パッチノート 14.13
水しぶきもあがるパッチノート14.13へようこそ💦
パッチ14.13はカエルさんのパッチとなります。はい。間違いではありません。
このパッチ14.13では、数人のチャンピオンへのバランス調整、アサシンのキーストーンへの小規模なアップデート、そしてヴァルスには攻撃速度とシナジーを発揮するよう固有スキルをリワークするという大規模な調整を行います。アリーナに関してはバランス調整に加え、アリーナ独自となるフリーチャンピオンのローテーションが登場します。ランダムミッドでは、再抽選されたチャンピオンの再ピックにクールダウンを設けることで、手放したばかりのチャンピオンが誰かにスナイプされてしまう心配がなくなります。
TFTのパッチノートはこちらです!
Caden "Riot Sakaar" House
パッチハイライト
ライアットの夏季休暇
このパッチサイクルはライアットの夏季休暇と重なっているので、LoL(とライアット)は1週間お休みをいただいて、英気を養い、リラックスして、HoLのパスを完了したり、木陰を確認したり、夜明けに森の中へ冒険に出るかもしれません。7月4日の独立記念日を含む1週間に渡る休暇があるため、パッチ14.13は3週間にわたって続き、パッチ14.14は7月18日にリリースされることになります。夏季休暇の詳細については、ライアットのこちらの記事をご覧ください。
チャンピオン
ブランド
固有スキルのマナ自動回復量が減少。Eのダメージが高スキルレベルで減少。
ブランドはほぼあらゆるスキル帯で活躍しているので、少しパワーを低下させます。サポートとジャングルのパワーは比較的妥当なレベルなので、今回の調整はミッドとボットを対象に、固有スキルとスキルレベルアップの(ミッドとボットでEを2番目に最大化する)メリットを弱体化しました。
固有スキル - 炎上
- マナ自動回復:30~50(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 20~40(チャンピオンレベルに応じて)
E - 焼灼
- 魔法ダメージ:60/90/120/150/180(+魔力の60%) ⇒ 60/85/110/135/160(+魔力の60%)
ガングプランク
Eのスロウ効果の計算式を調整。
ガングプランクを取り巻くアイテム環境は変化しており、「トリニティ フォース」がほぼ必須となったためにクリティカル率を追い求めることができなくなり、彼も変わらざるを得なくなりました。そこでクリティカル率に応じたスケーリングの一部を元に戻し、固定値にすることで直接的な強化を行うと同時に、クリティカルで敵チームをワンショットキルすることだけを目的としない、今までとは異なるビルドを試す継続的な動機を提供します。
E - 火薬樽
- スロウ効果:30/37.5/45/52.5/60%(+クリティカル率に応じて0%~25%) ⇒ 40/50/60/70/80%
グラガス
固有スキルの体力回復効果が低下。
グラガスはそのダメージトレードに対して対抗策が少なく、強力なサステインを持っていることから、レーンで相手にするのが非常に難しいチャンピオンと言えます。そこで彼が完全に不動の存在とならないように、固有スキルのパワーを低下させてサステインを弱体化しました。体力回復量の強化は数年前、ジャングルクリアのために行われたものですが、ここ最近は体力を維持してのクリアが容易になっているため、もはや必要ではないでしょう。
固有スキル - ハッピーアワー
- 最大体力回復量:6.5% ⇒ 5.5%
グレイブス
Eの増加物理防御が上昇。
グレイブスのビルド、ダメージ量、クリア速度は妥当ですが、耐久力はもう少し高める必要がありそうです。パッチ13.22のEへの弱体化は少し厳しすぎました。十分な余地があるので、この弱体化を元に戻します。
E - クイックドロー
- スタックごとの増加物理防御:2/5/8/11/14 ⇒ 4/7/10/13/16
カリスタ
基本攻撃力が低下。Wのチャンピオン以外への最小ダメージとチャンピオン以外のユニットにとどめを刺す体力境界値を削除。Wのチャンピオン以外のユニットへのダメージ上限を削除。Rのクールダウンを延長。
平均的なADCよりも操作が難しいことを考えれば、カリスタの勝率はおおよそ妥当だと言えますが、プロの試合では一年を通して最上級の脅威となっています。彼女はプロシーンでは定番となっているので、とくにプロの試合にのみ大きく影響するであろう弱体化を行うことにしました。連携の取れたプレイに依存した部分をトーンダウンし、またWの特殊なルールの一部を削除して、残りをツールチップに追加することで明確化します。また、おすすめのルーンにも見直しを行い、もっと相応しいと思われる候補を追加しています。
基本ステータス
- 攻撃力:61 ⇒ 59
W - 執念の霊魂
- [削除] チャンピオン以外への最小ダメージ:75/100/125/150/175
- [削除] チャンピオン以外にとどめを刺す体力境界値:125/150/175/200/250
- チャンピオン以外のダメージ上限:250/300/350/400/450 ⇒ 100/125/150/175/200
R - 宿命の呼び声
- クールダウン:150/120/90秒 ⇒ 160/140/120秒
カーサス
Qのダメージが減少。
カーサスは今でも(とくに高スキル帯において)活躍しすぎています。安定したスケーリングとともに、回避の難しい圧倒的なダメージを与えられているのです。そこで、「黒炎のトーチ」によってかなり安定して活躍できるようになったことを考慮して、序盤のダメージとクリア速度を低下させました。
Q - 根絶やし
- 魔法ダメージ:43/62/81/100/119(+魔力の35%) ⇒ 40/59/78/97/116(+魔力の35%)
ケネン
基本体力が低下。
ケネンが動きながらアルティメットスキルを使用できるのは最高ですし、十分なパワーを得られているので、単純にそれを考慮して少し弱体化を行うことにしました。彼は高スキル帯で最も活躍できているため、そこをターゲットにします。逃げ足が速くなってRがもたらす防御力の価値が上がっているので、基本体力を低下させることで、対面相手が彼に飛びつけた際に倒せる余地を拡大しました。
基本ステータス
- 体力:611 ⇒ 580
リー・シン
レベルアップごとの体力が増加。Wのシールド量が低スキルレベルで増加。
リー・シンは本来あるべき状態よりも弱くなっているため強化を行います。現状でも火力は十分なので、代わりに防御面のパワーを向上させます。また注目すべき点として、リー・シンを使うプレイヤーの約25%は「E - 破風/縛脚」を2番目に最大化していますが、これは伝統的なWの最大化よりも勝率が悪いようなので、序盤におけるWのパワーを高めることでこの問題に対処しました。
基本ステータス
- レベルアップごとの体力:105 ⇒ 108
W - 守りの型/鉄の意志
- シールド量:50/100/150/200/250(+魔力の80%) ⇒ 70/115/160/205/250(+魔力の80%)
リサンドラ
Qの魔力反映率が増加。Wのクールダウンが低スキルレベルで短縮。
ほかのチャンピオンを諦めてまでピックする理由が十分ではないと思えることから、リサンドラが得意とするマッチアップに対する優位性をさらに高めたいと考えました。そこでWのクールダウンを短縮してキャッチ性能やウェーブクリア性能を高め、さらにメインスキルのダメージを強化しました。
Q - アイスシャード
- 魔法ダメージ:80/110/140/170/200(+魔力の80%) ⇒ 80/110/140/170/200(+魔力の85%)
W - リング・オブ・フロスト
- クールダウン:12/11/10/9/8秒 ⇒ 10/9.5/9/8.5/8秒
ミス・フォーチュン
基本攻撃力が増加。Wの被ダメージによるクールダウン、移動速度増加の遅延が短縮。Wの初期移動速度と最大移動速度が増加。
ミス・フォーチュンは分かりやすくて操作が簡単なADCなので、その勝率は平均以上であるべきです。ミッドシーズンのアイテムアップデート以前と比較して、1試合あたりに与えるダメージは厳密には変わっていないものの、以前に持っていた強さは少し失われているようです。「妖夢の霊剣」の購入を急がなくなったことで、以前のように素早くダメージスパイクに到達したり、マップ内を素早く動き回ることがなくなったため、レーン戦におけるパワーを少し高め、「W - ストラット」の増加移動速度を大幅に強化することにしました。
基本ステータス
- 基本攻撃力:52 ⇒ 55
W - ストラット
- 被ダメージによるクールダウン:5秒 ⇒ 4秒
- 移動速度がさらに増加するまでの遅延:5秒 ⇒ 3秒
- 最大増加移動速度:55/65/75/85/95 ⇒ 60/70/80/90/100
- 初期増加移動速度:25 ⇒ 30/35/40/45/50
オリアナ
基本攻撃力が増加。
今シーズンのメイジアイテムへの変更を受けて、オリアナはほかのミッドレーナーたちに少し遅れを取っているようです。彼女のパワーを高めるため、基本攻撃力を増加させることで、固有スキルと組み合わせた際の試合序盤の通常攻撃のパワーをほかのメイジたちに匹敵させました。
基本ステータス
- 攻撃力:40 ⇒ 44
パンテオン
Wのミニオン/モンスターに対するダメージが増加。
パッチ14.11におけるパンテオンへの変更には満足していますが、彼のラストヒットをパッチ14.11以前の状態に戻すため、Wに小規模な利便性向上の強化を施しました。
W - 跳撃の盾
- ミニオン/モンスターに対する最小ダメージ 50 ⇒ 60
スカーナー
Qのマナコストが増加。Qの最大体力に応じたダメージが低下。
スカーナーがリワークされてからしばらく経ち、プレイヤーは彼の操作に慣れつつあります。バン率は上がり続け、プロシーンでは圧倒的な存在感を示しています。比較的新しく、それなりに操作難易度が高いチャンピオンであることを考慮すると、彼は単純に勝ちすぎであり、データによればトップレーンにおいて特にそれが顕著になっています。そこでこのパッチでは、いくつかの狙いを持ってスカーナーに弱体化を行います。まず1つ目に、スカーナーがタンクの役割を全うできるように、耐久力の代わりにダメージを低下させます。2つ目に、試合序盤のトップレーンにおけるカウンタープレイの公平性を少し高めます。「女神の涙」を購入するまでのマナコストを少し厳しくして、Qのダメージトレード性能を低下させれば、トップレーンにおける対面相手の体験が改善するはずです。彼は最初のクリアで容易にダメージ上限に到達することから、これらの弱体化はジャングルにおいてはそれほど大きな影響とはならないでしょうが、それでもチャンピオンを相手にした際のダメージには影響します。
Q - 砕けし大地 / 大地の怒り
- マナコスト:30 ⇒ 50
- 最大体力に応じたダメージ:15% ⇒ 10%
タリヤ
Qのモンスターに対する追加ダメージが低下。
現在、タリヤはジャングルであまりにも強すぎる状態にあるため、ジャングルのみを対象とした弱体化を行います。彼女はゲーム内でも最初のジャングルクリアが特に速いうえ、「運命の灰」系アイテムのおかげで終盤のクリア性能も優れているので、これらを妥当なレベルにまで低下させることにしました。
Q - スレッドボレー
- モンスターへの追加ダメージ:25(+魔力の5%) ⇒ 10
ヴァルス
レベルアップごとの基本攻撃力と攻撃速度が低下。固有スキルをリワーク。Wのダメージと通常スキルのクールダウン短縮量が増加。Q発動時のW使用可能時間が延長。
現在、ヴァルスには脅威ビルドと通常攻撃時効果ビルドの2種類があります。脅威ヴァルスはほとんどのプレイヤーが思っている以上に強く、「E - 滅びの矢雨」を2番目に最大化する方が強いものの、あまり利用されていません。一方、通常攻撃時効果ヴァルスは毎秒2.5回の攻撃速度の上限にすぐに到達してしまい、突然固有スキルの効果が得られなくなってしまうという問題を抱えています。その一方で、現在プロシーンにおいてヴァルスは最もピックされているボットレーナーとなっています。私たちはプロシーンに変化をもたらすだけでなく、ヴァルスを誰が使っても楽しく、そして直感的に操作できるチャンピオンにしたいと考えています。
今回の大きな変更点は固有スキルのリワークです。徐々に増加する大量の攻撃速度を提供する代わりに、最初は少しの攻撃速度増加(レーン戦フェーズと同程度)しか得られないように感じるでしょうが、試合が進むにつれて攻撃速度とシナジー効果があるステータスが得られるようになります(通常攻撃、Q、Eに関しては攻撃力、Wにまつわるプレイループに関しては魔力)。また、「枯死の呪い」爆発時のクールダウン短縮量を増加することで、スペルウィービング(=望ましい効果を最大限発揮できるようスキルと通常攻撃を組み合わせること)のループを強化します。ヴァルスは純粋な脅威ビルドと通常攻撃時効果ビルドを持つ一方で、強力なスペルウィービングを狙った攻撃力/攻撃速度アイテムビルドも存在するというのが理想でしょう。
2つ目の変更点は、スキルレベル上げの順番をもっと直感的なものにして、プロシーンで活用されている強みを削ることです。前述したように、ヴァルスで脅威ビルドを利用しているプレイヤーの大半はWを2番目に最大化しているので、脅威ビルド向けにWのスキルレベルを上げるメリットを高め、パワーの差を少なくします。その一方で、基本攻撃力とQ+Wによる試合序盤の攻撃力系ダメージの弱体化により、レーン番長としての性能は低下するはずです。また、W+Qのコンボを利用する際の猶予を少し拡大して、チャージ中に「W - 枯死の矢筒」を発動できる時間を増やしました。
基本ステータス
- 攻撃力:60 ⇒ 57
- レベルアップごとの攻撃速度:4% ⇒ 3.5%
固有スキル - 復讐の化身
- ミニオンキル:攻撃速度10/15/20%(+増加攻撃速度の20%) ⇒ 攻撃速度10%、(攻撃速度の10%)の攻撃力、(攻撃速度の10%)の魔力
- チャンピオンからキルまたはアシスト:攻撃速度40%(+増加攻撃速度40%) ⇒ 攻撃速度40%、(攻撃速度の15%)の攻撃力、(攻撃速度の15%)の魔力
- [NEW] 攻撃速度のスケーリング:チャンピオンレベルによる攻撃速度を含むように変更
- チャンピオンからキルまたはアシストを奪った際の固有スキルの効果発動時には、制限を回避できるように攻撃速度上限が2.5から2.763に増加
W - 枯死の矢筒
- ダメージ:7/13/19/25/31 ⇒ 7/14/21/28/35
- 減少体力に応じたダメージ:チャンピオンレベル1/4/7/10/13で6/8/10/12/14% ⇒ スキルレベルに応じて6/8/10/12/14%
- Q使用時の使用可能時間: 0.25秒 ⇒ 0.85秒
- 「枯死の呪い」爆発ごとの通常スキルのクールダウン短縮量:12% ⇒ 13%
ザヤ
Eのクールダウンを短縮。Eのダメージが増加。
ザヤは本来あるべき状態よりも少し弱くなっており、ADCプールにおける争奪戦から完全に脱落してしまっています。以前「ナヴォリ クイックブレード」から得ていたようなスキルヘイストとダメージを得られなくなったことから、最近行ったスキルへの弱体化の一部を元に戻すことにしました。
E - ブレードコーラー
- クールダウン:13/12/11/10/9 ⇒ 12/11/10/9/8
- 基本ダメージ:50/60/70/80/90(+増加攻撃力の60%) ⇒ 55/65/75/85/95(+増加攻撃力の60%)
ザック
Rのスキルレベルではなくチャンピオンレベルでスケールするように固有スキルの計算式をリワーク。
レーンでのザックはあらゆる対面相手にかなり辛い体験を強いています――というのも、ほぼ確実にダメージトレードを行えるうえに強力なサステインを持つため、トレードで勝つことがほとんど不可能だからです。そこでザックの体力を削ってレーンから押し出すチャンスが生まれるように、試合序盤における固有スキルの体力回復量を弱体化しました。
固有スキル - はぐれスライム
- スライムによる体力回復量: 最大体力の5/6/7/8%(Rのスキルレベルに応じて) ⇒ 4%~8%(チャンピオンレベルに応じて)
アイテム
オポチュニティー
現在、「オポチュニティー」には近接攻撃のコアユーザーが1体しか存在せず、ほとんどの物理遠隔チャンピオンにとって最適な攻撃力・スキルキャスターアイテムとなっています。アイテム内の選択肢を増やすために、遠隔チャンピオンにおける脅威を弱体化して、その移動速度を強化しました。これでより多くの近接チャンピオンがこのアイテムを選びやすくなるでしょう。
- 「戦闘準備」の脅威:5~10.5(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 5~10.5(チャンピオンレベルに応じて)(近接)/3~6.3(チャンピオンレベルに応じて)(遠隔)
- 「抽出」の1.5秒で徐々に減少する増加移動速度: 150 ⇒ 200
ルーン
魂の収穫
このパッチでは「魂の収穫」と「電撃」について、役割をより明確にするための変更を行います。「電撃」に関しては、安定性を高めて試合序盤に焦点を当て、レーン戦を圧倒して試合を有利にスタートするために選択するルーンにしたいと思います。「魂の収穫」に関しては、「電撃」のよりリスクが高いバージョンにしたいと考えました。キーストーンに頼ることなく対面相手の体力を低下させる必要が生まれますが、それを安定して行えるなら、試合の終盤になる前に「電撃」のダメージペースを上回ることができます。現在、「魂の収穫」はジャングルでそれなりにユーザーを獲得しているので、レベルによるスケーリングとスタックによるスケーリングの比較において、最終的にパワーがほぼ中立となることを願っています。一方で基本のクールダウンの強化は、現在このルーンを使うソロレーナーがほとんどいないことから、レーナーにとっての魅力を高めるためのものとなります。
- ダメージ:20~80(「魂」ごとに+5) ⇒ 20(「魂」ごとに+9)(これ以外の反映率は変更なし)
- クールダウン:45 ⇒ 40
おすすめのルーン
このパッチでは、私たちが調整を行ったチャンピオンの多くで勝率が明確に上昇していたことから、手動で調整したおすすめのルーンをさらに追加することにしました。ルーンのデータを分析しているハードコアなユーザーなら、ほとんどのチャンピオンで“同程度にパワフルだが変則的なルーン”の勝率が2%ほど高いことが分かるでしょう。これは、おすすめページ以外でわざわざルーンを変更しようとするのは基本的に専門的な知識の持ち主だけだからです。以下のアップデートは、それ以上に高い勝率上昇を示していたルーンを対象にしています。
アジール
- 「最期の慈悲」を「切り崩し」に入れ替え
- 「追火」を「強まる嵐」に入れ替え
トランドルトップ
- 「プレスアタック + 天啓」を「不死者の握撃 + 魔道」に入れ替え
シンジド
- 「フリートフットワーク + 魔道」を「不死者の握撃 + 栄華」に入れ替え
- 「レジェンド: ヘイスト」を「レジェンド: 迅速」に入れ替え
- 「追い風」のページで、アダプティブフォースを移動速度に入れ替え
ランク昇格のLPのアップデート
これまでずっと、とくに高LP値(90以上)で勝利した際に、S1からG4のように新たなランクティアに昇格してから、プレイヤーが1 LPからスタートすることがフラストレーションの原因となっていました。そこで、新たなランクティアに昇格したあとにLPを通常の勝利としてカウントするように変更します。この方がより直感的で、プレイヤーの試合ごとのランクの旅を正しく反映したものとなるでしょう。2024年のSplit 1以降に行ってきたインフレの制御およびLPの最適化により、この変更でインフレが発生したり、競技の健全性が損なわれたりすることはなく、より健全なLPエコシステムに基づいた勝利になると確信しています。
通常の勝利としてのLPの合計が昇格後に0になる場合は1 LPが追加されるため、この特殊なシナリオでは今後も1 LPでスタートすることとなります。
アリーナ
フリーチャンピオンのローテーション
アリーナ向けに31体の固定のフリーチャンピオンを利用可能にしました。これらは全プレイヤーが利用可能であり、幅広い体験を作り出すことを狙いとしています。あなたがフレンドと一緒にお気に入りのチャンピオンを使い、アリーナ向けに用意したクレイジーな戦術を楽しめることを願っています!
- エズリアル
- ルシアン
- マスター・イー
- ナフィーリ
- エコー
- ゼド
- アニー
- ラックス
- ブランド
- アーリ
- ベイガー
- ヴァイ
- ワーウィック
- セト
- リー・シン
- モルデカイザー
- ボリベア
- ダリウス
- シン・ジャオ
- ナミ
- アイバーン
- ソナ
- ユーミ
- マルファイト
- チョ=ガス
- アリスター
- ドクター・ムンド
- レオナ
バランス調整
オーグメント
オーグメントの強化
初志貫徹
- スキルヘイスト:60 ⇒ 70
チャンピオン
チャンピオンの強化
アカリ
- Qの魔法ダメージ:60/90/120/150/180(+攻撃力の75%)(+魔力の70%) ⇒ 70/100/130/160/190(+攻撃力の75%)(+魔力の75%)
- Wの徐々に減少する増加移動速度:30/35/40/45/50% ⇒ 40/45/50/55/60%
- Eのクールダウン:16/14.5/13/11.5/10秒 ⇒ 13/12/11/10/9秒
ブリッツクランク
- Qのクールダウン:13/12/11/10/9秒 ⇒ 11/10.5/10/9.5/9秒
- Wの増加攻撃速度:50/60/70/80/90% ⇒ 70/75/80/85/90%
- Wのクールダウン:15秒 ⇒ 10秒
- Wの自身へのスロウ効果:30% ⇒ 20%
ヨネ
- レベルアップごとの体力:105 ⇒ 115
- Wのシールド量:40~90(チャンピオンレベルに応じて)(+増加攻撃力の65%) ⇒ 40~90(チャンピオンレベルに応じて)(+増加攻撃力の75%)
- Eのクールダウン:22/19/16/13/10秒 ⇒ 18/16/14/12/10秒
- Rのクールダウン:120/90/60秒 ⇒ 70/60/50秒
アジール
- Wの魔法ダメージ:0~77(チャンピオンレベルに応じて)(+55/72/89/106/123)(+魔力の55%) ⇒ 0~77(チャンピオンレベルに応じて)(+55/72/89/106/123)(+魔力の60%)
- Eのシールド量:70/110/150/190/230(+魔力の60%) ⇒ 70/110/150/190/230(+魔力の75%)
- Eのクールダウン:18/17/16/15/14秒 ⇒ 16/15/14/13/12秒
- Rのクールダウン:120/105/90秒 ⇒ 80/60/40秒
コーキ
- Wのクールダウン:20/18/16/14/12秒 ⇒ 16/15/14/13/12秒
- Rの物理ダメージ:100/200/300(+増加攻撃力の70%) ⇒ 100/200/300(+増加攻撃力の80%)
ハイマーディンガー
- レベルアップごとの体力:86 ⇒ 101
- Wの初期魔法ダメージ:40/65/90/115/140(+魔力の55%) ⇒ 40/65/90/115/140(+魔力の65%)
- Wのクールダウン:11/10/9/8/7秒 ⇒ 10/9/8/7/6秒
- Eのクールダウン:15秒 ⇒ 11秒
カイ=サ
- レベルアップごとの体力:95 ⇒ 102
- レベルアップごとの攻撃力:2.2 ⇒ 2.6
- Qのミサイルごとの物理ダメージ:40/55/70/85/100(+増加攻撃力の40%)(+魔力の15%) ⇒ 40/55/70/85/100(+増加攻撃力の50%)(+魔力の15%)
タリヤ
- Qの魔法ダメージ:56/74.5/93/111.5/130(+魔力の50%) ⇒ 60/78/96/114/132(+魔力の55%)
- Wのクールダウン:14/12.5/11/9.5/8秒 ⇒ 10/9.5/9/8.5/8秒
- Rのクールダウン:180/150/120秒 ⇒ 50/40/30秒
- Rの使用不可時間:チャンピオンからダメージを受けると3秒 ⇒ 1秒
カサディン
- レベルアップごとの体力:119 ⇒ 128
- Wのクールダウン:7秒 ⇒ 5秒
- Eの魔法ダメージ:60/90/120/150/180(+魔力の70%) ⇒ 60/90/120/150/180(+魔力の80%)
- Eのスキル使用ごとのクールダウン短縮量:0.75秒 ⇒ 1.5秒
レク=サイ
- Qの非潜伏時の増加攻撃速度:35% ⇒ 45%
- Wの潜伏時のダメージ:30/55/80/105/130(+魔力の80%) ⇒ 50/75/100/125/150(+魔力の100%)
- Wの潜伏時の増加移動速度:5/10/15/20/25秒 ⇒ 15/20/25/30/35秒
ニーコ
- 戦闘開始時にチームメイトに擬態して開始するようになりました。
チャンピオンの調整
ヴァイ
- Qの最小物理ダメージ:45/70/95/120/145(+攻撃力の80%) ⇒ 45/70/95/120/145(+攻撃力の70%)
- Eの物理ダメージ:0/15/30/45/60(+攻撃力の100%) ⇒ 0/15/30/45/60(+攻撃力の120%)
- Rの物理ダメージ:150/200/250(+増加攻撃力の70%) ⇒ 150/200/250(+増加攻撃力60%)
チャンピオンの弱体化
カ=ジックス
- Qの物理ダメージ:80/105/130/155/180(+増加攻撃力の130%) ⇒ 80/105/130/155/180(+増加攻撃力の115%)
- Wの体力回復量:100/150/200/250/300(+魔力の100%) ⇒ 70/110/150/190/230
サイラス
- Wの最小体力回復量:20/40/60/80/100(+魔力の35%) ⇒ 20/40/60/80/100(+魔力の30%)
- Wの魔法ダメージ:65/100/135/170/205(+魔力の80%) ⇒ 65/100/135/170/205(+魔力の65%)
パイク
- Qの物理ダメージ:140/210/280/350/420(+増加攻撃力の80%) ⇒ 120/175/230/285/340(+増加攻撃力75%)
ケイン
- Qのダーキンの物理ダメージ:攻撃力の65%(+対象の最大体力の4%(+増加攻撃力100ごとに3%)) ⇒ 攻撃力の65%(+対象の最大体力の3%(+増加攻撃力100ごとに2.5%))
- Rのダーキンの物理ダメージ:対象の最大体力の7%(+増加攻撃力100ごとに7%) ⇒ 対象の最大体力の7%(+増加攻撃力100ごとに5%)
レナータ・グラスク
- 固有スキルのマークの魔力反映率:0.03% ⇒ 0.01%
アイテム
プリズムアイテムの強化
悪魔の抱擁
- スキルヘイスト:+20 ⇒ +25
- 徐々に減少する移動速度増加時間:2秒 ⇒ 3秒
覇王のブラッドメイル
- 攻撃力:45 ⇒ 55
爆発オーブ
- 蓄えるダメージ:20% ⇒ 25%
プリズムアイテムの弱体化
ハムストリンガー
- 攻撃力:50 ⇒ 45
アリーナのバグ修正&QoLの変更
QoLの変更
- 「ドラゴンハート」、「非物質化」、「偉大なる悪」をあとで選んだ際に選択時のボーナスが表示されるように変更。
バグ修正
- 「追うなよ、追うなよ」が魔力と攻撃力反映率を持つ近接チャンピオンだけでなく、全チャンピオンに提供されるように修正。
- アクシャンのWが味方に0ゴールドではなく200ゴールドを正しく付与するように修正。
- 「神秘の魔法」がブリッツクランクのRの自動効果で機能するように修正。
- オーグメントをタイムアウトさせると種類を問わず、金床が何もしなかった不具合を修正。
- サイラスが特別出演のセトにRを使用できなくなり、壊れたアルティメットスキルを手に入れることがないように修正。
- ヴィエゴが憑依中にアーフのチャンピオンを完了してもへらを失わないように修正。
- ステータスの金床の攻撃速度がカイ=サのEの進化に貢献するように修正(Q/Wではすでに機能していました)。
- 複数のチャンピオンに命中した際に「偉大なる悪」が正しく追加のスタックを付与するように修正。
- 「ムーンストーンの再生」にIDごとの2秒のクールダウンが適用されるように修正(ミリオのWや「無尽蔵のスタミナ」などの継続体力回復効果でとんでもないことになっていました)
- 「熱気」が実際に「重傷」を適用するように修正。
- 「テルミヌス」と「アナセマ チェイン」のトラッカーを修正。
- 蘇生時に「宇宙の中心」の射程が縮小していた不具合を修正。
- ニーコが味方に擬態してラウンドを開始するように修正。
- 「ミラージュ ブレード」がイラオイのWで機能するように修正。
- プリズムアイテムの金床の選択が購入時に表示されなかった不具合を修正。
- サイズを変更するオーグメントを持った分身にバフアイコンが表示されないように修正。
- ポッピーのQスキルのツールチップの問題を修正。
- アッシュの固有スキルのツールチップを修正。
- 10回目のキルまたはアシストが憑依状態で発生した場合、ヴィエゴが「アーフのチャンピオン」を完了しなかった不具合を修正。
- ステータスの金床の攻撃速度がカイ=サの(E)の進化に貢献するように修正。
- 「ルインドキング ブレード」のツールチップが長かった不具合を修正。
- 「冬の訪れ」のツールチップが長かった不具合を修正。
- 「搦め手」のツールチップを修正。
- 割り当てられた宿敵からダメージを受けた際に、「アナセマ チェイン」のトラッカーが正しく更新されるように修正。
- 「テルミヌス」の「ジャクスタポジション - ライト」のツールチップを修正。
- 「ガーゴイル ストーンプレート」アイテムがツールチップ内でシールドで受け止めたダメージを追跡しないように修正。
ランダムミッド
ランダムミッドファンの皆さん、こんにちは! このパッチではバランス調整は行われませんが、最近のルーンの変更で影響を受けたチャンピオンについては注視しています。スカーナーには注目しているものの、彼にはサモナーズリフトで調整が行われるので、それらがハウリングアビスでどのように落ち着くかを見極める必要があります。とはいえ、QoLアップデートはご用意しています! GLHF!
- 再抽選してベンチに移動した際の新たなクールダウン:以前は、プレイヤーがチャンピオンを再抽選すると、前のチャンピオンをチームメイトが即座にピックできていました。今後は再抽選されたチャンピオンには3秒間の「ベンチクールダウン」が適用されるようになり、この間はチームメイトがピックできなくなるので、慌てずにピックし直すことが可能になります。ベンチスナイピング・ミニゲームよ、さようなら! この変更は既存のベンチと入れ替えの挙動には影響を与えません。これは再抽選に焦点を当てたものであり、そのためベンチのチャンピオンと入れ替えた場合は、これまでと同様に、チームメイトは即座にそのチャンピオンをピック可能になります。
- クイック購入パネルのアップデート:最近、サモナーズリフトのショップに行われた変更に合わせて、ランダムミッドのブーツとエリクサーのセクションがクイック購入パネルに含まれるようになりました。
- アイテム:「ハルブレイカー」がハウリングアビスに再び追加されました。
バグ修正
バグ修正&QoLの変更
- 5種類以上のゲームモードに対応できるように、このパッチでモード選択画面に変更を行います。
- カルマのRQコンボで対象をキルした際に、Rのクールダウンが短縮されないことがあった不具合を修正。
- ユニットキル時にレネクトン/ナサスのネメシスクエストが付与/発動されなかった不具合を修正。
- レネクトンとナサスが同じチームにいるときにレネクトン/ナサスのネメシスクエストが表示されていた不具合を修正。
- ジャングルキャンプが復活しないことがあった不具合を修正。
- ケミテックドレイクが飛翔中にチャンピオンが戦闘を開始すると、飛翔中のアニメーションが完了する前に、そのチャンピオンを即座に追いかけていた不具合を修正。この挙動はほかのドレイクと同じになります。
- ヴィエゴがレベル14以上でオーンに憑依して、オーンと同じアイテムを装備していた場合、オーンの名匠アイテムを入手できていた不具合を修正。
- 「心の鋼」がオーンの名匠アイテムで正しくスケーリングしなかった不具合を修正。
- ブラッドミアのWの体力回復効果の計算式で、スキルのスケーリングではなく、基本ダメージしか考慮していなかった不具合を修正。
- シヴァーナがQから「プレスアタック」の2つ目のスタックを適用していなかった不具合を修正。
- ルルのRのノックアップによってダッシュが中断されるた敵が、ノックアップ中にスキルを使用できていた不具合を修正。
- ルルのRのノックアップが行動妨害耐性で短縮されていた不具合を修正。
- スカーナーのEがセトのEでキャンセルできなかった不具合を修正。
- 「アブソーブライフ」の合計回復量が対戦終了時画面で正しく表示されていなかった表示上の問題を修正。
- リー・シンのQが命中した対象の周囲の狭い範囲を可視化していなかった不具合を修正。
- すでに「追撃」アイテムを所有していた場合、アップグレードUIで「ブラッドソング」を入手できていた不具合を修正。
- スペルシールドを展開したミス・フォーチュンにシヴァーナがRを命中させると、ミス・フォーチュンのRの方向を変えられていた不具合を修正。
- 死亡後に発動するメカニクスを持つチャンピオン(サイオン、カーサス、コグ=マウ)の死体に衝突判定が残っていた不具合を修正。