パッチノート 9.21
ハッピー10周年!ガレン、ビクター、シャコへのフォローアップが主のパッチです。
皆さん、こんにちは──10周年を迎えた世界へようこそ! 開発チームの配信はご覧いただけましたか? 皆さんからの質問に答えたり、一緒に遊んだり、コミュニティー・ボードに投稿されたバグを修正するのは、とても楽しい体験でした(日本のプレイヤーの皆さんも、LoL十周年感謝祭にご来場くださったり、配信をご覧くださったりと、本当にありがとうございました!)。この特別な日を皆さんと一緒に過ごすことができたことに、深く感謝いたします。
過去数パッチに渡って触れてきた、プレシーズンの変更を含む数々の新要素についてもご期待頂ければと思います。私たちは現在、持てる時間のほとんどをゲームプレイ・アップデート:「エレメントの目覚め」に費やしていますが、とはいえ9.20で大きめの変更が行われたチャンピオンへのフォローアップなど、いくつかの注目すべき調整も行っています。
過去、現在、そして未来のパッチノートライター、その全員を代表して、この10年間を素晴らしいものにしてくれた皆さんに、改めて感謝を捧げたいと思います。それでは、次の10年の間に現れるであろう数々のつまらない冗談や細かすぎて伝わらない小ネタ、「いつになったら○○は××されるんですかね?」的なコメントの全てに乾杯!
Hanna “shio shoujo” Woo
ミッドパッチアップデート
2019年11月1日(太平洋標準時)
URFアップデート
今回のアップデートはバランス調整ではなく、「金のへら」使いの皆さんへのお知らせです!URFが開放された初日に一部の方がプレイすることができなかったので、開放期間を1日延長することにしました!今回のURFは日本時間11月10日12時(正午)に終了となります。引き続き、URFをお楽しみください!
2019年10月30日(太平洋標準時)
URFのバランス調整
約束どおり、今回のURFでは平均から外れてしまったチャンピオンに対して、こまめな調整を行っていきます!このミッドパッチアップデートでは勝率が最も高い、あるいは最も低いチャンピオンたちがそれぞれ平均に近づくよう、以下の調整を行います。
チャンピオン
カミール
与ダメージ +10%、被ダメージ -10%
⇒
与ダメージ +5%、被ダメージ -5%
カシオペア
与ダメージ -22%
⇒
与ダメージ -15%、回復量 -10%
フィオラ
変更なし
⇒
与ダメージ -10%、回復量 -5%
カリスタ
与ダメージ +20%
⇒
与ダメージ +10%
カタリナ
与ダメージ +15%、被ダメージ -10%
⇒
与ダメージ +10%、被ダメージ -5%
パイク
回復量 -10%
⇒
回復量 -5%
ラムス
与ダメージ +10%、被ダメージ -10%
⇒
与ダメージ +15%、被ダメージ -12%
ルーン
魂の収穫
20~60の基本ダメージ & 25%の増加攻撃力反映率
⇒
10~50の基本ダメージ & 20%の増加攻撃力反映率
2019年10月29日 URFがプレイ可能に!
LoLの10周年を記念して、1回限りの実験企画としてURF(ウルトラ・ラピッド・ファイア)が復活します。本日から11月8日(予定)まで、サモナーズリフトで大砲に飛び込み、皆で大暴れしてスキルを撃ちまくりましょう。ネクサスの/dev記事でお伝えしていたように、今年ランダムミッドに行ったものと同じような、ゲームプレイの新鮮さを維持するためのバランス調整が行われています。
チャンピオン
PBE(パブリックベータ環境)で時間をかけてテストしたことで、チャンピオンの調整を行うことができました。方針としては以前ランダムミッドで行った調整と同様、突出した強さを持ったチャンピオンとの差を縮めるようなもので、以前からのURFのゲームプレイパターンを損なわないようにしながらも、他のチャンピオンも妥当な選択肢となれるような調整を心掛けています。以下は各チャンピオンのサモナーズリフトでの通常のステータスと比較した場合の変更内容です。
エイトロックス
与ダメージ +25%、被ダメージ -25%
アーリ
与ダメージ -8%
アカリ
与ダメージ +15%
アリスター
与ダメージ +5%、被ダメージ -10%
アニビア
与ダメージ +15%、被ダメージ -10%
オレリオン・ソル
与ダメージ +10%、被ダメージ -10%
バード
与ダメージ +20%、被ダメージ -10%
ブラウム
与ダメージ +10%、被ダメージ -25%
カミール
与ダメージ +10%、被ダメージ -10%
カシオペア
与ダメージ -22%
コーキ
与ダメージ +10%
ダリウス
与ダメージ +10%、被ダメージ -10%
ダイアナ
与ダメージ -5%
エリス
与ダメージ +10%、被ダメージ -10%
イブリン
与ダメージ +20%
フィズ
与ダメージ -5%
ガングプランク
与ダメージ +15%
ガレン
回転ダメージがスタックする要素を削除、被ダメージ -10%
ナー
与ダメージ +10%、被ダメージ -10%
ハイマーディンガー
与ダメージ -10%
イラオイ
与ダメージ +5%
イレリア
与ダメージ +5%、被ダメージ -10%
アイバーン
与ダメージ +10%、被ダメージ -15%
ジャンナ
シールド耐久値 -8%
ジェイス
与ダメージ -5%
ジン
与ダメージ +20%
カイ=サ
与ダメージ -5%
カリスタ
与ダメージ +20%
カーサス
与ダメージ -15%
カサディン
与ダメージ +5%、被ダメージ -10%
カタリナ
与ダメージ +15%、被ダメージ -10%
ケイル
与ダメージ -5%、被ダメージ -10%
ルブラン
与ダメージ +10%
リー・シン
与ダメージ +5%、被ダメージ -5%
レオナ
与ダメージ -3%
マルファイト
与ダメージ -5%
マルザハール
与ダメージ -15%
マオカイ
与ダメージ -5%
マスター・イー
回復量 -10%、与ダメージ -10%
モルガナ
与ダメージ -8%
ノクターン
与ダメージ -5%
ヌヌ
被ダメージ -5%
オーン
与ダメージ +10%、被ダメージ -25%
パイク
回復量 -10%
キヤナ
与ダメージ +5%、被ダメージ -10%
クイン
与ダメージ +15%
ラカン
シールド耐久値 -10%
ラムス
与ダメージ +10%、被ダメージ -10%
リヴェン
被ダメージ -10%
ランブル
与ダメージ -10%、シールド耐久値 -10%
ライズ
与ダメージ +2%、被ダメージ -5%
セジュアニ
被ダメージ -10%
シャコ
与ダメージ -12%
ソナ
与ダメージ -5%、回復量 -5%、シールド耐久値 -5%
サイラス
被ダメージ -5%
シンドラ
与ダメージ -5%
タム・ケンチ
与ダメージ +25%、被ダメージ -25%、回復量 +10%
タリヤ
与ダメージ +15%
タロン
与ダメージ -5%
ティーモ
与ダメージ -5%
スレッシュ
与ダメージ +10%、被ダメージ -10%
ウディア
与ダメージ +10%、被ダメージ -15%
ベイガー
与ダメージ -5%
ヴェル=コズ
与ダメージ -5%
ブラッドミア
与ダメージ -8%
ウーコン
与ダメージ -5%
ザヤ
与ダメージ -12%
ヨリック
被ダメージ -10%
ザック
被ダメージ -15%
ゼド
与ダメージ -10%
ジリアン
与ダメージ +20%
ゾーイ
与ダメージ +10%
システム
URFのハイペースなゲームプレイを維持するために、オブジェクトを強力にして終盤の脅威になるようにしたいと考えています。とはいえ、以前のURFはオブジェクトを奪われると、あまりにも早く終わり過ぎていました。
また、タワープレートはサモナーズリフトの通常のプレイではレーンでのちょっとした積極性に対してでも見返りを得られるために有効ですが、URFでは敵がレーンに戻ってくるスピードが速いため、そのままではタワーを攻撃するリスクに見合うリターンが得られません。そこで、序盤にプレートを破壊するリスクを低下させ、得られるリターンを大幅に増加することで、プレートが戦略的に意義のある選択肢となるようにしました。以下は今回のバージョンのURFのシステム内の値です。
エルダードラゴン発生
9分経過時点でエルダードラゴンが発生
エルダードラゴンバフの効果時間
120秒(初回)、180秒(2回目以降)
タワープレートの体力
プレートに応じて500~1500
タワープレートからのゴールド
300ゴールド
ルーン
ルーンへの変更は最小限に抑え、前回のURFで大きな問題を引き起こしていた一部のルーンのみを弱体化しました。システムへの変更と同様に、以下の調整は今回のバージョンのURFのものです。
至高
レベル10でクールダウン短縮15%、余剰クールダウン短縮1%ごとに得られるボーナスが魔力0.5/攻撃力0.3に
強まる嵐
6分ごとにアダプティブフォースを獲得
2019年10月23日(太平洋標準時)
「水走り」のバグ修正
水走り
バグ修正
川の入り口周辺だけでなく、川のどの位置にチャンピオンがいても、「水走り」の効果が正しく発動されるようになりました
パッチ・ハイライト
チャンピオン
ガレン
Eの1回転あたりの基本ダメージが減少。
9.20にて行った強化に対する、後追いの弱体化です。一見すると大きな変更のように思えるかもしれませんが、反映率には手を加えていないため、実際の感覚としてはそこまで大きな影響は感じられないはずです。
E - ジャッジメント
1回転あたりの基本ダメージ
8/12/16/20/24
⇒
4/8/12/16/20
1回転あたりのダメージ反映率
0~8.2(チャンピオンレベル1~18)(+攻撃力の32/34/36/38/40%)(変更なし)
ケイン
Qのダメージが増加、ダーキン化によるダメージ内訳変更後の反映率が増加、モンスターに対する追加ダメージが低下。
ケインは現状、どちらの形態を選んだとしても活躍できていないため、両方の形態の対チャンピオン火力を若干向上させることにしました。
Q - 飛影斬
ダメージ
60/80/100/120/140
⇒
75/95/115/135/155
ダーキン化によるダメージ内訳変更後の反映率
合計攻撃力×0.5
⇒
合計攻撃力×0.55
モンスターに対する追加ダメージ
55
⇒
40
コグ=マウ
基本ステータスの端数を切り上げ。QとEの基本ダメージが増加。
コグ=マウのEは現状、正しく使えたとしてもマナコストに見合わないスキルとなってしまっています。とはいえ、コグ=マウにハイリスク・ハイリターンな要素を残すことを考えて、Eやほかのスキルのマナコストをその性能に合わせて引き下げるのではなく、性能自体をマナコストに見合ったレベルまで引き上げることにしました。
基本ステータス
端数切り上げマナ
322.22
⇒
325
マナ自動回復
8.676
⇒
8.75
Q - 腐食粘液
基本ダメージ
80/130/180/230/280
⇒
90/140/190/240/290
E - ヴォイド分泌液
基本ダメージ
60/105/150/195/240
⇒
75/120/165/210/255
ルル
Eのシールド量とダメージが高スキルレベルで増加。
ルルの中盤戦はもう少し強くても良いはずです。そこで、交戦時のピックスの有用性を高めるとともに、ルルが育てば育つほどプレイヤーの下した判断の影響力も高まるようにしたいと考えました。
E - ピックス、おねがい!
シールド量
80/115/150/185/220
⇒
80/120/160/200/240
ダメージ
80/110/140/170/200
⇒
80/120/160/200/240
マオカイ
Wのマナコストが固定値になり、ダメージが増加。Rのスネア効果時間が増加。
マオカイはあらゆるプレイヤースキル帯で活躍できていないため、並み居る木こりたちに一方的に切り倒されずに済むよう、強化を行うことにしました。
Q - 茨打ち
バグ修正
デスする直前にQ - 茨打ちの詠唱を始めていた場合、近くの対象にダメージを与えることができてしまう不具合を修正しました
W - 樹人の進撃
マナコスト
60/65/70/75/80
⇒
スキルレベルにかかわらず60
ダメージ
50/75/100/125/150
⇒
70/95/120/145/170
R - 大地の捕縛
スネア効果時間
0.6~2.4秒(茨の移動距離に応じる)
⇒
0.8~2.6秒(茨の移動距離に応じる)
マスター・イー
(「グインソー・レイジブレード」による)「幻影の攻撃」によって「ダブルストライク」が発動し、さらに「ダブルストライク」のスタックも付与されるように。
固有スキル - ダブルストライク
「幻影の攻撃」のバグ修正
マスター・イーの「幻影の攻撃」が正しく「ダブルストライク」を発動させ、「ダブルストライク」のスタックを付与するようになりました
パイク
レベルアップごとの体力が減少。固有スキルによる被ダメージの灰色の体力への変換率が低下。
パイクは一旦リードを手にすると、リスクらしいリスクを負うことなく、ホラー映画じみた不死身の殺人鬼と化してしまいます。たとえかなり先行していたとしても、暗殺に成功したあとの逃走経路の確保にはもっと苦労すべきですし、再度キルを狙おうとした際に体力が満タン近くまで回復してしまっているというのも問題でしょう。
基本ステータス
レベルアップごとの体力
100
⇒
90
固有スキル - 沈みし者の力
灰色の体力
敵チャンピオンから受けたダメージの30~81%(チャンピオンレベル1~18)
⇒
敵チャンピオンから受けたダメージの25~50%(チャンピオンレベル1~18)
シャコ
Wの「びっくり箱」の持続時間が減少。
9.20での変更でシャコはかなり強化されたため、レーンでの存在感と序盤のジャングル性能の高さ──この2点を対象とした軽めの調整を施すことにしました。
W - びっくり箱
「びっくり箱」の持続時間
60秒
⇒
40秒
ソナ
使用感のさらなる改善と固有スキルのバグ修正を目的とした、オトナの女に相応しい後追い調整です。
全般的な変更
リソースバー
ソナの固有スキル - パワーコード が使用可能のとき、ソナのリソースバーが現在使用中のオーラに基づいた色に変わるようになりました
固有スキルのバグ修正
強化通常攻撃の直後にスキルを発動すると 固有スキル - パワーコードのスタックが溜まらない不具合を修正しました
ビクター
基本ステータスの端数を切り上げ。Qのダメージが増加。
前回のパッチで大きく変更されたビクターですが、予想していたよりも少し弱い状態となってしまっているようです。ただ、まだ使い込んでいないプレイヤーも多い点を考慮し、フォローアップの調整は軽めにすることにしました。また、9.20のミッドパッチアップデートで対応したものの、きちんとお伝えできていなかったバグ修正の内容についても掲載しています。
基本ステータス
端数切り上げ体力
528.04
⇒
530
基本攻撃力
52.04
⇒
53
基本物理防御
22.72
⇒
23
Q - パワーブラスト
ダメージ
50/65/80/95/110
⇒
60/75/90/105/120
バグ修正
強化時にシールド量が適切に増加していない不具合を修正しました
W - グラビティフィールド
効果音のバグ修正
「グラビティフィールド」を複数の敵に使用した時に効果音が大きくなってしまう不具合を修正しました
ワーウィック
Qのダメージ反映率が高スキルレベルで上昇。Wの増加攻撃速度が上昇。
とくに“WではなくQを優先したスキルのレベルアップをした場合”において、ワーウィックはジャングルでの生存競争に勝てていません。状況に応じて“どちらのスキルレベルを先に上げるのか”を選択できるようにはしておきたいものの、天秤が片方に傾き過ぎている現状は是正する必要があるでしょう。
Q - 野獣の牙
ダメージ反映率
対象の最大体力の6/6.5/7/7.5/8%
⇒
対象の最大体力の6/7/8/9/10%
W - 血の追跡
増加攻撃速度
「血の追跡」の対象または残り体力が50%以下に低下した敵を攻撃する際に50/65/80/95/110%
⇒
「血の追跡」の対象または残り体力が50%以下に低下した敵を攻撃する際に70/80/90/100/110%
バグ修正
- キンドレッドが W - 狼の激昂を使用した際、キンドレッドが何も攻撃していないときに狼が射程内の敵を適切に攻撃しない不具合を修正しました
- リフトスカトルの「駿足の霊場」の上を歩いたチャンピオンの上に可視状態であることを示す目のマーカーが表示されるようになりました
- アッシュのE - スカウトホークで発見された敵の頭上に試合終了まで可視状態であることを示す目が表示されてしまう不具合を修正しました
- キヤナのR - 天賦絢爛のビジュアルエフェクトと実際の効果発動のタイミングがずれていた不具合を修正しました。これにより戦場の霧の中で発動した場合にも、敵から見て効果が最後まで正しく地形の輪郭に沿って順に発動するようになりました
- ハイマーディンガーのR - アップグレード!!!のツールチップでE - CH-3X稲妻グレネードのスロウ効果が80%に増加すると表記されていた不具合を修正しました
- ヘラルドの瞳を拾えるのはチャンピオンのみになりました。つまり、R - 鬼哭啾々のダッシュ中にヤスオの残像がその上を通過したり、「影の暗殺者」形態のケインの W - 刃影襲の影がその上に出現したとしても、これらはチャンピオンではないことから、ヘラルドの瞳を拾うことはできなくなりました
- サイラスがニダリーのアルティメットスキルを「乗っ取り」で奪い、彼女の Q - テイクダウンを使用した際に、適切にダメージを与えることができない不具合を修正しました
- オレリオン・ソルのR - 星炎の息吹のビジュアルエフェクトが戦場の霧の中であってもマップ全体に可視化されていた不具合を修正しました
- ニーコが自身を選択しても擬態を解除できず、固有スキルが2秒のクールダウンに入らない具合を修正しました
- クレッドがタワー、あるいは壁際でスカールから降ろされた際にターゲット不可状態にならない不具合を修正しました
近日公開のスキンとクロマ
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。高解像度のスプラッシュアートをリーグ・ディスプレイで手に入れましょう!
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。