LoLのDX11対応に向けたベータテストにご協力ください

DirectX 11のテストにご協力いただける場合は、記事に書かれている手順に従ってご参加ください。

要約:10.16から試験的にLoLをDirectX 11(DX11)に対応させます。このDX11のテストにご協力いただける場合は、記事に書かれている手順に従ってご参加ください。

私たちは現在DX11 APIへの対応作業を進めているのですが、実際にDX11をこのゲームの標準にする前に、まずパッチ10.16からプレイヤーの皆さんにこの新しいAPIを試していただきたいと考えています。APIを切り替えても描画のクオリティーやパフォーマンスに特段の変化は起きないと思われますが、もし何か動作がおかしくなったように感じられた場合、件名に「DX11」という単語を含めてプレイヤーサポートまでご連絡ください。

なぜそんなことをする必要があるんですか?

DX11のような、より新しいレンダリングAPIにアップグレードすることで、将来的にパフォーマンスやレンダリングに大きな改善が見込めるようになるからです。今のところDX11のテストは任意ですが、ぜひ皆さんにご協力いただきたいと考えています。社内テストはすでに幾度となく行っているのですが、私たちやパートナーの皆さんが使えるハードウェアの数にはどうしても限りがあるため、すべての不具合を洗い出すのは難しいのが現状です。プレイヤーの皆さんにこのテストを開放することで、今では少し古くなってしまったPCから最高級ゲーミングPCまで、DX11がプレイヤーに及ぼす影響を幅広く調査できるというわけです。

DX11のテストに参加するにはどんな作業が必要ですか?

Riot Games > League of Legends > Configフォルダ内にあるgame.cfgの[General]項目内にDX11BetaTest=1という行を追加してください。このファイルは「メモ帳」のようなテキストエディターで編集でき、またファイル名や追加する内容はすべての地域と言語で共通です。なお今回の短期間のベータテストを除き、DX関連設定は基本的にプレイヤーが常に気にする性質のものではないことから、ゲーム内でこれを切り替える機能はご用意していません。

DX11_config.JPG

私自身に何か影響はありますか?

すでに行っているパッチ数回分のPBEテストの結果から、今回の変更後も特段気になる問題は発生しないと考えています。「DX9からDX11に切り替えることで、パフォーマンスが以前と同様か、あるいは向上すること」を確認するのが現段階での目標です。そのため、仮にDX10以降をサポートしていないハードウェア上でテスト設定を有効化した場合も自動的にDX9の設定に戻るようになっており、これが原因でゲームがクラッシュすることはありません。それでも映像やパフォーマンス、安定性などに不具合が発生した場合はgame.cfgファイルに書き加えたテスト設定の部分を削除してください。

DX11のテスト中だけ発生する問題を見つけました。どのように報告すればいいですか?

DX11上でしか発生しない不具合を発見した場合、まずお使いの.cfgファイルのベータテスト設定部分を削除するか、または「=1」の部分を「=0」に書き換えて、通常の環境ではその問題が発生しないことを今一度ご確認ください。その後もまだ不具合が継続するようであれば、件名に「DX11」という単語を含めてプレイヤーサポートまでご報告ください。ご報告を受け次第、担当チームが確認作業に入ります。


DX11が標準となるのは、このベータテストで満足のいく結果が得られてからとなります。この変更がゲームに悪影響を及ぼさないことを確認するのが今回のベータテストの狙いなので、実際に導入された際はベータテスト参加者もそうでない方も、そのことに気がつかないかと思います。いつもLoLの改善にご協力いただき、ありがとうございます。