」はその主要なユーザーにとってかなり物足りない存在になってしまっているため、より健全な状態になるよう、部分的に元に戻すことにしました。

リーライ・クリスタル セプター
「リーライ・クリスタル セプター」はここ数シーズンに渡って、居場所を見つけられずに苦戦しています──その理由はタンキーなバトルメイジ、DoT型の攻撃を得意とするバーンメイジ、魔力系サポートのすべてに対して、同時に役立つ存在になろうとしていたからです。そこで、コストを下げて体力を増加させることで、補助性能アイテムとしての用途に絞り込み、タンキーな中射程メイジとサポートにとって活用しやすいアイテムになるよう調整しました。

ターボ ケミタンク
プレシーズン2022で「ターボ ケミタンク」に行ったアップデートの目標は、ギャンクやイニシエートを得意とするタンキーなチャンピオンが、移動で溜めた力を必要な場面で素早く爆発力に変えられるようにすることでした。ですが、燃料補給のスタックがあまりにダッシュで溜めやすかったため、非タンク系チャンピオンがDPSを高めるのに活用する結果となってしまいました。こうした発想力は賞賛に値しますが、「ターボ ケミタンク」はあくまでタンク向けアイテムだと考えています。そこで今回、自動効果のスタックに上限を設けることにしました。とはいえ、これらの調整は本来の使い方にはあまり大きな影響を与えないはずです(これらの変更はオーンの名匠アイテムである「ターボチャージ ヘクスペリメント」にも適用されます)。
ジャングル

ケミテックドレイク
ケミテックドラゴンソウルはほかのドラゴンソウルのバフと比べ、まだまだ大幅に強すぎる状態にあります。そこで、ゾンビ状態の体力と……、えーと、寿命? ……いや、予測寿命? ……それとも、効果時間? ……とにかくまあ、それ的なものを弱体化することにしました。
ケミテックドラゴンソウル
ケミテックリフト
ケミテックリフトに関しては、リードしているチームにとって有利になりすぎないよう、いくつか変更を行いました。
(この機会にお伝えしますが、実は前回のパッチでケミテックリフトにサイレント調整を施していました。リリース時には、チャンピオンが霧に入ると即座にカモフラージュ状態になっていました。ですがパッチ11.24にて、霧に入った際に直近の1.5秒間に攻撃行動を行っていないか、カモフラージュタイマーによって確認されるようになったのです。このパッチにおけるカモフラージュへの唯一の変更は、そのタイマーの増加となります)

ヘクステックドレイク
ケミテックほどではありませんが、ヘクステックドラゴンソウルもほかのソウル効果と比べて強すぎる状態にあります。
ヘクステックドラゴンソウル
ルーン

リーサルテンポ
「リーサルテンポ」は現状、パワーが少し序盤に偏り過ぎており、とくに近接攻撃チャンピオンは安易にパワーを得られてしまう状態にあります。そこで序盤を弱くし、代わりにスケーリングするようにしました。
ARURFが復活!
日本時間1月27日スタートのARURFで、旧正月の始まりをお祝いしましょう(知らない方のために説明すると、オール・ランダム・ウルトラ・ラピッド・ファイアの略です)! いつも以上にARURFを楽しめるよう、いくつかのルーンを含めて多くの変更を行っており、“すごくすごいバフによるものすごいバフ”のツールチップにもいくつかのサプライズが追加されています。
ビジュアルエフェクトのアップデート

ソナ

ヴェイン
バグ修正と利便性の向上(QoL)
- 「テレポート」で14分経過以前に、まだタワー以外の特定のユニットを対象指定できることがあった不具合を修正
- 「解放の魔導書」ルーンを使用して獲得した場合に、「真テレポート」がサモナースペルと恒久的に置き換わっていた不具合を修正
- ゾーイのいる試合で試合開始から14分経過後に「真テレポート」を使用した際、そのチャンピオンが正しく「真テレポート」のスペルのかけらを落とすように
- ヨネがE - 縛魂の解放が発動中に「真テレポート」を使用できることがあった不具合を修正
- ビックリマークのステルスインジケーターを修正し、特定のステルススキル(アカリのW - 黄昏の帳など)完了後に「ケミテックの霧」の中にいる敵から見られている場合、自分のチャンピオンの上にこのインジケーターが正しく表示されるよう修正
- コグ=マウの固有スキル - イカシアの自爆またはカーサスの固有スキル - 怨嗟の叫びからダメージを受けた敵チャンピオンを、タワーが誤って対象にすることがあった不具合を修正
- レンガーの固有スキル - 見えざる襲撃者のジャンプ通常攻撃が、「ナヴォリ クイックブレード」の巧みな一撃の効果を正しく発動するように
- 特定のジャングルモンスターからダメージを受けると、「自然の力」の自動効果である吸収のスタックが誤って付与されることがあった不具合を修正
- 「グレイシャルオーグメント」の自動効果が発動すると、「赤月の刃」の自動効果である沈まぬ月の発動に誤ってカウントされていた不具合を修正
- ミシックまたは発動効果アイテムのアイコンボーダーが、誤った位置に表示されることがあった不具合を修正(はい、謎のオレンジの四角のことです……)
- 敵プレイヤーのチャットとエモートのミュートを切り替えるボタンが修正され、スコアボード内の他のアイコンに重ならないように
- 「DJ ソナ」と「K/DA セラフィーン」のゲーム内音楽のミュート切り替えボタンが修正され、毎試合、スコアボード内の各チャンピオンアイコンの横に正しく表示されるように
- チャット制限の通知が修正され、制限までの残りメッセージ数が再び表示されるように
近日公開のスキンとクロマ
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。