パッチノート10.18
覚えているかい? 二人で踊った9月のことを? さあ、パッチ10.18で雲を追い払おう!
懐メロはさておき、このパッチでは様々な変更が行われています。なかでも注目は、みんな大好き狐さんの軽やかなステップ、そして正義の裁きを下す者へのアクションの強化です。そのほかの変更はとくに高プレイスキル帯とプロシーンを対象としたチャンピオンのバランス調整になります──歓迎会に長居し過ぎた面々(ガリオ、アッシュ、セト)を弱体化し、元気不足の面々(ミス・フォーチュン、ランブル、トゥイッチ)に強化を施します。
チャンピオン関連以外では、あらゆるサポートが「ガーディアン」を採用しているため、少し弱体化することでほかのキーストーンも使ってもらえるようにしたいと思います。
そしてもう一つ──このパッチで「ワン・フォー・オール」が復活します! また、ほかにもクライアントやエフェクトの修正、全般的なバグ修正が大量に行われます。ええ、これについてはいつも通りです。
それではタンゴとジルバでステップを踏みながらサモナーズリフトへ向かいましょう。一緒に踊りましょうね!
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ミッドパッチアップデート
2020年9月4日(太平洋標準時) ワン・フォー・オールのバランス調整
強化(バフ)
弱体化(ナーフ)
2020年9月3日(太平洋標準時) アーリのWの対象
アーリ
2020年9月2日(太平洋標準時) ケイルのバランス調整、ザックのバグ修正、体力バー上の名前の利便性向上、アナウンスのバグ修正
アナウンス
体力バー上の名前
ケイル
このケイルのEに関する変更は、ミッドパッチ中に行われたものではなく、すでにゲーム中で実装されていましたが、元のパッチノート内で記載漏れとなっておりました。このセクションの最上部にも記載があるので、見逃しは少ないかと思います。
ザック
パッチハイライト
「ワン・フォー・オール」が復活します!
ワン・フォー・オールが「PsyOps」とともに、日本時間9月4日5時00分から戻ってきます。ドッペルゲンガーのチームに参加し、チームメイトと同じチャンピオンを使って異なるプレイスタイル(もしくは同じプレイスタイルでも何でも!)を披露しましょう!
チャンピオン

アーリ
固有スキルとQの自動効果を入れ替え。どのスキルでも回復するように。Wで移動速度が増加し、体力が低下したミニオンに200%のダメージを与え、体力が低下したミニオンを優先して攻撃。
アーリのアイデンティティとゲームプレイは時とともに不明瞭になってきており、期待されているほどチャーミングではなくなっています。そこでWを中心に彼女のキットに変更を加え、“敵の射程ギリギリを行き来しながら、最適な攻撃のタイミングを伺う逃げ足の速いメイジ”という彼女のアイデンティティを強化することにしました。”また、「正気吸引」をQから固有スキルへと移し、敵チャンピオンとの小競り合いで体力を回復できるチャンスを増やしました。
全体的に見れば、敵に(スピリット)ラッシュしてコンボやアウトプレイできるチャンスが増えたように感じられるはずです。
基本ステータス
固有スキル - ヴァスタヤの恵み
Q - 幻惑のオーブ
W - フォックスファイア

アッシュ
基本攻撃力が低下。
アッシュは相変わらずプロの試合においてマークスマンの優先ピックとなっているため、少しパワーを低下させることにしました。
基本ステータス
Q - レンジャーフォーカス

ガリオ
Qの基本ダメージが低下。
ガリオはQによって試合序盤からほとんどリスクなくウェーブをクリアできてしまうため、そのダメージを低下させることで、マップを横断できるようになるために必要な投資量を増やすことにしました。
Q - 戦の旋風

ジャーヴァンⅣ
Qの基本ダメージが増加。
序盤のパワーを少し強化することで、現在のジャングルメタでもっと活躍できるようにしました。
Q - ドラゴンストライク

ケイル
Qのマナ回復を削除。Wのマナコストが増加。Eのマナコストを削除。飛翔物の速度が増加。
ケイルのマナ管理を明瞭化しました──Eのマナコストを削除することで、全体的なマナ依存度を低下させました。「E - 星炎の刃」の飛翔速度向上と合わせて、形態変化によってレーン戦がさらにエキサイティングになり、対面相手ともっと積極的に戦闘を行えるようになることを願っています。
Q - 裁きの射光
W - 天の祝福
E - 星炎の刃

コグ=マウ
レベルアップごとの体力と物理防御が低下。
この腐食性のイモムシは常にラインに足(と滲出液)をかけていましたが、とうとう一線を超えてしまいました。そこで彼の防御力を低下させ、“攻撃は強力だが打たれ弱い”ガラスの大砲型マークスマンとしてのアイデンティティを強調することにしました。
基本ステータス

ミス・フォーチュン
レベルアップごとの攻撃速度が上昇。Wの増加移動速度が上昇。
序盤戦を得意とする海賊マークスマンを強化する絶好の機会ですので、今シーズンの初期(パッチ10.3と10.10)に行われた弱体化のいくつかを元に戻しました!
基本ステータス
W - ストラット

ランブル
Qの合計ダメージが増加。
ランブルに序盤戦のパワーを与えてヒートアップさせることで、プロの試合における序盤戦重視型ピックの候補として選ばれるようにしたいと思います。
Q - スピットファイア!

セト
固有スキルの右パンチの反映率を増加攻撃力に変更。Qの追加ダメージの対象の最大体力に応じた反映率を修正、合計攻撃力100ごとの追加ダメージの反映率がスケーリングするように。
セトはプロの試合において、とくにゴールドコストの低いタンク及びユーティリティ型ビルドで相変わらず腕力を振るっています。過去に行った基本数値への弱体化が十分ではなかったので、より大きな弱体化を行うことにしました──ダメージ反映率(つまりゴールドへの依存度)に調整を施し、プレイヤーにダメージ重視ビルドへの変更を促します。なお、Worldsが終わったあと、再調整の必要があるかどうかの確認を行う予定です。
固有スキル - ファイティングスピリット
Q - ナックルダウン

シェン
固有スキルのシールド量が減少。
パッチ10.15の強化によって想定以上に強くなってしまったため、値を少し戻すことにしました。
固有スキル - 内気功

シヴァーナ
Eのドラゴンフォームの爆発の効果範囲が増加。ドラゴンフォームのビジュアルとキャストインジケータにスキルの効果範囲が正確に反映されるように。ドラゴンフォームの地面の範囲ダメージのダメージ適用頻度を加速。
シヴァーナの明瞭性に関する細かな不具合を修正していく中で、ほかにも磨きをかけられる部分が見つかりました。その結果、明瞭性への大幅な修正とともに、小規模なバランス調整も行うことになりました。
ドラゴンフォームの「E – フレイムブレス」はこれまで、スキルレベルの上昇に応じて効果範囲が拡大していたのですが、この効果はビジュアルやツールチップにおいて上手く表現できていませんでした。重要なスキルの信頼性が試合中に大きく変化してしまうのは問題なので、これを削除することにしました。全体的に見れば、APシヴァーナには少しの弱体化、ADシヴァーナには少しの強化となり、「フレイムブレス」の明瞭性は大幅に改善されることでしょう。
E - フレイムブレス

トゥイッチ
Eのスタックごとのダメージの反映率が上昇。Rの敵に当たるごとのダメージ減少量が低下。
このネズミは下水道に置き去りになっており、もう一度メタに戻りたくてうずうずしているようです。アルティメットスキルのパワーを増やし、Eにもスパイスを加えてやれば、スキルの効果を感じられることでしょう!
E - ボーン!
R - ヒャッハー!

シン・ジャオ
Wの突きダメージが上昇。
シン・ジャオはかつてのように試合序盤の脅威ではなくなってしまったため、ダメージとジャングルクリア能力を向上させることにしました。
W - 風成雷鳴
ルーン

ガーディアン
「ガーディアン」はメイジ、エンチャンター、タンクサポートにおいて、ほかのキーストーンよりも強すぎる状態にあります。ほかの選択肢を広げるため、パワーを低下させることにしました。
リーグ・クライアント・アップデート
このパッチではLoLクライアントのバグ修正と利便性向上のための変更が大量に存在するため、専用のセクションを設けました! 最新のクライアント・クリーンアップシリーズをご覧ください。今週中に新たな投稿も公開されます。
- LoL+を利用していてオンラインのプレイヤーがフレンドリストのフォルダー内で表示されるように
- パッチ中にエラーが発生したときにティッカーのメッセージが表示されるように
- 試合を観戦しているときにフレンドリスト内でステータスがグリーンで表示されないように
- ワードスキンのレア度が正しく表示されるように
- グループから退出させられたときにホーム画面が真っ暗にならないように
- チャット内でプレイヤー名が「…」として表示されないように
- クライアントの読み込みが完了するまでミッションやその他の情報のポップアップが表示されないように
- フレンド申請の画面でプレイヤーをブロックするとユーザーのサモナー名の代わりにデバッグテキストが表示されていた不具合を修正
- プロフィールの背景を選択する際に長いスキン名がオーバーラップしないように
- クライアントの全タブの読み込みの円が同じ位置に表示されるように
- プロフィールで背景を変更するとフレンドリストのホバーカードもダイナミックにアップデートされるように
- ボイスパネルがフレンドリストに被らないように
- 特定のパッチ通知が翻訳されていなかった不具合を修正
- フレンドリストのプレイヤーのホバーカードにプレイヤーの現在のステータス(対戦待ち、チャンピオン選択中、オンライン)が正しく反映されるように
ビジュアルエフェクトのアップデート
このパッチではさらに、ビジュアルエフェクトのアップデートが行われます! ラッキーな挑戦者は以下の通り――マルザハール、ノクターン、ビクター、そしてイグナイト(厳密にはチャンピオンではありません)です。
繰り返しになりますが、これらの小規模なアップデートの目的は、ビジュアルエフェクトにまつわるゲームプレイ上の明瞭性を改善し、リーグ・オブ・レジェンドの最新基準へと引き上げることにあります。今回の主な対象は“ヒットボックスが分かりにくいスキル”となっています。
マルザハール
ノクターン
ビクター
トリンダメア
イグナイト
バグ修正/利便性の向上
- Clashハブにチームの結成方法や検索方法の説明、プレイヤーが最初にページを開いたときのおすすめなどの新たなツールチップを表示
- ベータ:Clashハブで自分のチームを作成するのではなく、自分をフリーエージェントとして設定して、他のチームに検索してもらってロスターに追加してもらうことが可能になりました。好みのポジションを選択してフリーエージェントに登録しましょう。
- トリンダメアのE - スピンスラッシュが同じ対象に複数回ヒットしないように
- 跳ねる「毒キノコ」でティーモの通常攻撃が停止しないように
- リヴェンがマウスカーソルを敵チャンピオンかミニオンにあわせてQ - 折れた翼かE - 勇躍を戦場の霧から使用したときに、自身と周囲の範囲が敵チームに可視化されないように
- フィオラのW - リポストが「スペルシールド」越しに敵の急所を発動しないように
- カ=ジックスのW - 進化したヴォイドの刺棘で敵チャンピオンを攻撃したときに自身の周囲の広範囲が可視化されないように
- ガレンのW - 勇気の護りが自身の基本物理防御と魔法防御を増加させないように
- アニビアのW - アイスウォールが「ドラゴンの翼」のデバフを敵チャンピオンに適用しないように
- 「ドラゴンの翼」を受けたチャンピオンが無敵中に燃やされないように
- ナミがE - 潮使いの祝福で強化された通常攻撃でリフトスカトルをキルしたときに、駿足の霊場がナミのスキルとして扱われて味方チャンピオンがそこを通過することによって「エアリー召喚」などのバフを受けられていた不具合を修正
- パイクが必要最小マナを保持しているときにQ - ボーンスキューアを適切に使用できるように
- グレイブスの通常攻撃後のE - クイックドローが「シーン」を正しく発動するように
- 「ライアンドリーの仮面」が距離に関わらずバロンナッシャーに自動効果(重複不可)と苦悶を適切に適用するように
- ゼドがダンスアニメーション中に倒された場合、クローンがマップ上に残ってゼドが復活するまで視界を付与していた不具合を修正
- 「妖夢の霊剣」の非戦闘時の移動速度増加効果が行動妨害効果を受けたときにクールダウンに入るように
- リフトヘラルドがタワーにダメージを与えないことがあった不具合を修正
- 「バミ・シンダー」の自動効果のダメージがクレッドの増加体力で正しく増加するように
- ラックスのW - プリズムバリアが正しく最大2回シールドを適用するように
- ケイトリンが「ドラゴンの翼」の即座にキルする効果が複数の対象に発動しないように
- ケイトリンが「エアリー召喚」を同時に複数回発動しないように
- ヨネのR - 冥封一閃の終了時にセトがR - ショーストッパーを使用した場合、ヨネが別の敵チャンピオンにブリンクした際にサプレッション効果を受けないように
- はちみつシンジドのQ - 毒の軌跡が色覚特性モードで違いが明確になるように
- 「詳細を表示」のレベルアップグリッドビューが全チャンピオンで利用可能に。さらに、グリッドが現在のレベルの値を強調表示するように
- 全ツールチップの色を変更。読みやすくして、重要な情報がすぐに目につくようにすることが狙いです
- 多くのチャンピオンの魔法ダメージ/物理ダメージ/確定ダメージが独自の色で強調表示されるように(まだ全チャンピオンではありませんが、徐々に時間をかけてリリースしていきます)
- エーテルの機翼ケイルとPentakill ケイルのQ - 裁きの射光のビジュアルエフェクトが通過不可能な地形の上にレンダリングされないように
- ベーススキンのアニビア(および団結する心、猛禽類、ノクサスキラー、ヘクステック、先史時代の各スキンにも適用)のRの嵐の効果音のループが戦場の霧内で正しく再生されるように
- ヘクステック アニビアのアーマーのマテリアルを正しいタイプに変更して、敵チャンピオンに攻撃されると金属音を鳴らすように
- 漆黒の霧氷アニビアの複数のサウンドを復旧。これにはアニビアが卵形態中にキルされたときのデス効果音、Wの強化ヒットの効果音、Rが最大範囲に到達したときの効果音、R終了時の効果音が含まれます
- フェスティバルクイーン アニビアの最大サイズのRの効果音とR終了時の効果音が復旧
- 紙細工アニビアのアーマーのマテリアルを正しいタイプに変更して、敵チャンピオンに攻撃されると木の音を鳴らすように
- メカ=ジックスの固有スキルのヒット時、孤立Q&非孤立Q、Wの飛翔物ヒット時、Wの回復、Eの地面ヒット時、R使用時の効果音/スキン固有のセリフが復旧
- カ=ジックスの砂漠の守護者、死の華、ダークスターの各スキンのWの回復効果音が復旧
- 超銀河ニダリーの「ジャンプ」のリセットの効果音が復旧
- リサンドラのQの2回目/固有ヒット効果音が機能していなかった不具合を修正
- アメジストアッシュのQ - レンジャーフォーカスによる「ルナーン・ハリケーン」の追加攻撃で、このスキンのビジュアルエフェクトが正しく利用されるようになりました
近日公開のスキンとクロマ
今回のパッチで以下のスキンがリリースされます。高解像度のスプラッシュアートをリーグ・ディスプレイで手に入れましょう!