パッチノート 14.5
接続して、ゲームを開始せよ──パッチ14.5の登場です!
接続して、ゲームを開始せよ──パッチ14.5の登場です!
今週のパッチでは、セラフィーン、レク=サイ、スモルダーなど、過去のアップデートに対する補足調整を行います。それに加えて、現在OPな状態にあるいくつかのチャンピオンへの対策も実施しています。さらに、一部サポートアイテムのパワー曲線を調整し、アイテムそれぞれの違いをより明確にしたり、APアサシンのアイテムの選択肢の拡大なども引き続き行っています。
また、シーズン2024スプリット1のランク戦終了日時のお知らせや、ランダムミッドのバランス調整、PROJECTシリーズの新スキンも登場します!
見たいパッチノートを間違えた?もしTFTのパッチノートをお探しなら、こちらをご覧ください!
Lilu "Riot Riru" Cabreros
パッチハイライト
ランク戦のスプリット1終了日とスプリット2開始日
シーズン2024スプリット1が始まって2か月が経ちましたが、ランクの目標達成を目指す意欲溢れるプレイヤー(または私のようにそれを先延ばしにしているプレイヤー)が事前に計画を立てることができるように、スプリット1の終了日をお伝えしておきます。
- スプリット1終了日:2024年5月14日23時59分59秒(各サーバーの現地時間)
- スプリット2開始日:2024年5月15日12時00分00秒(各サーバーの現地時間)
- バグ修正:クライアント内のランク戦のカウントダウンタイマーが昨年の終了日に基づいてスプリット1のカウントダウンを行っていた不具合を確認しています。修正の準備は完了しており、パッチ14.6で修正され、上記の日時と一致する予定です。
チャンピオン
ベル=ヴェス
Eのダメージ軽減率が低下。ベル=ヴェスがエピックヴォイドモンスターから獲得するスタックが多すぎた不具合を修正。
現在、ベル=ヴェスはヴォイドの女帝のみに留まらず、序盤の1v1でも女帝状態です。Eのダメージ軽減効果がその一因となっているので、少し低下させつつ、ヴォイドグラブが彼女に有利に働いていた不具合も対処します。
固有スキル - 死のラベンダー
- バグ修正:ベル=ヴェスがエピックヴォイドモンスター1体から3スタックを獲得できていた不具合を修正。「死のラベンダー」のスタックを正しくヴォイドグラブ1体ごとに2スタック(3体すべて獲得した場合は合計6スタック)、リフトヘラルドで2スタック獲得するようになります
E - ロイヤルストーム
- ダメージ軽減率:42/49/56/63/70% ⇒ 35/40/45/50/55%
ブランド
固有スキルのモンスターに対するダメージが増加。Rのダメージが低下、クールダウンが延長。
ブランドのパワーレベルは、ジャングルでは適切だと思いますが、プラチナ以上のミッドとサポートではあまりにも圧倒的すぎる状態です。そこで、これらのスキル帯で不釣り合いなくらい強すぎる状態となってしまっている、爆発的な瞬間火力を低下させます。
固有スキル - 炎上
- モンスターに対するダメージ:200% ⇒ 215%
R - 業火
- 命中ごとのダメージ:100/200/300(+魔力の25%) ⇒ 100/175/250(+魔力の25%)
- クールダウン:105/90/75秒 ⇒ 110/100/90秒
イブリン
Qのダメージが減少。
ソロキューの上位帯で、イブリンは圧倒的な状態がしばらく続いているので、ゴールド(と「ダーク シール」のスタック)のリードをスノーボールに繋げるスピードを緩めます。
Q - ヘイトスパイク
- ダメージ:25/30/35/40/45(+魔力の30%) ⇒ 25/30/35/40/45(+魔力の25%)
ジャーヴァンⅣ
レベルアップごとの物理防御が増加。Qのクールダウンが短縮。
今年はじめに「ショウジンの矛」の調整が行われた後、ジャーヴァンの高すぎたスキルヘイスト周りの調整は必要なくなりました。ですが現在は少しパワーを必要としている状態なので、彼が使う「ショウジンの矛」がもっと強力だった頃に行った変更の一部を元に戻します。
基本ステータス
- レベルアップごとの物理防御:4.8 ⇒ 5.2
Q - ドラゴンストライク
- クールダウン:10/9.5/9/8.5/8秒 ⇒ 10/9/8/7/6秒
ケイン
固有スキルの「ダーキン」の体力回復量が増加。Rの「ダーキン」の体力回復量が増加。
現在、赤ケインはかなりブルーな気分です。「ゴアドリンカー」へのアクセスを失い、固有スキルが弱体化されたことで、体力吸収タンクとして戦えなくなってしまいました。これにより、ファイタービルドよりも少しマシな脅威ビルドへ進む道が生まれましたが、これも決して良いとは言えません。ダーキンケインのパワーレベルを高めつつ、そのパフォーマンスをファイターアイテム寄りに向かわせたいので、ファイタービルドとの親和性が高い、自身の体力回復効果を増加させることにします。
固有スキル - 緋眼の大鎌
- 「ダーキン」ボーナス - 体力回復量:25% ⇒ 25%(+増加体力100ごとに0.5%)
R - 真影侵壊
- 「ダーキン」形態の体力回復量:与ダメージの65% ⇒ 与ダメージの75%
コグ=マウ
固有スキルの増加移動速度が上昇。Qの詠唱時間を調整。Eのスロウ効果が上昇。Rのダメージが増加。
現在、コグ=マウはW頼みの悲しいヴォイドの子犬となっています。そこで、コグ=マウがすべてのスキルを活用できると感じられて、メインのプレイスタイルで好感触を得られるようにします。今回の調整では、攻撃パターンにもっと頻繁にQを挟むことができるようにします(これによって、おもしろい選択肢となる「トリニティ フォース」の効果が上がるかもしれませんが、それは今回の狙いではありません)。また、多くのコグ=マウはスキルポイントをEに使用していないようなので、Eの使用価値を高めます。さらに、固有スキルの安定性を高め、ADビルドのRのバグ修正を行います。
固有スキル - イカシアの自爆
- 増加移動速度:4秒かけて0~40% ⇒ 4秒かけて10~50%
Q - 腐食粘液
- 詠唱時間:0.25秒 ⇒ コグ=マウの通常攻撃のフレーム時間と一致するように
E - ヴォイド分泌液
- スロウ効果:30/35/40/45/50% ⇒ 40/45/50/55/60%
R - 生体空撃砲
- 最小ダメージ:100/140/180(+増加攻撃力の65%)(+魔力の35%) ⇒ 100/140/180(+増加攻撃力の75%)(+魔力の35%)
マオカイ
基本移動速度が低下。Qのモンスターに対する追加ダメージが増加。Wのクールダウンが延長。
いまだにサポートで必要以上に強い状態が続いているマオカイ。この原因の一部に、「至点のソリ」が強すぎることもあります。このパッチで行われる「至点のソリ」の弱体化とマオカイへの直接的な調整によって、マオカイサポートが適切な状態になると考えています。とはいえ、たとえサポートとしての彼を弱体化しても、ジャングラーとしての有用性は維持したいと思っています。そこで、最近のQとEの弱体化でかなり遅くなっていた最初のジャングルクリアを早めます。
基本ステータス
- 基本移動速度:335 ⇒ 330
Q - 茨打ち
- モンスターへの追加ダメージ:80/100/120/140/160 ⇒ 120/130/140/150/160
W - 樹人の進撃
- クールダウン:13/12/11/10/9秒 ⇒ 14/13/12/11/10秒
ニダリー
基本移動速度が低下。クーガー形態のQの「マーキング」を付与した対象への追加ダメージが低下。
現在、ニダリーはかなり安定した位置にいますが、それはエメラルド以下を見た場合の話です。ダイヤモンド上位以上での彼女は、百獣の王レベルに強力です。大多数のプレイヤーにとって彼女が良い状態となるように、主に機動性とQのフォローアップダメージを対象とした高スキル帯向けの弱体化を行います。
基本ステータス
- 基本移動速度:340 ⇒ 335
Q - テイクダウン
- 「マーキング」した対象への追加ダメージ:40% ⇒ 30%
レク=サイ
様々なQoL(利便性の向上)のアップデートとバグ修正。Eのダメージとモンスターに対するダメージ上限が増加。Rのダメージが増加。
レク=サイはスキルセットがアップデートされたことで注目を集めましたが(プレイ率が最初は2倍になりました)、私たちの想定よりも弱い状態に落ち着いたので、幅広い強化を行います。特に、彼女の通常攻撃アニメーションを早め、別の不具合が理由で一時的に削除されていたキャンセル不可の「女王の怒り」の通常攻撃を、不具合が修正されたことを受けて復活させます。また、最も強力なEとRを強化して、満足できる高火力が出るようにします。
基本ステータス
- 通常攻撃の予備動作:26.67%(+攻撃力の100%) ⇒ 20%(+攻撃速度の60%)(注:これは通常攻撃のアニメーションの完了にかかる時間がチャンピオンレベル1で25%短くなり、「ストライドブレイカー」、ルーン、チャンピオンレベル18のQの発動効果では3%短くなることを意味します)
- 通常攻撃の詠唱フレーム:12 ⇒ 10 (注:これは通常攻撃のアニメーション中にダメージを与えるタイミングが約20%早くなることを意味します)
- クリティカルの詠唱フレーム:9 ⇒ 10
Q - 女王の怒り
- QoLの調整:ほとんどの他の強化通常攻撃と同じように、通常攻撃をその最中にキャンセルできなくなりました
- 詠唱フレーム:12 ⇒ 9 (注:これはアニメーション中に攻撃が対象に当たるタイミングが約33%早くなることを意味します)
- バグ修正:通常攻撃が1体のチャンピオンのみに命中した際に「ショウジンの矛」のスタックを付与するように
W - 潜伏/襲撃
- NEW気分も上がる調整:「襲撃」が射程内の条件を満たしたすべての大型モンスターをノックアップするように
- NEW上がらない気分も上がる調整:直前にノックアップされていて「襲撃」のノックアップが無効化される対象には、ダメージを与えるように(ノックアップはしない)
- バグ修正:「潜伏」直後に「襲撃」すると通常攻撃が停止していた不具合を修正
E - 掘削
- バグ修正作業中:壁を越える際にダッシュできなくなるバグの発生頻度が低下しました。このバグが発生する状況を監視して、修正可能になれば修正作業を行う予定です
E - 激情の牙
- 100フューリー時の追加ダメージ:対象の最大体力の6/8/10/12/14% ⇒ 対象の最大体力の8/9.5/11/12.5/14%
- モンスターへの追加ダメージ上限:60~400(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 75~400(チャンピオンレベルに応じて)
R - ヴォイドラッシュ
- ダメージ:100/250/400(+増加攻撃力の100%)(+対象の減少体力の20/25/30%) ⇒ 150/300/450(+増加攻撃力の100%)(+対象の減少体力の25/30/35%)
その他
- ツールチップに明瞭性を向上させる小規模なアップデート
セナ
Qのダメージが減少。
現在のセナは非常に強力で、従来型のボットレーナーとしてはソロキューを圧倒しており、サポートとしてもプロの試合で圧倒しています。彼女を少し抑制するために、Qの攻撃力反映率を低下させます。これで彼女の補助性能は維持しながら、ダメージを低下させることができるでしょう。
Q - ピアシングダークネス
- ダメージ:30/60/90/120/150(+増加攻撃力の50%) ⇒ 30/60/90/120/150(+増加攻撃力の40%)
セラフィーン
全スキルに調整。
セラフィーンのプレイヤーベースの大半はサポートですが、現在、この役割での彼女は致命的に弱い状態です。通常なら彼女を強化するところですが、彼女はボットレーンのAPキャリーとしては大幅に強すぎる状態なので、単純な調整は不可能です。そこで、プレイヤーがそれぞれのプレイスタイルで楽しいと感じている部分は維持するように気をつけながら、これら2つの役割の差を埋めることを試みます。
APキャリーのセラフィーンでは、繰り返しダメージを強調します。Qの弾速とチャンピオンに対する減少体力に応じたダメージを増加させ、Eの魔力反映率を高めることで、WよりもEを最大化するインセンティブを作ります。それと相殺する形で、ミニオンに対するパワーを大幅に低下させ、アルティメットスキルの最大パワーを少し低下させます。
サポートのセラフィーンでは、多様なビルドを強調します。考えうるあらゆるスキル習得順に、それぞれ論理的な使用例が存在しているので、「シールドをメインにしたいのか?」といった試合ごとの状況の違いにおける各選択肢の有用性は維持します。Qを最大化する場合もEを最大化する場合もどちらも同じように有用であるべきです。完全にメイジとしてコスプレしたい、あるいはできる限りダメージを出したいですか?どうぞ遠慮なく。私たちはその選択肢もサポートされるべきだと考えています。
また、マナを自動回復にシフトしてサポートアイテムとのシナジー効果を高めたり、ローム中心の役割にとって重要性が高い基本移動速度の上昇させたりといった、小規模なサポート向けの調整も行っています。
基本ステータス
- 移動速度 325 ⇒ 330
- レベルアップごとのマナ:50 ⇒ 25
- マナ自動回復 0.4 ⇒ 0.95
- 基本攻撃力:55 ⇒ 50
固有スキル - ステージプレゼンス
- ダメージ:5/10/18/30(+魔力の5%)(チャンピオンレベル1/6/11/16) ⇒ 4~25(チャンピオンレベルに応じて一定割合で増加)(+魔力の4%)
- 削除ミニオンに対するダメージ補正300%は廃止しました
Q - ハイノート
- 弾速:1200 ⇒ 1300
- クールダウン:10/8.75/7.5/6.25/5秒 ⇒ 8/7.5/7/6.5/6秒
- マナコスト:65/70/75/80/85 ⇒ 60/70/80/90/100
- ダメージ:55/80/105/130/155(+魔力の50%) ⇒ 60/85/110/135/160(+魔力の50%)
- 減少体力に応じた最大ダメージ増加量:50% ⇒ 60%
- 削除ダメージ増加がチャンピオン以外には影響しなくなりました
- 削除飛翔中に他のミニオンによってミニオンが倒されることを防がなくなりました
W - サラウンドサウンド
- クールダウン:28/25/22/19/16秒 ⇒ 22/21/20/19/18秒
- マナコスト:80/85/90/95/100 ⇒ 70/75/80/85/90
- シールド:50/75/100/125/150(+魔力の20%) ⇒ 60/85/110/135/160(+魔力の20%)
- セラフィーンの増加移動速度:20%(+魔力の4%) ⇒ 20%(+魔力の2%)
E - ビートドロップ
- クールダウン:10秒 ⇒ 11/10.5/10/9.5/9秒
- マナコスト:60/65/70/75/80 ⇒ スキルレベルにかかわらず60
- ダメージ:60/95/130/165/200(+魔力の35%) ⇒ 70/100/130/160/190(+魔力の50%)
- スロウ効果時間 1.25秒 ⇒ 1.1/1.2/1.3/1.4/1.5秒
- ミニオンへのダメージ:100% ⇒ 70%
R - アンコール
- ダメージ:150/200/250(+魔力の60%) ⇒ 150/200/250(+魔力の40%)
- クールダウン:160/130/100秒 ⇒ 160/140/120秒
シヴィア
基本物理防御が増加。
しばらく弱い状態が続いているシヴィア。彼女の能力向上の可能性を探る中で、射程が短すぎてレーン戦で相手に対してやれることが少なくなっているようです。そこで、基本物理防御を大きく増加させて、レーン戦のダメージトレードや小競り合いをもっと効果的に行えるようにします。
基本ステータス
- 基本物理防御:26 ⇒ 30
スモルダー
Qのダメージを調整。Eの炎の数を調整。Rのダメージが低下、スイートスポットのダメージが増加、自身の体力回復量が増加。
現在、スモルダーは良好なバランスが取れており、基本的には彼が良い位置に落ち着いたと考えています。このパッチでは、反映率とアイテムとのシナジーに調整を行い、タンクビルドの有用性を下げて人気を抑制しつつ、スタックで強化されるレイトゲームドラゴンのテーマを強調します。また、クリティカルビルドだけでなく、すべてのビルドで積極的にEを使用する意義を高めます。最後に、Rのスイートスポットのメカニクスが十分に強調されていなかったので、その重要性を高めました!
Q - スーパーこげこげブレス
- 3回目のアップグレードの追加確定ダメージ:対象の最大体力の6.5% ⇒ 対象の最大体力の(+増加攻撃力の2%)(+魔力の1%)(+「駆けだしドラゴン」のスタックの0.8%)
E - パタパタパタ
- 炎の数:5~10(クリティカル率に応じて) ⇒ 5(「駆けだしドラゴン」50スタックにつき+1)
- ツールチップをアップデートして、この炎は通常攻撃ではないことを明確にしました
R - ママーッ!!
- ダメージ:225/350/475(+増加攻撃力の110%)(+魔力の100%) ⇒ 200/300/400(+増加攻撃力の110%)(+魔力の100%)
- スイートスポットの増加ダメージ補正:30% ⇒ 50%
- 自身の体力回復量:110/160/210(+魔力の75%) ⇒ 100/135/170(+増加攻撃力の50%)(+魔力の75%)
その他
- スモルダーのアニメーションと一致するように通常攻撃のフレームデータを調整
ツイステッド・フェイト
Eの増加攻撃速度とダメージが低下。
ツイステッド・フェイトはバン率のヒットチャートを駆け上がり続けており、最近の弱体化にも関わらずトップの成績を維持しています。究極的には、APツイステッド・フェイトをより強力なプレイ方法にしたいと思う一方で、ADツイステッド・フェイトのチャンピオンビルドも有効な選択肢として位置付けたいと考えています。ですが、ADツイステッド・フェイトが適切なポジションでプレイする他のチャンピオンよりも強くなって欲しいとは思っていません。
E - スタックデッキ
- 増加攻撃速度:10/22.5/35/47.5/60% ⇒ 10/20/30/40/50%
- 追加ダメージ:65/90/115/140/165(+増加攻撃力の75%)(+魔力の40%) ⇒ 65/90/115/140/165(+増加攻撃力の20%)(+魔力の40%)
ヴェイン
固有スキルの増加移動速度が低下。Qのクールダウンが低スキルレベルで延長。
ヴェインはパッチ13.6の変更点によって、レーン戦の序盤のダメージトレードで戦えるチャンスが大きく増加しましたが、現在は特にトップレーナーとして強すぎることが明確になっています。他の遠隔チャンピオンと戦うチャンスが得られることから、「タンブル」は序盤に爽快感が得られるスキルとして維持したいと思いますが、彼女がトップレーンで近接チャンピオンを窒息させて追いかけまわすことはさせたくありません。
固有スキル - ナイトハンター
- 増加移動速度:45 ⇒ 30 (注:「ファイナルアワー」中の増加移動速度は変化なしで90)
Q - タンブル
- クールダウン:4/3.5/3/2.5/2秒 ⇒ 6/5/4/3/2秒
ベイガー
Qのダメージが増加。Rのクールダウンが短縮。
シーズン14で「ラバドン デスキャップ」の魔力倍率が弱体化され、アイテムの魔力反映率が全体的に低下したことは、ベイガーにとって有利には働きませんでした。パッチ14.2で対処を試みましたが、パワーに関しては私たちの想定にあと少し到達できていません。このパッチでは、Qに小規模な強化を行います。ダメージを少し高めて、もっと簡単にスタックできるようにしつつ、試合序盤のアルティメットスキルの脅威も少し高めます。
Q - イーヴィルストライク
- ダメージ:80/120/160/200/240(+魔力の45/50/55/60/65%) ⇒ 80/120/160/200/240(+魔力の50/55/60/65/70%)
R - メテオバースト
- クールダウン:120/90/60秒 ⇒ 100/80/60秒
ヴェックス
固有スキルのダメージが増加。Eと固有スキルのインタラクションを調整。
ヴェックスは昨シーズンのようにマルチキルを繋ぐために必要なダメージを出せていません。そこで、対機動性メイジとしてプレイする際のダメージを増加させます。
固有スキル - フコウとユーウツ
- 「ユーウツ」の爆発ダメージ:30~140(チャンピオンレベルに応じて)(+魔力の20%) ⇒ 40~150(チャンピオンレベルに応じて)(+魔力の25%)
E - ヤミとばし
- NEW「ヤミとばし」でユニットをキルすると、「フコウとユーウツ」の固有スキルがリフレッシュされるように
ウーコン
固有スキルの最大スタックが低下、スタックごとの増加割合が上昇、スタックの減少率を調整。
ウーコンはトップレーンで私たちが想定したほど活躍できておらず、現在の状態は試合終盤に少し偏っています。そこでこのパッチでは、固有スキルに調整を行い、試合序盤のパワーを少し強化します。ジャングラーとしてキャンプと戦っている際には、固有スキルが定期的に最大スタックに到達していますが、レーン戦でチャンピオンを相手にした際には、そのポテンシャルを十分に活かせていません。この調整によって、レーン戦で固有スキルをもっと活用できるようになり、ジャングルのパフォーマンスも少し向上するでしょう。
固有スキル - 岩の皮膚
- スタックの最大数:10 ⇒ 5
- スタックごとの増加割合:50% ⇒ 100%
- スタックの減少率:一度にすべて ⇒ 一度に1つずつ
ヨリック
Eの「呪い」を受けた敵への追加ダメージが低下。Rの「霧の乙女」の物理防御と魔法防御が増加、範囲ダメージを50%低下させないように、回避とのインタラクションのバグ修正。
現在、「霧の乙女」は一部のチャンピオンに対して耐久力が高すぎて、他のチャンピオンに対しては耐久力が低すぎます。今回の調整の狙いは、「霧の乙女」との対戦時の経験をより一貫したものにしつつ、現在は少しだけ一線を超えてしまっている、ヨリックの全体的なパワーを低下させることにあります。
固有スキル - 魂の導き手
- ツールチップでモンスターからのダメージが低下するのが「ミストウォーカー」のみであることを明記
E - 悲嘆の霧
- 「呪い」の通常攻撃8回の追加ダメージ:30% ⇒ 20%
R - 嘆きの墓標
- 「霧の乙女」の物理防御と魔法防御:10~50(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 30~90(チャンピオンレベルに応じて)
- 削除「霧の乙女」が範囲ダメージを50%低下させなくなりました
- ツールチップに「霧の乙女」がレーンミニオンから受けるダメージが70%低下することを明記
- バグ修正:「霧の乙女」の最大体力の1/2/3%のダメージがシェンのWなどの回避をバイパスしなくなりました(注:ブラインド、回避(Dodge)、回避(Evasion)はすべて「霧の乙女」の他の通常攻撃に対しては適切に機能します)
ザック
Wのダメージが減少。
トップレーンを圧倒しているザックですが、ジャングラーのパワーは比較的にまだ健全な状態となっています。そこで、トップレーンのみを対象とした弱体化を行います。トップレーンザックはWを最初に最大化しますが、ジャングルザックはEを最初に最大化するので、Wのスキルレベルごとの反映率を低下させてトップのパワーを低下させつつ、ジャングルのパワーへの影響は最小限に抑えます(序盤のジャングルクリア用にスキルレベル1で小規模な強化を行います)。
W - スライムクラッシュ
- ダメージ:35/50/65/80/95(+対象の最大体力の4/5/6/7/8%(+魔力100ごとに3%)) ⇒ 40/50/60/70/80(+対象の最大体力の4/5/6/7/8%(+魔力100ごとに3%))
アイテム
セレスティアル オポジション
このパッチでは「至点のソリ」が弱体化されますが(詳細は後述)、「至点のソリ」を極上のタンクサポートアイテムの王座から陥落させるためには、単に「至点のソリ」を弱体化するだけでは差を埋められません。そこで、「セレスティアル オポジション」のパワーを少し増加させます。エンチャンターにとって圧倒的な存在にはなって欲しくないので、主に近接チャンピオンへの火力を対象とします。
- クールダウン:20秒 ⇒ 18秒
- スロウの効果時間:1.5秒 ⇒ 2秒
- スロウ効果:50% ⇒ 60%
ドリーム メーカー
前回の調整のフォローアップとして、サポートアイテムのパワースパイクを少し遅らせて、終盤のスケーリングのパワーを高める調整を続けますが、これらのスケーリングの調整でそれが可能になるでしょう。全体的には、これらの調整でほとんどのエンチャンターにとってパワーが少しだけプラスになることを願っています。
- 「青の夢の泡沫」のダメージ軽減効果:140 ⇒ 75~255(チャンピオンレベル6~18)
- 「紫の夢の泡沫」の追加ダメージ 90 ⇒ 50~170(チャンピオンレベル6~18)
フローズン ハート
現在、「フローズン ハート」はゲーム内で最も多くビルドされているタンクアイテムです。特定のダメージタイプの、特定の固有のスタイルを妨害することに焦点を当てたニッチなアイテムとしては、このアイテムは強すぎます。汎用的なタンクアイテムというよりは、特定のカウンターとしての有用性を維持したいので、「フローズン ハート」のより汎用的な強さを弱体化させます。
- トータルコスト:2400ゴールド ⇒ 2500ゴールド
- 物理防御:+70 ⇒ +65
心の鋼
現在、「心の鋼」はそれなりの体力反映率が用意されていたり、このアイテムが想定するゲームプレイパターンに簡単にアクセスできるにもかかわらず、多くのチャンピオンにとって購入するメリットが見い出せません。このパッチでは、試合の序盤に影響を及ぼさない範囲でアイテムの反映率を強化することで、プレイヤーが敵を通常攻撃で叩きまくるというファンタジーを楽しめるようにします。(注:パッチ14.5のツールチップには、この変更は反映されていませんが、パッチ14.6では修正される予定です)
- 発動時の追加ダメージ:100(+アイテムからの増加体力の10%) ⇒ 80(+アイテムからの増加体力の12%)
リヴァイアサン(オーンのアップグレード)
- 発動時の追加ダメージ:100(+アイテムからの増加体力の10%) ⇒ 80(+アイテムからの増加体力の12%)
- バグ修正:「リヴァイアサン」がスキルヘイストを25増加させていた不具合を修正
至点のソリ
現在、「至点のソリ」は最高のタンクサポートアイテムアップグレードとして他を寄せ付けない状態で直滑降を続けており、「セレスティアル オポジション」を大きく引き離しています。このアイテムが他の選択肢と足並みを揃えられるように、そのパワーを低下させる必要があるようです。
- クールダウン:20秒 ⇒ 30秒
- 増加体力:最大体力の7% ⇒ 50~230(チャンピオンレベル6~18)
- 増加移動速度:30% ⇒ 25%
- アイテムトラッカーのフレーバーテキストをアップデート
ショウジンの矛
今回の調整の狙いは、このアイテムのメインチャンピオンとのシナジー効果を高めることにあります。この調整が、そのチャンピオンたちにとって正しい方向へ進むことでしょう。(注:この変更はすでにパッチ14.4で実装されていました)
- スキル使用1回ごとにスタックを1つしか付与しないようになり、継続ダメージスキルは毎秒最大1スタックまで
- 通常攻撃ベースのスキルがスタックを1つ追加し、そのダメージがスペルアンプで増加するように
- チャンピオンの固有スキルによるダメージは「研ぎ澄ました意志」のスタックを付与しなくなりました
サンファイア イージス
パッチ14.1のデータに基づくと、「サンファイア イージス」は強すぎる状態だったので、パワーを低下させる必要がありました。しかし、変更後の状況が落ち着いてきた現在は、これらの弱体化は必要なかったことが明白になったので、元に戻します。
- 体力:+450 ⇒ +500
- 猛火の基本ダメージ:12 ⇒ 15
APアサシン向けアイテム
いくつかのAPアサシンアイテムは調整が上手くいっておらず、どのAPアサシンをプレイしているかにかかわらず、高スキル帯のプレイヤーがほぼ常に同じアイテムを購入する状態となっています。以下の3つのアイテムのパワーレベルの差を縮めることで、選択の意義が少し高まることを願っています。
ランダムミッドのバランス調整
今回のランダムミッドの調整では、新たなアイテムシステム内におけるタンクの立ち位置を示すデータが明確になってきたので、しばらく調整を行っていなかったタンクに新たな命を吹き込みます。また、カミールとナフィーリのスキルヘイストを増加させて、試合中にスキルを使う機会を増やすことで、プレイヤーにとってより扱いやすいキャラクターにします。
弱体化に関しては、パッチ14.4にてサモナーズリフト向けに行った調整のはずが、一部のチャンピオンがランダムミッドでは一線を少々超えてしまったので、調整のフォローアップを行います。このパッチでは、ザックに(サモナーズリフト向けの調整に加えて)ランダムミッド専用の小規模な弱体化を行います。またイラオイには、前回のパッチの「サンダード スカイ」とEの調整にも耐えていたことから、体力回復効果にさらなる弱体化を行っています。
強化
- カミール:シールド量:120% ⇒ 110%、スキルヘイスト:0 ⇒ 10
- ドクター・ムンド:被ダメージ:110% ⇒ 105%
- ナフィーリ:スキルヘイスト:0 ⇒ 10
- ナサス:被ダメージ:110% ⇒ 105%
弱体化
- アニビア:被ダメージ:95% ⇒ 100%
- イラオイ:体力回復量:90% ⇒ 80%
- カルマ:与ダメージ:100% ⇒ 95%
- ルル:シールド量:110% ⇒ 105%
- レネクトン:体力回復量:120% ⇒ 105%
- ザック:体力回復量:120% ⇒ 110%
バグ修正&QoLの変更
QoLの変更
- インヒビターの復活がより明確に視認できるようにビジュアルエフェクトを向上
- 小規模なQoLの改善として、ダイアナのEの再発動のクールダウンを0.5秒から0.25秒に調整
バグ修正
- アジールの固有スキルのタワー出現の効果音とビジュアルエフェクトがタワー出現時に繰り返し再生されていた不具合を修正
- ダイアナの固有スキルが通常攻撃2回および4回ごとに同期がずれて発動することがあった不具合を修正
- 「ダイアナ」がEでトリプルダッシュできることがあった不具合を修正
- アイバーンの固有スキルがヴォイドボーンリフトスカトルからキルまたはアシストを奪えなかった不具合を修正
- プレイヤーがフルビルド状態になると、アイテムおすすめ機能がアイテムをおすすめしなくなっていた不具合を修正
- 最近、
パワーサモナーレベルが1000を超えるプレイヤーが報酬を受け取れなくなっていた不具合を確認しています。レベルアップしてすでに獲得済みの報酬を付与する修正と、レベルアップを続けても報酬が付与され続ける修正の2つの修正を実施しました。過去の報酬については別途通知されないため、このパッチで数試合プレイしてから戦利品タブで確認してみてください。また、今年中に最も献身的なファン向けの楽しいキャップストーン報酬の開発作業を行っているところですので、ぜひご期待ください! - サイラスの固有スキルで適用されるクリティカルがクリティカルダメージ補正とライフスティールを適用していた不具合を修正
- サイラスのWを敵チャンピオンに使用した際にミニオンが正しく相手にアグロを向けなかった不具合を修正
- URFで「セラフ エンブレイス」の増加マナが体力に変換されなかった不具合を修正
- 「プロフェイン ハイドラ」の自動効果の範囲ダメージがライフスティールを発動していた不具合を修正
- 様々なチャンピオンのスキルが、スキルのエフェクトを適用していなかった不具合を修正
- スモルダーのEがタリヤのRの壁を超えてパタパタできなかった不具合を修正
- ルブランのEの鎖が最初に繋がっていれば、ルブランが倒されても相手にスネア効果を付与していた不具合を修正
- 跳ね返るサブの対象がいなかった場合、ミス・フォーチュンのQが通常攻撃を中断させていた不具合を修正
- サイラスのRについて、アダプティブフォースのダメージタイプが攻撃力でも、攻撃力反映率を魔力に変換していた不具合を修正
- トランドルのEの柱がその周囲の視界を付与していた不具合を修正
- スイーパーの射程外を歩くと、「オラクル レンズ」が意図したよりも長くワードを無効化していた不具合を修正
- 「オラクル レンズ」の効果終了時にワードを可視化すると、ワードを無効化する時間が意図したよりも短くなっていた不具合を修正
- ヴォイドマイトからキルを奪うと、ビクターの固有スキルがスキルのスタックを付与していた不具合を修正
- 「ヒュブリス」と「アタラクシア」を所有するプレイヤーが試合から切断されてから再接続すると、これらのビジュアルエフェクトが消滅していた不具合を修正
- 「ドリームシャター」の移動速度バフが意図したよりも早く減衰していた不具合を修正
- オーンが最初の「ロッド オブ エイジス」を名匠アイテムにアップグレードしたあとに、複数の「ロッド オブ エイジス」を購入できていた不具合を修正。オーン、そなたは魔術師ではない
- キルまたはアシスト獲得時に「モンスターハンター」のミニオンに対するゴールドペナルティーがマイナスのゴールドを付与することがあった不具合を修正
- ボリベアのQとWが味方ミニオンのアグロを対象のチャンピオンに正しく向けていなかった不具合を修正
- カイ=サのRの射程インジケーターが、ゲームプレイの変更は有効だったものの、前回のパッチで導入された変更に一致していなかった不具合を修正
- エイトロックスの固有スキル発動時にクールダウン短縮効果が発生していた具合を修正
- ブライアーの攻撃速度の値が低いと、通常攻撃を繰り返しキャンセルできていた不具合を修正
- 「業火の燃え殻」のビジュアルエフェクトが、戦場の霧の中でも表示されていた不具合を修正
- トゥイッチのエモートの効果音が、エモート停止後も再生され続けていた不具合を修正
- チームメイトがアイテムの射程の端にいて、ゴールドやクエストのスタックが付与されない状態でも、「ワールド アトラス」の使用者が体力の低下したミニオンにとどめを刺す自動効果を発動させることができていた不具合を修正
- ヴォイドグラブをキルまたはアシストすると、敵に可視化されなくても、プレイヤーのCSスコアに即座に反映されていた不具合を修正
- オリジナルのユーザーがすでにアップグレードしていた場合、「世界の恵み」のアップグレードのビジュアルエフェクトが分身に表示されていた不具合を修正
- アッシュのQが「クラーケン スレイヤー」と「グインソー レイジブレード」のインタラクションを阻止していた不具合を修正
- バロンピットのBGMがバロンピットの範囲外に出ても再生され続けていた不具合を修正
- 「ヘリアの残響」の体力回復効果および回復の断片が、敵が近くにいるときしか利用できなかった不具合を修正
- 体力が最大の味方にシールドを付与した場合、「ヘリアの残響」の「ソウルサイフォン」が発動しなかった不具合を修正
- 「サイオン」がヴォイドマイトで固有スキルをスタックできていた不具合を修正
- フェイの呪文の書が最後に使った通常スキルとクールダウンを共有していた不具合を修正
- 地形に命中した場合、リリアのEの扇状のビジュアルエフェクトのヒットインジケーターが敵に出現しなかった不具合を修正
- ジョーク(Ctrl+1)中に「銃装機神ミス・フォーチュン」の右腕が不自然に捻じれていた不具合を修正
- 川でアイドリング中に「ネオPAX ジャックス」のビジュアルエフェクトが意図したように表示されなかった不具合を修正
- 「FPX ガングプランク」と「裏切りのガングプランク」の樽を接続するビジュアルエフェクトが意図したように移行していなかった不具合を修正
近日公開のスキンとクロマ
前回のパッチノートでお伝えしたように、オレリオン・ソル、ダリウス、グレイブス、モルガナ、ミス・フォーチュン、イレリアの磁気スキンが登場するイベントクロマ「絢爛」は、このパッチのイベントショップで入手可能になりますので、ぜひチェックしてみてください!
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。