パッチノート 11.5
光陰矢の如し──早くもパッチ11.5がやってきました! 早速始めていきましょう。
まずは強大なるジャングルについて。マスター・イーやセジュアニといったチャンピオンが苦戦している一方で、ウディアやラムスといったチャンピオンは全速力でマップ中を暴れ回っています。そこで前者には強化を施し、後者にはブレーキをかけます。
次にアイテムについて。「グインソー レイジブレード」に新たなルールを追加し、セナとのシナジーに関して解決を図っています。また、「ムラマナ」と「エッセンス リーバー」の違いを明確化し、ニッチな魅力を際立たせてもいます。
さあ、お尻の針を尖らせ、ブンブン飛んでミッドレーンへと向かいましょう! それでは、また次のパッチでお会いしましょう。
メリソフォビア(ハチ恐怖症)の方は、こちらのポータルから TFTのパッチノートにアクセスし、ハチのいない安心安全な変更内容をチェックしてくださいね!
ミッドパッチアップデート
2021年3月8日(太平洋標準時) グレイブス、クレッド、ジェイスのバグ修正
グレイブス
ジェイス
クレッド
2021年3月4日(太平洋標準時) ヴィエゴ、アジール、ウーコンのバグ修正
アジール
ヴィエゴ
ウーコン
2021年3月3日(太平洋標準時) 「毒蛇の牙」とパイクのバグ修正、キヤナのバランス調整、「ムラマナ」に関する詳細追記
ムラマナ
パイク
キヤナ
毒蛇の牙
パッチハイライト
チャンピオン
アジール
Wの砂塵兵のダメージが低下。
試合全体を通して安定しているアジールのパワー曲線のバランスを取るために、序盤のレーン戦におけるコントロール性能を低下させることにしました。
W - 目覚めよ!
グラガス
Qのコストがスキルレベルにかかわらず一定に。
ムッキムキになったトップレーンのグラガスを抑え込むため、樽を値上げすることにしました。
Q - タル転がし
ジャックス
レベルアップごとの基本攻撃力が増加。
「トリニティフォース」でジャッキアップされたジャックスのデラックスなアタックダメージ! (早口で3回言ってみてください)
基本ステータス
カルマ
Qのクールダウンが短縮。
パッチ11.3で強化されたにも関わらず、サポートのカルマはまだ元気がないようです。最近行われた変更について精査した結果、パッチ10.16で行った弱体化の一部を元に戻せば、彼女の闘争心に再び火を灯すことができるだろうと考えました。
Q - 心炎
コグ=マウ
>Wの追加ダメージが高スキルレベルで増加。
昔々、タンクやファイターが「サンファイア ケープ」や「ランデュイン オーメン」といった物理防御系のレジェンダリーアイテムしか積んでいなかった時代、コグ=マウは今より短いクールダウンを活かし敵の装甲を易々と溶かしていました──そこで唾の威力を高め、スキルが利用可能なときには突撃できるようにしました! (突撃ラッパの音♪)
W - 有機性魔力砲
マスター・イー
Eの基本ダメージが増加。
パッチ11.1での弱体化とジャングルへの変更により、マスター・イーは苦戦しているようです。様々なビルドやプレイスタイル(とくに攻撃速度を重視したもの)で活躍できるよう、彼のストライクにアルファを注入しました。
E - ウージュースタイル
パイク
固有スキルの灰色の体力の獲得量が減少、代わりに脅威に応じて増加するようになり、周囲に敵がいると増加するように。
ミッドパイクのサステインを低減させつつ、サポートパイクを引き波から引っ張り上げています。
固有スキル - 沈みし者の力
キヤナ
Wの追加ダメージが高スキルレベルで増加。Rのダメージが高スキルレベルで増加。
キヤナのパワーは序盤のロームに依存する傾向にあります。そのため、彼女はエリートレベル帯でピックされることが多くなっています。というのも、より上位のスキルレベル帯だと相手チームが連携して安全を確保してくる場合もありますが、エリートレベル帯であればローム性能の高さを遺憾なく発揮できるからです。この女帝の勝利のチャンスを増やすために、基本的なスケーリングを強化し、早めにWのスキルレベルを最大まで上げることを奨励することにしました──もちろん、敵をひざまずかせるためです。
W - 大地の力
R - 天賦絢爛
ラムス
レベルアップごとの基本体力が低下。
ラムスはとくに平均的なスキルレベル帯でアルマジロ以上の硬さを誇っています。耐久力を低下させることで、戦闘に突入する際はもっと慎重さが求められるようにしました。
基本ステータス
レル
基本物理防御が減少。W1とW2のクールダウンが延長。
レルはプロシーンを席巻するほどの強さを見せています。対戦相手にも反撃のチャンスを与えるため、ハラスに対する耐久力を低下させることにしました。
基本ステータス
W - フェロマンシー: 装着
W - フェロマンシー: 騎馬
サミーラ
レベルアップごとの基本攻撃力が増加。Qのダメージ反映率が高スキルレベルで上昇。
サミーラは前回のパッチで弱体化を受けて苦戦しているため、スケーリングを強化することで、終盤戦になっても敵を叩きのめせるようにしました。
基本ステータス
Q - フレア
セジュアニ
Wの2撃目のダメージ反映率が上昇。
セジュアニは新たなジャングル環境に苛立っているようです。そこでWを2発とも命中させた際の効果を高めてやることにしました。
W - 氷河の怒り
セラフィーン
固有スキルの「ノート」の2スタック目以降のダメージ低下ペナルティを削除、味方が付与する「ノート」のダメージが低下。Rのクールダウンを延長。
セラフィーンの歌声(と“あらゆる面で強過ぎる”という声)は未だにレーダーやラジオから聞こえ続けているため、味方の「ノート」によるダメージを低下させつつ、自分の「ノート」のパワーを高めることにしました。これにより、ファンたちの力で強化され過ぎることなく、自分自身の影響力は持ち続けられることでしょう。
固有スキル - ステージプレゼンス
R - アンコール
シャコ
Wの基本ダメージと1体の対象への基本ダメージが低下、モンスターに対してはダメージが増加するように。
シャコはボットレーンを震えあがらせている一方で、ジャングルでは文字通りピエロと化してしまっているため、適切な調整を行うことにしました。
W - びっくり箱
トゥイッチ
固有スキルのスタックごとのダメージ反映率が低下。Rの追加ダメージが増加、効果時間が延長。
魔力系ネズミは強力ですが、攻撃力系ネズミは何かがおかしいようです。再調整を行います。
固有スキル - スゴイ毒ダ!
R - ヒャッハー!
ウディア
レベルアップごとの基本体力が低下。Rのオーラの合計ダメージが低下。
「ターボ ケミタンク」といった新アイテムの助けを借りて、ウディアはこれまで見たこともないような移動速度でジャングルを走り回り、何者も恐れることなく、戦闘への参加と離脱を超高速で繰り返しているようです。そこでクリア速度(つまりはパッチ10.21での強化)を元に戻し、耐久力も低下させました。
基本ステータス
R - 不死鳥の型
ヴィエゴ
「メジャイ ソウルスティーラー」と「憑依」に関連する複数の不具合を修正。固有スキルのタワーの攻撃回避を削除。
ヴィエゴの調整を続ける中で、いくつかの重要なバグ修正を行うことになりました。これは結果として少々の弱体化にもなっています。
全般
固有スキル - 王の支配
アイテム
ムラマナ
「ムラマナ」はステータスも使用例も「エッセンス リーバー」と類似し過ぎてしまっています。両者を差別化するため、ムラマナは“スキルの強化”に焦点を当てるよう変更を施し、「エッセンス リーバー」は“スキルを通して通常攻撃を強化する”ようにしました。
ストライドブレイカー
「ストライドブレイカー」のダッシュはそのダメージと比べて十分なパワーが感じられなかったため、全体的なパワーは維持しつつ両者のバランスを調整することにしました。
グインソー・レイジブレード
「グインソー レイジブレード」はクリティカル率を100%以上に増加させられること、そしてクリティカルダメージの増減効果を無視することから、セナのような特定のチャンピオンは多大な恩恵にあずかっています。このようなエッジケースを回避するためのルールを追加してそうしたチャンピオンたちのアイテム選択の多様性を高め、またこのアイテム自体をより多くのチャンピオンが利用しやすくなるよう調整を施しました。
セナについては、固有スキルから100%を越えてクリティカル率を獲得できず、余剰分が同じ比率でライフスティールに変換されるようになります。
毒蛇の牙
「毒蛇の牙」は強力なものの分かりにくいアイテムだったため、もっと幅広く使えるようにしました。シールドに対する「重傷」のようなもの……、いえそれ以上のものです!
ブラック クリーバー
「ブラック クリーバー」を戦闘が長引いた際により役立つよう調整しつつ、価格も低下させました。
ゲーム内ショップのアップデート
ショップは驚くようなペースで知識を吸収し続け、新たな知見を得るに至りました(「オーンを弱体化しろ」とせがみ続けているようです)。
- スターターセットが登場:開始時のおすすめで最初のアイテムだけでなく、人気のアイテムの組み合わせが表示されるようになりました(ヒント:ほとんどの場合はポーションです)。クリックの手間が省けます!
- アイテムと検索の詳細表示でフォントのレンダリングが改善されました。以前はまっタクぷレイ不可能なほどでしたが、それが修正されました。
- さらなるバグ修正とパフォーマンスの改善。端数を揃えるためにショップに体力を2追加しました。
- アイテムショップで「魔力」または「マナ&自動回復」で絞り込み表示した際に「シュレリアの戦歌」が正しく表示されるようになりました。
バグ修正/利便性(QoL)の変更
- リーグクライアント:「データを待機中」の画面から進まなくなり、対戦終了時のロビーに移行できないことがあった不具合の原因を特定して修正しました
- リーグクライアント:対戦履歴のグラフとデータに関するレンダリングの複数の問題を修正
- リーグクライアント:チャンピオン選択時にチャンピオンをトレードできなくなることがあった不具合を修正
- 「愛の狩人クイン」のリコールの効果音が正しく再生されるように
- カミールのW - タクティカルスイープの回復に内側範囲のダメージではなく、外側範囲の追加ダメージが正しく反映されるようになりました
- 「ホライゾン フォーカス」で強化された行動妨害スキルを受けると、トリンダメアがR - 不死の憤激発動中に倒されることがあった不具合を修正しました
- アーゴットのW - パージを発動後、最初の通常攻撃だけでなく、すべての通常攻撃で「ムラマナ」と「ラヴァナス ハイドラ」の「なぎ払い」の自動効果の追加ダメージが適切に発動するようになりました
- 遠隔攻撃チャンピオンに「ドラン シールド」の「治癒」と「奮闘」の自動効果が正しく適用されるようになりました
- ウディアがあらゆる攻撃で「女神の涙」のマナチャージを発動できていた不具合を修正しました
- 「ルナーン ハリケーン」の攻撃が「征服者」の追加のスタックを付与していた不具合を修正しました
- 特定のチャンピオンがドラゴンを討伐した際に対象指定不可状態になっていると経験値を適切に獲得できなかった不具合を修正しました(マスター・イー、ザヤ、ゼド、ケイン、マオカイ、ユーミ)
- 「ラヴァナス ハイドラ」の「なぎ払い」の自動効果が同様のスキルすべてで一貫して機能するようになりました
- エズリアルがQ - ミスティックショットを使用したと同時に振り返ると「ルナーン ハリケーン」を発動させなかった不具合を修正しました
- シヴァーナのW - バーンアウトを発動中に「ラヴァナス ハイドラ」の「なぎ払い」の自動効果が最初の攻撃以降機能していなかった不具合を修正しました
- 「レリック シールド」のサポートの「戦場の略奪」のキルがビクターの固有スキル - グロリアス エヴォリューションと「カル」のスタックに正しくカウントされるようになりました
- サミーラのR – インフェルノトリガーが「ラヴァナス ハイドラ」の「なぎ払い」の自動効果を正しく適用するようになりました
近日公開のスキンとクロマ
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。