PBEに「チャレンジ」が登場

2022年初頭の実装に先駆けて、「チャレンジ」システムがPBEに長期間登場します。

ここ数か月のあいだに何度かチャレンジシステムについてお話ししてきましたが、まもなくそれがPBEに実装されます!チャレンジはランク戦で大暴れするプレイヤーだけでなく、ランダムミッドファンや、クラッシュ参加者、カスタマイズアイテムのコレクターなど、すべてのLoLプレイヤーにとって意味のあるプログレッションを提供すべく設計されています

チャレンジは、もう慣れ親しんだ方もいるであろう一度で完了する実績システムとは少し異なります。個々のチャレンジはアイアンからマスターまでレベルを上げることができます。マスターに到達するだけでは満足できない方のために、多くのチャレンジにはグランドマスターとチャレンジャーのティアが存在します。また、ランク戦と同様に、これらのティアに入ることができるのは常に各地域ごとに一定数のプレイヤーのみです。あなたがサーバーで最もペンタキルを獲得したプレイヤーとして名を轟かせたいなら、これがチャンスです。

300種類を超えるチャレンジをリリースするため、2022年初頭の本実装前に、PBEに長期間置いてテストします。チャレンジにはさまざまな要素が盛り込まれているため、一部の機能は他の機能よりも遅れてPBEに実装されますが、今後数か月で起こることを皆さんも知ることができるよう、本日は要約して共有したいと思います。

チャレンジタブ

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チャレンジのタブは、プロフィール内に用意されています。他のプレイヤーを調べて、チャレンジの進行状況を確認することもできます。

左側の大きなクリスタルはシステム全体の進行状況を追跡します。各チャレンジのランクを上げるたびに総合スコアが増加し、クリスタルはアイアンからチャレンジャーへと進化していきます。

クリスタルの下にある5つのバーは、チャレンジの5つ*のカテゴリを表しています。カテゴリーは総合的な進行度と個々のチャレンジの中間に位置しており、ゲームの特定の側面におけるあなたの成長を追跡できます。さらに(驚くことに!)、カテゴリーもまた​​ランクアップします。

注意:ここで紹介するチャレンジとカテゴリーの名称は仮名称であり、実装時には変更される可能性があります。

  • 想像力:このカテゴリーはゲームモードと革新的なプレイによって、夢見る気概のある者のホームになります
    • キケンな薬:ランダムミッドで、直近にヒールパックで回復した敵をキルする
    • ウェーブにさよなら:3秒以内に20体のミニオンを倒す
  • 技巧:このカテゴリーで大きな成果を得るには、スキルを駆使して対戦相手を圧倒する必要があります
    • 不死身の大魔王:力尽きることなく試合に勝利する
    • フレイムホライズン:対戦相手より100以上多くCSを獲得して試合に勝利する
  • チームワークと戦略:チームと協力してリフトを支配することがこのカテゴリーでは重要視されます
    • ソウルスイープ:敵に1体もドラゴンを倒されずにドラゴンソウルを獲得する
    • チーム差:ミニオンのスポーンから試合開始15分までの間にエースを獲得する
  • 歴戦:このカテゴリーをブーストさせるには、キル、獲得ゴールド、その他のデータで大きな数字を出すことが重要になります
    • ペンタァァァァ!:ペンタキルを獲得する
    • マルチウェポンマスター:複数の異なるミシックアイテムを装備して勝利する
  • コレクション:その名前の通り、カスタマイズアイテムを集めたり、戦利品を手に入れることでこのカテゴリーのバーが貯まります
    • リフトの象徴:サモナーアイコンを入手する
    • 人生のスパイス:チャンピオンを獲得する
  • *レガシー:今からでは達成できない過去の実績を記念するため、このカテゴリーには期間限定のチャレンジが含まれています。これらはあなたの総合的な進行状況には影響しませんし、レガシーをカテゴリーとしてレベルアップさせることもできません。

チャレンジタブ内には検索バーがあり、チャレンジ名または追跡する条件からチャレンジを探すことができます。また、各カテゴリー内のチャレンジをグループ(例:想像力カテゴリ内のランダムミッド)、直近のランクアップ、または現在のティアでフィルタリングすることも可能です。

チャレンジカード

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あらゆるチャレンジの中心は、そのチャレンジと現在のランクを表す独自のアイコンである「トークン」です。トークンの下にあるのがチャレンジ名(“Gets The Wurm”)で、その下には基準が記載されています(Take Barons before 21 minutes)。

左上隅には、総合チャレンジスコアにプラスされているポイント数が表示されます。右上隅には、チャレンジを達成できるモードが示されます。

そしてカードの下部には、チャレンジを特定のティアにレベルアップさせることで次に受け取れる主要な報酬が表示されます。この例では、ゴールドに到達するとタイトル“Early Bird”を獲得できます。そういえば、タイトルがあるということはまだ言っていませんでしたっけ?

Lobby

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では次に、タイトル、トークン、そしてプロフィール以外でチャレンジが表示されるすべての場所についてお話ししましょう。まず、チャレンジ関連の様々な情報を表示するスペースを作るため、ロビーをアップデートしました。

サモナーアイコンがあなたのアイデンティティーの中心であることは変わりませんが、ランクアーマーは見た目が作り直され、「ランクの紋章」になりました。これまで通り、ランクボーダーとプレステージボーダー(レベル)を切り替えることができるのに加えて、プレステージボーダーを最新のものに限らず以前に獲得したものから自由に選択することがついに可能になりました。サモナーアイコンのすぐ下にチャレンジクリスタルも新しく追加しました。プレイヤーのサモナーアイコンにカーソルを合わせると、現在と過去のランク、サモナーアイコンの情報、および5つのカテゴリーにおけるランクを含む、詳細なチャレンジ関連情報が記載されたツールチップが表示されます。

サモナー名の位置は変わりませんが、そのすぐ下に新しい友達が追加されました。タイトルです。

タイトル(“Dragonmaster”)は、特定のチャレンジを特定のティアにレベルアップさせることで獲得でき、アンロックしたタイトルから自由に選択することができます。

タイトルの下にあるのは、先ほどチャレンジタブでも見たチャレンジトークンです。トークンは最大3つまで装備して自慢できます。トークンが表示されている場所にカーソルを合わせると、関連するチャレンジとティアを確認できます。

新しいバナーで注目すべきなのは、過去のランクを示すボーダートリムが無くなったことです。チャレンジの初実装後にリリース予定の「バナーアクセント(仮名)」を現在制作中です。このバナーアクセントには過去のランクが含まれます。それまでの間は、プレイヤーのサモナーアイコンにカーソルを合わせることで過去のランク情報が表示されます。

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最後に、「ポジション選択」を「マッチメイキング」の横に移動し、スペースを解放しました。「推奨/招待」メニューもデフォルトでは折りたたまれていますが、クリックすることで開きます。

アイデンティティーメニュー

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これらすべての新しいアイデンティティーオプションには、カスタマイズ体験の向上が必要でした。アイデンティティーメニューの場所はこれまでと変わりませんが、アイコン、ボーダー、タイトル、チャレンジトークン、私たちが今後作り出すことのできるその他のコンテンツタイプに対応しています。左側には、項目を切り替えたときにバナーがどのように見えるのかがプレビュー表示されます。保存ボタンを押す必要はありません。変更はリアルタイムで更新され、元に戻すボタンを使えば、しっくりこなかった変更を元に戻すことができます(たくさんの項目を変更してからすべてを元に戻すことも可能です)。

アイコンセレクターに関する特別なメッセージ:「コレクション」タブと同じ技術を使用しているため、アイコンを選択している最中に、レアリティ、ツールチップ、フィルター、検索にアクセスすることができるようになります。

ロード画面

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ロード画面も刷新されました!デザインし直されたランクの紋章はロビーから引き継がれ、プレイヤーカードもより現代的な見た目と操作感を備えています。機能上の変更も行い、プレイヤーカードに3つの面ができました。(物理的な仕組みは聞かないでください。これ、ヘクステック製なんで)

  1. ゲーム情報:チャンピオン/スキン、ランクボーダー、ファーストストライクボーダー、サモナー名、タイトルとアイコン、サモナースペル、ルーン、名誉
  2. チャンピオン情報:チャンピオンマスタリーとエターナル
  3. (新登場)プレイヤー情報: ランク、チャレンジクリスタル、チャレンジトークン

また、クリック回数を減らすために、プレイヤーの10名のカードすべてを連動して同じタブに変化させる「クイックスイッチャー™」を追加しました。

試合終了画面

試合終了画面にもかなり大規模な変更が行われています。2つの画面に分割され、1つには個人の進行状況が、もう1つには試合のスコアボードが表示されます。

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進行状況のページにはこれまで慣れ親しんだものがすべて…左側にはランクの進行度、チャンピオンマスタリー、サモナーレベルが、右下には受け取った名誉が表示されます。大きな変化は進行度スライダーです。ここにはレベルアップした、もしくはレベルアップに近づいた、あるいは際立ったパフォーマンスが発揮されたチャレンジとエターナルが表示されます。

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スコアボードの見た目と操作感は新しくなったものの、現在のスコアボードと非常によく似た形を保っています。ただし、いくつかの変更を加えずにはいられませんでした。

  • (レーンポジションが存在するモードに)レーンポジションを追加しました
  • KDAを追加しました
  • チャンピオンの与ダメージ、被ダメージ、回復/シールド量、CCスコアで切り替わるカラムを追加しました
  • 獲得ゴールドのカラムが倒したミニオン数に切り替わるように
  • 各プレイヤーの最も進行したチャレンジを示すカラムを追加しました
  • 「進行状況」タブから移動した後にチームメイトがあなたに名誉を送る可能性があるため、こちらにも名誉が表示されます

ソーシャルの比較

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前述したように、チャレンジトークンはどこに表示されていてもカーソルを合わせることができます。マスター以上にランクアップさせた状態でトークンにカーソルを合わせると、サーバー内でのあなたの順位を示すランキングも表示されます。

他のプレイヤーのトークン(またはプロフィールのチャレンジカード)にカーソルを合わせると、チャレンジのランキングに載っている場合のサーバーランクなどを確認して自分の進行状況と比較することができます。

今後の予定

すべてのパーツが正しく機能することを確かめるため、チャレンジは数か月のあいだPBEに留まります。ランクの紋章と表彰、新しい試合前ロビーの基盤はランクシーズンの開始に合わせてパッチ12.1で公開されますが、完全な実装はそれから数か月後に行われます。

PBEの最初の数週間は、主に重大なバグの特定とチャレンジ関連機能の不具合に注力します。リリースが近づくにつれ、初期段階で見逃していた機能を洗練するためのフィードバックや、拡張にも着目します。何かご意見があればSNSで共有してください!来年、皆さんの手元にチャレンジをお届けできるのを、今から楽しみにしています。