「グリッチド アウト!」にようこそ!
新たなチャンピオンや特性、グリッチド アウト ドラフト、そして混沌を何よりも好むタクティシャンたちが、次元の裂け目をくぐってスパチュロポリスにやって来ます!なお、このパッチノートでは主に「モンスターアタック!」の既存システムへの変更を網羅していきますので、新たなチャンピオン/特性/セット固有要素/カスタマイズアイテムの詳細については上述のリンク先各記事をご参照ください!
それでは早速パッチノートのポータルにダイブイン!(ヒュュウウン)
こんにちは!「グリッチド アウト ドラフト」やインフィニティームのコンボなどは楽しんでいただけていますか?ミッドセットリリースから1週間が経過したので、高サステインキャリー・ウィークは終了、続いてはメタ多様性ウィークがスタートします。うーん、しかし「ワーウィーク」のほうが圧倒的に語呂が良い…。
なお、今回はBパッチであるため調整できる/できない範囲が決まっています。極めて大きな変更(ヴェックスのナーフとハッカーの発動人数変更)も実施しましたが、メタの健全性のためには必要な対処でしたのでご理解いただければ幸いです。ナーフが強すぎたユニットや特性に対しては、パッチ13.7で適切にフォローアップして健全な状態にしていきます。
ミッドセットの今のところの勝者は、強力なA.D.M.I.N.ボーナスとハッカー(2)の組み合わせで自己生存能力を高めたキャリーたちでした。
一部のキャリーたちはグリッチみたいな強さでしたね。いやサミーラ、君は違ったね…。なお、ワーウィックへのナーフは上の項をどうぞ!
レーザーコープの心/魂が序盤戦で急激な火力上昇を可能にしていたため一時的に無効化します。これは通常オーグメントで上位ティアボーナスを「確定」発動できる状態を避ける措置であるため、特性の書では引き続き出現します。
まさに名前どおり。ヴェックスの「喜び吸収」は対戦相手からTFTをプレイする喜びを奪いすぎていました。ヴェックス的ではあるんですけどね。
「四の法則」が強力すぎたため、現実的なレベルまでゴールド量を減らしました。
Riot MortとPeter Whalenの2人が年3セット制への移行について語る最新Dev Diary動画です。ちなみにミッドセット制はセット9.5が最後になります。
「グリッチド アウト!」で登場する新しいカスタマイズアイテムの詳細についてはこちらをご覧ください。概要をお探しの方は以下の項をどうぞ!なお全カスタマイズコンテンツがリリースされるのは、ミッドセットのリリースからわずかに遅れて、日本時間3月23日3時00分になる予定です。予定時刻後はぜひストアをチェックしてみてください。
これまでのパスと同様、「グリッチド アウト!パス」でもTFTをプレイすることでXPが溜まり、パス上のクールな無料アイテムがアンロックされていきます。また1295 RP/TCでパス+を購入するとパスの報酬がすべて入手できるようになります。パス+ではリトルレジェンドやスターのかけら、「究極脅威ウィスカー」のアジトをテーマにした複数のアリーナ、さらにはティア3アリーナ「ウィスカーのミュータントラボ」を獲得できます!なお、パス+へはいつでもアップグレード可能で、アップグレードするとその時点で獲得可能になっていたパス+の全アイテムを遡って手に入れることができます。
パス+ にはここでしか手に入らない限定のリトルレジェンド「ネメシス ニンブルフット」と、スーパーにイーヴィルな「スーパーイーヴィル スプライト」も含まれます。
ポータルの出現で迷路と化したスパチュロポリスの街なかには、ウィスカーも気に入る邪悪な座り心地のスポットが増えているようです。
凶悪なヴィランである究極脅威ウィスカーと共に、新ミシックアリーナ「モンスターアタック!」へ乗り込みましょう!
ウィスカーの破壊すべきものリスト…その先頭に記されているのは「あなたのお気に入りのセーター」です。そして二番目には…「この世界」とあります。ウィスカーの恐るべきアニメーションに戦慄しましょう…あれ?ウィスカーの胃の中にいるのは、まさかダンゴでは?詳細は記事:「グリッチド アウト!」パスなどの詳細でチェック!
「モンスターアタック!」はもうセットの名前だけじゃない!あなたのタクティシャンがモンスター型のスターネメシスに乗って打ち上げパーティーに向かう、新作ミシックアリーナ「モンスターアタック!」が登場です。ミシックアリーナに相応しいダイナミックなアートと演出でスパチュロポリス崩壊の危機を表現しています。果たしてあなたは脱出用ポータルを時間内に見つけられるでしょうか?
あらゆるものがキャッシュをもとに動くこの世界で、ビッグデータを持つゼドに抗う術など存在しないのです。
流行の最先端にいるのは、未来世界のちびPROJECT:Zedだけではありません。「ちびゼド」は1900 RPで直接購入することが可能で、彼のブーム「風魔手裏剣」が付属しています。ちびPROJECT:Zed&ちびゼドには、敵を敗退させた際に流れるアニメーションが用意されており、彼がダッシュで敵をかく乱する姿が見られます。以下の動画でアニメーションをチェックしましょう。
続いてご紹介するのは…ヒーロー、ヴィラン、そしてランゴ戦隊のリトルレジェンドたちです!
ショークにとってはすべてが一口サイズです。ショークおよびそのバリエーションは、750 RP(レア)または925 RP(エピック)で直接購入可能です。ショークのバリエーションには、ショーク(基本スキン)、スーパー ショーク、一口サイズ ショーク、スターガーディアン ショーク(エピック)、スターネメシス ショーク(エピック)、親玉ショーク(レジェンダリー)があります。
基本的に川で暮らしているスカトルですが、最近はコンバージェンスも彷徨っているようです。二本脚での歩き方を覚えたばかりなので、スパチュロポリスの通勤者たちでも簡単に見つけられるでしょう。二足歩行のスカトルとそのバリエーションは、750 RP(レア)または925 RP(エピック)で直接購入可能です。スカトルのバリエーションには、スカトル(基本スキン)、ムキムキ スカトル、スターガーディアン スカトル、おしゃれスカトル(エピック)、スーパー スカトル(エピック)、スターネメシス スカトル(レジェンダリー)があります。
ノクテロにとって、正義に休息はありません!少なくとも夜の間は、ですが…ノクテロとそのバリエーションは、750 RP(レア)または925 RP(エピック)で直接購入可能です。ノクテロのバリエーションは、ノクテロ(基本スキン)、パルスファイア ノクテロ、スターガーディアン ノクテロ、スターネメシス ノクテロ、スーパー ノクテロ(エピック)、紳士ノクテロ(レジェンダリー)があります。
全員の力を合わせても…まだ最強とは言えません。しかし、ランゴ戦隊は犯罪を阻止し、悪を食い止めるべく、日々街を転がり回っています。コンバージェンス至高のローラーは、それぞれ925 RPで直接購入可能です。ランゴ戦隊のバリエーションには、紅蓮の情熱ランゴ(エピック)、俊足の蒼ランゴ(エピック)、黄色の雷鳴ランゴ(エピック)、熾烈の薔薇ランゴ(エピック)、白熱の光輝ランゴ(エピック)があります。
セット | 内容 | 価格 |
人類の行く末セット | グリッチド アウト!パス+ ちびゼド ゼドのデータキャッシュx27 ゼドのデータキャッシュ(ボーナス)x4 |
13150 RP/TC |
フルスケール セット | グリッチド アウト!パス+ 超極悪カプセルx27 超極悪カプセル(ボーナス)x4 |
11630 RP/TC |
正義の心意気セット | 「ニヤリッ」エモート 超極悪カプセルx1 ゼドのデータキャッシュx1 パルスファイア ノクテロ |
550 RP/TC |
皆さんへの褒賞は今パッチ期間中に配布されます。初日には届かなくとも期間末までに順次配布していきますのでご安心ください。
街の平和を守っているうちに、「モンスターアタック!」の前半セットでゴールド以上のランクに到達できていたなら、その偉業を披露できるちびスターガーディアン ラックスの特別なエモートを受け取れます!
チームを組んでヒーローとアイテムを交換していた方たちにも、褒賞を用意しています。ダブルアップでゴールド以上に到達した方には、パートナー(たち)と一緒にお祝いできる以下のエモートが贈られます!
期間中にハイパーロールでグリーン、ブルー、パープル、ハイパーティアに到達した方には、ヒーローパワーにあふれるスプライトのエモートが贈られます!
このパッチノートでも「モンスターアタック!」の既存システムに対する変更の概要は網羅していますが、新ユニット/特性などの詳細についてはサードパーティのフレンドたちがしっかりカバーしてくれています。気になる方はぜひアクセスしてみてください:
新しくなったヒーローオーグメントの出現仕様では、脅威のヒーローオーグメントが頻出しすぎていたため、追加ルールを入れることで出現率を修正しました。スパチュロポリスと違い、我々は皆さんを脅威から保護するのです!
出現した次元の裂け目と同レベルのインパクトを持つミッドセット固有要素、「グリッチド アウト ドラフト」の登場です。詳細はこちらからどうぞ。リンク先の記事では最新ヒーローオーグメントの一部も解説されているのでぜひご覧ください。!
「グリッチド アウト ドラフト」は早い段階から毎試合異なる展開を狙えるようにするセット固有要素です。ステージ2でアイテムなどの戦利品を入手できるようにすることで、序盤のユニット入手性/エコノミー/特性に関係なく、構成の幅を広げられるようにしました。
今回のミッドセットでは、セットの長所を伸ばすことにに注力しつ、望ましくなかった要素は排除しようと試みました。その一環として、「モンスターアタック!」であまり振るわなかった/より楽しいアイデアが浮かんだヒーローオーグメントをいくつか廃止しています。
レコンは「モンスターアタック!」を通じて強さと機能面の問題を抱えていました。たとえばレコン自体が強い状態でも、ヴェインがとんでもない位置取りをして倒されたりするなど、『リーグ・オブ・レジェンド』でキャリーがビッグプレイを狙ってアグレッシブすぎる位置取りをし、結果的にチームメイトから愛想を尽かされる現象(英語圏では「Vaynespotting」とも呼ばれます)と同種のことが起きていました。そのような瞬間は対戦相手側からすれば愉快ですが…レコンキャリーが敵デュエリスト前衛に転がり込んでいくあの嫌な記憶を再現しうる要素を残す必要はないでしょう。この判断はAIを何度か修正しても変わりませんでした。
ガリオとシヴィアがインフィニティームのエージェントだったことが判明し、ジャンナひとりとなってしまったシビリアン特性。そこで今回はジャンナにキャリー能力を与えた上で特性自体を削除することとしました。ジャンナの変更に関する具体的な情報はパッチノート後半で詳しく紹介します。
A.D.M.I.N.はソラカの引退とワーウィックの復帰に合わせて調整が行われています。たとえば条件「スキルを使用すると」はほぼソラカのスキル連打を想定したものだったため、ソラカ不在となれば別の方法で一定のバフ(強化)を施す必要がありました。
ツイステッド・フェイトがゼドの代わりに参加したことで、多人数デュエリスト構成では終盤戦キャリーを活躍させるための前衛が必要になっていました。そこで上位ティアの発動効果にダメージ軽減効果を追加し、近接攻撃チャンピオンばかりの構成では欠かすことのできない生存能力を上昇させています。これで新たなキャリー(ツイステッド・フェイト)も終盤戦のラウンドで爆発的ダメージを狙えるようになるでしょう。なお、ダメージ軽減効果を単純に追加するだけでは強力すぎるため、特性の攻撃速度上昇効果をやや低下させることで全体的な強さを調整しています。
ハッカーは紋章なしで(4)到達可能になったため、(5)を新設しました。リフトウォーカー特性の友、ザックのおかげですね。今回は「グリッチド アウト!」という名前なのでハッカーの紋章はぜひ残したいと考え、気軽に補佐的な特性(メインではない特性を低いティアで発動させられる特性)として使えるティアも残す判断をしています。
OXフォースはずっとある種の扱いづらさがありました。これは前衛系特性なのか、アフェリオスの自己防衛手段なのか、それとも攻撃速度ブースト特性…?すべて正解であるがために、逆に突き抜けた特徴を持たない状態になってしまっていたのです。そこで今回、物理防御と魔法防御を付与する純粋な防御系特性とし、前衛を固める補佐的な特性として活用したり、OXフォース(4)で打たれ強いヴィエゴをキャリーとしたり(ブラッドサースターやヘクステック ガンブレードを推奨)できるようにしました。また一瞬の無敵時間は、視認性もあり、いちばんの機能的特徴になっていたため継続しています。私個人としても大好きでしたが、実はチームの誰かさん…コホンMortコホンはそうでもなかったようです。ここに書く中身にまで口出しする権限が彼になくて良かったぁ!ねえ、DortMog?そう、ここはPrismの独壇場。というわけでOXフォースはやっぱり最高!
反逆者(6)が紋章なしで到達できるなら、やはり"普通には到達できない最上位ティア"が必要です。しかし3/6/7という区切りでは成立しないため、今回は3/5/7で区切り直し、(7)を紋章入手時にだけ到達できる夢のティアとしました。
きらめく星を見上げて多人数スターガーディアン構成を目指したプレイヤーは、たいていその後LPを失う結果になっていました。これは序盤戦の進行が高難易度だったためです。「ガーディアン」と銘打っていながら、構成には前線を守るガーディアンが不足がちだったのです。そこで今回は特性としての不動の人気(アーゴットも好きなほどです)に応えるべく、補佐的に発動させられて、かつ多人数構成を目指した時の厳しさを緩和できる特性へと再構築しています。
ショアショットの2/4という区切り方はややスムーズさに欠けていました。ショア(確実)ショットと言うならば、なかなか引けないティア5ユニット、紋章、オーグメントなしでも狙える状態であるべきでしょう。
アッシュがマークスマンという祖業に戻るべくレコンを引退。より正確に射抜ける物理攻撃特化型特性に編入されました。これでもう最寄りのワーウィックに転がり込んでいくようなことはなくなるでしょう。
ラックスの攻撃対象選択処理を変更し、安定性を向上させ、運頼みになる要素を減らしました。今後は攻撃対象に向かってスキルを発動するようになるため、威力については上昇させていません。これでラックスの対象選択をある程度制御できるようになるため、うまくすれば敵の物理攻撃系キャリーを巻き込むことも可能になるでしょう。なお、スターガーディアン(2)と攻撃対象選択の変更2点により安定性の上昇が見込まれるため、今回はラックスのマナに予防的なナーフを実施し、スキル発動に必要な通常攻撃回数を5回から6回に増加させています。
近頃エズリアルはみんなと仲が良いようですが、なかでも重要なのは「自分自身と友だち」であること。そんな彼は新たな自己愛とクイックドローという特性を得て、アンダーグラウンドNo.1の可愛さだけでなく卓越した強さを兼ね備えるユニットになりました。私たちが基本スキルの威力に予防的ナーフ(弱体化)を入れざるを得ないほどに。
カイ=サは最大マナが少ないため、スターガーディアンとの相性があまり良くありませんでした。そこで今回はスキルを変更し、スターガーディアンリロール構成でキャリーとなれるようにしています。
特性のレコンを失ったヴェイン。しかし、一部ステータスにバフが入ったことで、残る2特性だけでもかなりの強さを発揮することでしょう。
ミッドセットでは、新しいティア4ユニットが多数追加されました。各ユニットの詳細はゲームプレイ概要記事をご覧ください。このページでは続投ユニットに対する変更を紹介していきます。
ラウンド後半になるほど強化されていくベル=ヴェス。対抗するにはヴォイドレモラを呼んでくるしかなさそうです。
ミス・フォーチュンはクイックドロー特性を補佐的に発動させてダメージを底上げできる点を考慮し、「バレットタイム」の弾数を少し間引くことにしました。彼女にとっては、"たま"らないかもしれません。ああ…これ編集担当に削除されそう。編集者メモ:削除なんてしませんよ。その所業をしっかりみんなに見てもらってください。
イゾルデもこうしてヴィエゴに魅了されたのでしょうか?新特性としてハートを獲得し、OXフォースの効果が攻撃速度増加ではなくなり、ヴィエゴはバランス調整後もキレッキレの腹筋を見せつけながら敵ユニットのハートを次々と鷲掴みにしそうな雰囲気です。最大マナが低下したので、ぜひハート特性を発動させて低下した火力を補っていきましょう(ハート特性のスタックは再発動のたびに貯まります)。
特性の項でお伝えした通り、ジャンナは終盤戦にスペルスリンガーの(あるいは魔力系アイテムが余る場合なら各種構成の)キャリーとして活躍できるように大型変更が入っています。
先程紹介した"ドラフトラウンド後にアイテムが外れる"変更以外にも、細かいながらも利便性を高めるUIの変更をいくつか実施しています。
ジャンナ自身がスペルスリンガーの新たな最上位キャリーとなったため、キャリー系ヒーローオーグメントに大幅なナーフを実施しました。
トップレベルの興奮を生み出すオーグメント犠牲的な協約について大型バランス調整案の模索を進めた結果、ついにバランスの落とし所─他のエコノミー系オーグメントと同様にPvPラウンドでのみ発動する─という案にたどり着きました。
競技シーンでは現在、ギャンブラーが特定のプレイパターンを取る時にのみ使用されています。特に脅威との組み合わせは強力で、ギャンブラーが引ければ、必ず脅威構成に持ちこめる状態にありました。
ダブルアップは友だちと楽しみたい時や通常では狙えない構成を試行錯誤する時などには最適なモードですが、「モンスターアタック!」の最終盤にはモードとしての"最適解"が出たように感じられました。片方のプレイヤーがタンク系構成を組んで時間を稼ぎ、全てのアイテムを火力の高い構成を作るパートナーに譲る。これが最も効率的なプレイスタイルになっていたのです。
以下の変更は、忠義の小ルーンをより細かく使っていくことで"パートナーと共に互いの盤面を強化していく"側面に光を当てつつ、一方のプレイヤーが相手にすべてのアイテムを譲る行為(チーム構成の多様性を硬直化させるプレイパターンでもあります)を防ぐ狙いが込められています。ぜひ、持ちつ持たれつでやってみてください!
ミッドセット固有要素「グリッチド アウト ドラフト」を導入するため、ハイパーロールの試合に時折(試合開始直後以外にも)ドラフトラウンドが入るようになりました。