パッチノート 12.9
新たなる“挑戦”がやって来る──今回のパッチ12.9では新システム「チャレンジ」が導入されます。チャレンジを達成し、あなたが真のNo.1であることを証明してやりましょう!
増えるであろう斧と石への準備もお忘れなく! というのも、このパッチでオラフとタリヤに中規模アップデートが行われますので。今回のパッチで私たちが取り組んでいるチャレンジはそれだけではありません。タワーに突撃するゾンビや、市場を独占する資本主義者のケミテック長者、リフトを駆け回る狐、浮かない顔の口髭マッチョマンなどに関する問題に対処しています。また、(私の)ランク戦で暴れ回っているチャンピオンたちが、カウボーイとなって登場します!
そして、日本時間5月10日からMid-Season Invitationalのグループステージが韓国の釜山にて開幕となります。どうぞお見逃しなく! また、2021年のWorld Championshipでの勝利を称えて、EDGのスキンシリーズもリリースされます!
まだチャレンジが足りない? それなら、「ドラゴンランド」のリリースを目前に控えたコンバージョンを訪れてみましょう。なにやら、試合に変化をもたらすドラゴンのタマゴが登場するようです。詳細はこちらのTFTのパッチノートをご覧ください!
ミッドパッチアップデート
2022年5月14日(太平洋標準時) タワーのバグ修正
タワー
2022年5月13日(太平洋標準時) タリヤのバグ修正&ARURFのバランス調整
タリヤ
ARURFのバランス調整
チャンピオンの強化
チャンピオンの弱体化
2022年5月11日(太平洋標準時) アップデート&バグ修正
ARURF
レンガー
サイオン
パッチハイライト
チャレンジ
「チャレンジ」はLoLのやり込み具合を記録する機能で、多種多様なカテゴリーが用意されています。チャンピオンや各モードの熟達度、様々なプレイ目標の達成、カスタマイズアイテムの収集率など、300種類以上のチャレンジを通じて、あなただけの伝説を築きましょう。
チャレンジを達成したら「称号」と「トークン」を装備して、その功績をみんなに披露しましょう!また、地域ランキングでは自分の地域内での順位を確認することができます。これでようやく、ランク戦以外でもチャレンジャーに到達できるようになりました。
様々なチャレンジが用意されているため、どのようにプレイするにせよ、あなたの気に入るチャレンジがきっと見つかることでしょう。チャレンジの仕組みについては、こちらの解説をご覧ください。
チャンピオン
オラフ
中規模アップデート、全スキルに調整。
オラフはプロシーンにおける人気に反して、ここしばらくメインチャンピオンとしているプレイヤーが少ない状態です。エンゲージにも脱出にも使えるラグナロクの柔軟性や、高いクリア速度という特徴が理由で、彼は「プロの試合ではかなり強いのに、それ以外ではまるで活躍できない」という微妙なバランスの上に成り立つ典型的なチャンピオンになってしまっています。
この中規模アップデートではクリア速度を低下させる代わりに、ギリギリの低体力で戦うオラフの強さを実感でき、なおかつその生存力をもっと制御しやすく感じられるようなツールにそのパワーを写しています。これらの変更によって、“狂戦士”というオラフのアイデンティティーが明確になるだけでなく、高い生存力を持つトップレーナーとして新たな活躍の場を見つけられるはずです。
基本ステータス
固有スキル - 狂戦士の怒り
Q - 斧投げ
W - 根性比べ
R - ラグナロク
タリヤ
中規模アップデート、全スキルに調整。
ロック&ロームの始まりです! 唯一無二の“ストーンウィーバー”が(文字通り)大地を揺るがすべく帰ってきました! タリヤはミッドだけでなく、ジャングルでもこれといった活躍の場がない状態が続いていました。またメカニクスが複雑で、彼女のスキルセットにはミスによる痛手が大きいという特徴もありました。
今回のアップデートは、(特にタリヤメインのプレイヤーが)プレイしていて楽しいと感じられることに焦点を当てた内容となっており、ミッドでの存在感を取り戻させ、スキルセット全体でミスした際の猶予をもっと持たせられるようにしました。これらの変更によってプレイに変化が生まれ、彼女が新たなスタートを切ってくれることを願っています!
基本ステータス
固有スキル - ロックサーフィン
Q - スレッドボレー
W - サイズミックシャーブ
E - アンレイベルアース
R - ウィーバーウォール
バグ修正
- スペルシールドを発動すると、固有スキルの効果が恒久的に失われることがあった不具合を修正
- 加工された地面上でQ - スレッドボレーを使用してもクールダウンが短縮されないことがあった不具合を修正
アーリ
Eのクールダウンが延長。スキルレベル全体でRのクールダウンが延長。
アップデート以来、アーリはピックされることが多くなっています。彼女は“相手のキャリーを捕まえたり暗殺したりする”プレイをかなり安定して行えるうえ、比較的安全である敵の射程のギリギリ外側を保ちながら戦うことができていました。そこで行動妨害スキルとダッシュの発動頻度を低下させ、追撃の際にはより緊張感を伴うようにしました。
E - チャーム
R - スピリットラッシュ
ブラウム
固有スキルのクールダウンが高チャンピオンレベルで短縮。Eのダメージ軽減率が上昇。
みんなに人気のポロの守護者は、最近活躍できずにいます。彼の立派な口髭(それとポロたちの顔)に再び笑顔を取り戻せるよう、彼の守護者としてのパワーを増加させます。
固有スキル - 漢の拳
E - 不破の盾
ヘカリム
Qの攻撃力反映率が増加。Wのクールダウンが短縮。
ヘカリムはタンクビルドを対象とした前回の弱体化以降、かなり弱い状態が続いています。彼が再び力強い蹄の音を響かせられるよう(Eによるワンショットキルビルドが復活しないよう注意しつつ)、アイテムによるスケーリング及び主要な生存能力を強化する形で、スキルセット全体へと馬力を均等に配分しました。これで彼を「疑似アサシン競走馬」に変えてしまうことなく、現在のメタのなかで彼に安定した馬小屋を見つけることができるでしょう。
Q - ランページ
W - ソウルドレイン
マスター・イー
Rの増加攻撃速度が高スキルレベルで低下。
この“ウージューの剣客”はとくに試合終盤、敵をキルするペースが少し早すぎるようです。そこでもっと相手が抵抗しやすくなるよう、DPSのスケーリング能力を低下させることにしました。
R - ハイランダー
ニダリー
基本体力が低下。
最近行われたスキルへの強化のおかげで、ニダリーはあちこちで獲物を捕まえまくっており、とくに高スキルレベル帯でそれが顕著になっているようです。そこで、序盤における1v1のパワーを低下させ、序盤から簡単にリードを奪えないようにします。
基本ステータス
パイク
固有スキルによる灰色の体力の変換率が上昇。Qのマナコストが上昇、マナ回復量が増加、敵チャンピオンに命中すると消費したマナが回復するように。Rのクールダウンが短縮、「お前の取り分」を獲得する機会が減少。
パイクは遠い昔のシーズン9にて行われた変更以来、ミッドに獲物を求めることが多くなっていました。そこで変更をいくらか元に戻し、この“ブラッドハーバーの殺戮鬼”をボットレーンへと送り返したいと考えました。また、スキルセットのほかの部分にも調整を施し、型破りなサポートとしての一面をより強調してもいます。キル(とゴールド)獲得のチャンスをお見逃しなく。
固有スキル - 沈みし者の力
Q - ボーンスキューア
R - 水底の急襲
レナータ・グラスク
基本物理防御が減少。固有スキルのダメージが減少。
レナータ・グラスクはあらゆるスキルレベル帯でボットレーンを独占する勢いにあり、エリートのスキルレベル帯ではバブル景気の到来が予見されているほどです。彼女は固有スキルからの価値提案が少し大きすぎる一方で、ダメージ系サポートアイテムからの投資回収率は比較的低くなっています。そこで、魔力アイテムのスケーリングを対象に細かな調整を施し、ビルドのポートフォリオのバランスと多様性を向上させました。
基本ステータス
固有スキル - レバレッジ
レネクトン
レベルアップごとの体力と攻撃力が上昇。Wの基本ダメージが増加、クールダウンが低スキルレベルで延長、高スキルレベルで短縮。Rの基本ダメージが増加。
パッチ12.3でのファイター用アイテムへの変更以来、レネクトンはプロシーンからすっかり姿を消してしまいました。そこで試合の終盤に向けて好感触を得られるよう、スケーリングを戻す方法を模索することにしました。また、“Wを2番目に最大化するビルド”と“Eを2番目に最大化するビルド”の差を縮めました──というのも、この選択の差によって、平均的なスキルレベル帯で勝率に大きな差が生まれているからです。色々お話してきましたが、実際にプレイした方が早いでしょう。頼れるワニキの復活です!
基本ステータス
W - メッタ斬り
R - セベクの怒り
レンガー
Wのモンスターに対するダメージが低下。
このネコちゃんはパッチ12.7の変更で屋外に慣れ過ぎてしまい、ジャングルで一番強いネコになってしまいました。今回はキャンプクリア性能への強化だけを元に戻し、ほかは現状のままにしておきます。
W - 狩りの雄叫び
バグ修正
- レンガーの強化されたスキルとW - 狩りの雄叫びの回復効果が、戦場の霧の中でも表示されることがあった不具合を修正
シヴァーナ
Wのダメージ発生間隔が短縮。
シヴァーナの炎の勢いが増すように、操作感を改善する小規模な変更とバグ修正を行います。
W - バーンアウト
E - フレイムブレス
バグ修正
- シヴァーナのQ - ツインバイトがプレイヤーによって生成された対象(ティーモのキノコやイラオイの触手)を2回攻撃していなかった不具合を修正
- 敵が自身から離れる方向に走っていると、シヴァーナのQ - ツインバイトの2回目の通常攻撃がダメージを与えなかった不具合を修正
- シヴァーナのW - バーンアウトのビジュアルエフェクトが、モルデカイザーのR - 死の国の中で正しく表示されなかった不具合を修正
サイオン
復活状態のサイオンが固有スキルにより建造物に与えるダメージが低下。
サイオンは死亡時の名誉が少しありすぎるようです。“インティングサイオン(固有スキルを活用したタワーへの特攻)”は有効な戦術かもしれませんが、長期的に見れば彼にとってもLoLにとっても健全なプレイではないと考えています。リードを奪われているときでも、スプリットプッシュによりタワーを折る戦術は実行可能であるべきですが、何度もデスする必要があるような戦術は、その試合に関わる誰にとっても楽しいものではありません。そこで復活状態のサイオンが持つスプリットプッシュのパワーを弱体化し、そのライフサイクルに健全性を取り戻させたいと思います。
固有スキル - 名誉ある死
スレッシュ
固有スキルによる「魂」ごとの魔力と増加物理防御が上昇。Wによる「魂」の数に応じたシールド量が増加。
「魂一つにどれほどの価値があるのか……?」残念ながら、現状では価値が高いとはいえません。スレッシュは特に平均的なスキルレベル帯と高スキルレベル帯で活躍できずにいるので、死のエッセンスを集めるメリットを高め、彼のスケーリングパワーを増加させます。魂、ゲットだぜ!
固有スキル - 魂の束縛
W - 嘆きの魂灯
ヴァルス
固有スキルのミニオンおよびチャンピオンキル時の増加攻撃速度が上昇。Wの通常攻撃時効果の魔法ダメージが増加。
昨シーズンの脅威への弱体化以来、ヴァルスは比較的弱い状態が続いています。そこで彼が再び復讐を遂げられるよう、通常攻撃ビルドを強化しました。
固有スキル - 復讐の化身
W - 枯死の矢筒
アイテム
ハルブレイカー
「ハルブレイカー」はスプリットプッシュを強化するための重要なツールですが、1つ目のアイテムとして急いで購入すると、豊富な増加防御力によってレーン戦が意味をなさなくなり、それが不快な体験へとつながってしまっています。とはいえ、過去のスプリットプッシュアイテム(「ジ=ロット・ポータル」など)とは異なり、チャンピオンがスプリットプッシュするレーンに留まる必要があることから、「ハルブレイカー」はこのゲームにおいて価値ある追加要素だと思っています。そこで今回は、序盤の効力を弱めることにしました。
MSI Clash
MSI 2022の開催にあわせて、MSIをテーマにしたClashトーナメントが開催となります! Clash MSI カップのチーム結成は5月9日から可能になり、トーナメントは5月14日と15日に開催されます! そして本カップの2週目のチーム結成は5月16日から可能になり、トーナメントは5月21日と5月22日に開催されます!
MSI Clashの一環として、Clash期間中にプレミアムチケットを購入したプレイヤーは以下の報酬を受け取ることができます(注:日本地域は法的制限があるため、この報酬の対象から除外されています)。
トーナメントで1位~5位までに入った場合、過去にリリースされた覇者スキンの中からランダムに選ばれた恒久スキン1つ
トーナメントで6位~8位までに入った場合、過去にリリースされた覇者スキンのかけら1つ
クライアントアップデート
機能が重複していたため、LoLクライアントの設定メニューから自己修復ボタンを削除しました。クライアントの自己修復は、ライアットゲームズのクライアントの設定メニューから利用可能です。
バグ修正と利便性の向上(QoL)
- チャンピオン詳細ページで、スウェインの古いスキルの説明が表示されていた不具合を修正
- スウェインがE - 束縛の爪を再発動した際、対象がスネア効果を除去していても引き寄せることができた不具合を修正
- ティーモのQ - 目つぶしダーツでブラインド状態のレンガーが、Q - 逆上でダメージを与えることができた不具合を修正
- 混沌(レッド)サイドのインヒビターを選択時に、青いアイコンが表示されていた不具合を修正
- ケイルが「崇高」状態だと、移動時と通常攻撃時のセリフが正しく再生されなかった不具合を修正
- エリスのW - 子蜘蛛爆弾がバロンを無視し、爆発しなかった不具合を修正
- ノクターンがR - パラノイアによる視界縮小を受けているチャンピオンを1体より多く視認していると、スキルのセリフが本来よりも大きな音量で再生されていた不具合を修正
- 黒帯ウディアの「熊の型」が正しいビジュアルテクスチャを表示していなかった不具合を修正
- イレリアがチャンピオンおよびミニオン/モンスターを同時に攻撃すると、固有スキル - アイオニアの熱情のスタックをチャンピオンに命中した分しか獲得できなかった不具合を修正
- リリアが固有スキル - 夢を集める大枝で獲得する体力回復量が間違っていた不具合を修正
- アッシュのW - ボレーをスキルレベル2に上げた瞬間に発動すると、このスキルの効果音が停止していた不具合を修正
- ガングプランクがR - 一斉砲撃を士気上昇でアップグレードしていると、このスキルが味方の通常攻撃をキャンセルしていた不具合を修正
- エコーのQ - タイムワインダーのツールチップで、魔力反映率が間違っていた不具合を修正
- ジャンナのQ - ハウリングゲイルのダメージに、このスキルの基本魔力反映率が正しく反映されていなかった不具合を修正
- ウーコンのE - 乱像猿技からQ - 強棒打のコンボで、「征服者」のスタックを獲得できなかった不具合を修正
- コグ=マウの固有スキル - イカシアの自爆によるダメージを受けた敵をタワーが優先して対象にしていた不具合を修正
- マスター・イーのQ - アルファストライクの効果音が、戦場の霧の中にいる敵チームに聞こえることがあった不具合を修正
- シャコのQ - バックスタブが、戦場の霧のなかにいる敵に聞こえることがあった不具合を修正
- アフェリオスの銃切り替え時とスキル発動時の効果音が、戦場の霧のなかにいる敵に聞こえることがあった不具合を修正
- スカトルのシールドが破壊される効果音が、戦場の霧の外にも聞こえることがあった不具合を修正
近日公開のスキンとクロマ
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。