パッチノート 11.16
こんにちは! 皆さんお揃いですね。では、さっそくパッチ11.16について見ていきましょう!
このパッチでは、悲しみに暮れる何体かのチャンピオンに強化を施しています──少年とイエティがもっと雪玉を投げたくなるようにし、シヴィアの「W - 跳刃」に磨きをかけ、ジャーヴァンが「R – 決戦場」の王者として輝けるようにしました。また、爆弾魔のヨードルやキックを得意とする修行僧など、バランスレーダーに強い反応があったチャンピオンへの弱体化も行っています。
さらに“目覚めし者”、そして皆さんの愛する“弦奏師”には全体的な調整が加えられているほか、ここにいくつかのアイテム変更や、ランク戦における新機能(フレンドよりも自分の方が優れている、そんな確証が欲しいと思ったことはありませんか?)を加えれば、今パッチを概ね説明できたと言えるでしょう。
それでは、また次のパッチノートでお会いしましょう。
不気味なモンスターに恐れをなしている人たちは、こちらのポータルを通って、TFTパッチノートをご覧ください。「希望の光」にて、モンスターと魔女たちを成敗できることでしょう!
ミッドパッチアップデート
2021年8月13日(太平洋標準時) アクシャンのバグ修正、ワン・フォー・オールのバランス調整
アクシャン
ワン・フォー・オールでのチャンピオンのバフ(強化)
ワン・フォー・オールでのチャンピオンのナーフ(弱体化)
2021年8月11日(太平洋標準時) ヴィエゴのバグ修正
ヴィエゴ
パッチハイライト
チャンピオン
ダイアナ
固有スキルのエピック以外のモンスターに対するダメージが低下。
パッチ11.8での変更以来、ダイアナはジャングルの人気ピックとなっており、とくに競技シーンにおいて存在感が高まっています。新たな活躍の場が見つかったのは喜ばしいことですが、とはいえ少し強すぎるようです。そこでジャングラーとしての強さを抑制するため、クリア速度を低減することにしました。
固有スキル - 繊月の刃
フィオラ
Eのクールダウンが高スキルレベルで延長。
フィオラはしばらくの間、とくに高スキルレベル帯で強い状態が続いているようです。そこで中盤から終盤にかけてのスプリットプッシュ&タワー破壊性能を低下させました。
E - ブレードワーク
ジャーヴァンⅣ
固有スキルのダメージが増加。Rの追加ダメージ反映率が上昇。
“デマーシアの儀範”は現状、あらゆるスキルレベル帯で活躍できていません。その影響力を高めるために「R – 決戦場」を強化し、1v1能力とクリアリング性能のポテンシャルも高めました。
固有スキル - 武魂の律動
R - 決戦場
ジン
Wのダメージが増加。Rの最小ダメージ反映率が上昇。
ここのところジンは精彩を欠いており、ほとんどの試合で控室を温めていました。「W - 死者への協奏曲」と「R – 終演 -フィナーレ-」の脅威を高めることで、味方と協力したり、重要な集団戦で敵にしっかりトドメを刺したりできるようになるはずです。
W - 「死者への狂奏曲」
R - 「終演 -フィナーレ-」
カルマ
固有スキルの通常攻撃時効果のクールダウン短縮を削除、スキルによるクールダウン短縮が固定値に。Qの基本ダメージが低スキルレベルで減少、クールダウンが低スキルレベルで延長されて高スキルレベルで短縮、コストが低下。Q2の着弾時のダメージが増加。Eの基本シールド量が高スキルレベルで増加、増加移動速度が固定値に。
カルマは以前から、ソロキューよりも連携の取れるプロシーンでの方が遥かに強いという状態が続いています。これまでのように細かな調整を繰り返すのではなく、あらゆるプレイヤーがカルマを使って活躍できるようにするため、より大きな調整を施すことにしました。
まず序盤戦の安定したプレッシャーとウェーブクリア、さらにR-Eによるチーム全体へのシールド&移動速度バフを弱体化します。その代わりに、チャンピオンにスキルを命中させた際にもっとマントラを唱えられるようにしました。この変更はクールダウン短縮とコスト低下を得たQともシナジーがあるでしょう。また、単独でも敵を倒すことができるようR-Qにも強化を施しました。
固有スキル - 寄せ火
Q - 心炎
Q2 - 魂の劫火
E - 激励
リー・シン
Wのオムニヴァンプが低下。
リー・シンはパッチ11.13の弱体化をものともせず、レーンを圧倒していたところから、今度はジャングルを圧倒する存在と化してしまいました。そこで今回は序盤から中盤にかけての1v1能力を抑えるための直接的な弱体化を施しました。
W - 鉄の意志
ルル
Wのクールダウンを延長。Rのクールダウンが低スキルレベルで延長。
ルルのパワーは平均的なスキルレベル帯でこそバランスが取れているものの、高スキルレベル帯では強く、エリート帯ではさらに強くなっているようです。パッチ11.9ではWのクールダウンを短縮し増加攻撃速度を向上することで、これらのスキルレベル帯を対象に強化を施しました。信頼性の高いピール能力の使用頻度が増えたことにより、ルルは相手にした際にかなりイライラさせられるチャンピオンと化しており、それがバン率の高さに反映されてしまっています。彼女が再び試合に登場できるように、高スキルレベル帯で猛威を奮っている即時効果型行動妨害への強化を巻き戻し、加えてRのクールダウンも延長しました。
W - イタズラ
R - おおきくなぁれ!
マオカイ
固有スキルの体力回復量が増加。Eの爆発ダメージが低下。
トップマオカイはタンクビルドですらレーンに居続けることに苦労しているため、サステインを増加させました。その一方で、魔力ビルドによってスケーリングしていくサポートマオカイとその苗木たちはボットレーンで騒ぎを起こしています。そこでポークの強さは維持しつつ、少しだけトーンダウンさせることにしました。
さらにもうひとつ──これまでのマオカイの固有スキルの値にはバグがありました。最大体力に対する回復割合が少なくなっており(6%~13%ではなく、5%~13%)、適切にスケーリングもしていませんでした(チャンピオンレベル1/6/9…で増加するのではなく、1レベルごとに増加)。こうしたことから、固有スキルの回復量の値には不具合のあるゲーム内の値が反映されています。このスケーリングを修正したので、最大体力に応じた回復量はツールチップに書かれている以上に増加しています。
固有スキル - 魔樹液
E - 苗木投げ
ヌヌ
基本移動速度が増加。Eの雪玉ごとのダメージ反映率が増加。
ヌヌ&ウィルンプはスランプに陥っており、大幅な強化を施す時が来たようです! 雪玉を勢いよく転がせるようにパッチ11.2で行った弱体化の一部を元に戻し、アグレッシブにビルドした際のダメージも増加させました。
基本ステータス
E - 雪玉連射
シャコ
Qのオレンジ色の煙のビジュアルエフェクトを削除。Rのバグ修正。
前回のパッチ11.15にて、長らく存在していた“シャコのQの煙が戦場の霧越しに表示されない”というバグを修正しました──どれぐらい長く存在していたかというと、約2年です。この変更はまた、LoLにおける適切なカウンタープレイに関する議論を呼びもしました。四六時中オレンジ色の煙を探し回るというのは私たちが推奨したいゲームプレイではありませんので、煙を元に戻したうえで幾つかの不具合を修正することにしました。
Q - 幻惑
R - ハルシネイト
シヴィア
Wのダメージ反映率が高スキルレベルで上昇。
シヴィアは敵チーム全体を攻撃できるブーメランの傭兵ですが、クリティカルビルドですら攻撃力不足であるため、その刃を研ぎ澄ませることにしました。
W - 跳刃
ソナ
新たな固有スキル!マナコストが減少し、オーラのマナ回復を削除。Rがミニオンとモンスターにも命中するように。
パッチ10.4にて、対戦相手を息苦しくさせるプレイスタイルを抑制するため、ソナにマナ回復のメカニクスが追加されました。これはそもそもあまり楽しい仕組みではありませんでしたし、“自分にEを使ってマップ内をローテーションする”といった、スキルを正しく使った際にもペナルティを受ける状況が存在していました。こうした問題を解決するため、件のメカニクスをペナルティではなく報酬だと感じられるような新しいものと入れ替えることにしました。
スキル使用時に報酬を得られるスタック型メカニクスの導入によって、アルティメットスキルにより多くアクセスできるようになり、必ずや段々と強くなる──“クレッシェンド”なゲームプレイができるようになるはずです。
固有スキル - パワーコード
Q - ヒム・オブ・ヴァロー
W - パーセヴァランス
E - セレリティ
R - クレッシェンド
タム・ケンチ
固有スキルの基本ダメージが低スキルレベルで低下。Qの基本回復量が低下。
タム・ケンチの序盤戦のパワーはとくにトップレーンで発揮されており、敵との小競り合いでダメージを与えつつ体力を回復することができています。その両方を弱体化し、対戦相手に傷を癒すための余裕を与えました。
固有スキル - 舌慣らし
Q - 味見
ブラッドミア
固有スキルの魔力から増加体力への変換率が増加、増加体力から魔力への変換率が増加。
ミッドレーンと比べ、トップレーンのブラッドミアは少し遅れを取っているようです。トップレーンでも活躍できるよう、固有スキルのボーナスを増やし、タンキーなアイテムビルドからもメリットを得やすくしました。
固有スキル - 真紅の盟約
シン・ジャオ
基本攻撃力が減少。
パッチ11.14での弱体化にもかかわらず、シン・ジャオは相変わらずあらゆるスキルレベル帯で上位に君臨しています。新しいWとEの射程が伸びたことでこれまで以上にターゲットにアクセスしやすくなっているため、“クラス中最高の序盤における1v1能力”を持っている必要はないはずです。序盤の強さは健在なものの、以前ほど簡単にはほかのジャングラーを圧倒できないよう、基本ダメージを低下させることにしました。
基本ステータス
ジグス
基本マナが増加。Eの地雷ごとの基本ダメージが低スキルレベルで低下し、高スキルレベルで上昇、スロウ効果が低スキルレベルで低下。
ボットレーンのジグスに対するパッチ11.14における弱体化はどうやら失敗に終わったようなので、マナを元に戻す代わりに、2つ目にレベルを最大化するスキルを弱体化しました。これでボットレーンにおけるパワーは抑制されるでしょうが、ミッドレーンでのパワーをより簡単に取り戻せるはずです。
基本ステータス
E - ヘクステックマイン
アイテム
ダーク シール
「ダーク シール」はハイリスク・ハイリターンなアイテムとなるよう意図されていましたが、ほとんどの魔力系アイテムユーザー──「ドラン リング」のマナを欲しがるチャンピオンにとってすら、安定感のある価値の高いアイテムとなっていました。そこで「ダーク シール」を選ぶ際のリスクを高めるため、スタック増加のペースを落とすことにしました。
リデンプション
「リデンプション」はほかのエンチャンターアイテムの影に隠れており、今シーズンではニッチな活用場所を見つけられず苦戦しているようです。そのパワーとエキサイティングな瞬間の発生頻度を増やすことで、より多くの集団戦で効果を発揮できるようにしました。
バンドルシティ Clash
バンドルシティをテーマにしたClashの2回目のトーナメントは8月21日と22日に開催されます。2度目の週末に向けたチーム結成は8月16日から可能になります。
ランク戦のアップデート
バグ修正/利便性(QoL)の変更
- 対象がフラッシュするとワーウィックのR - 絶狼牙連撃がジャンプ中にキャンセルされていた不具合を修正
- サイオンの固有スキル - 名誉ある死など、チャンピオンがゾンビ状態でブルーセンチネルをキルした場合でもブルーバフを獲得できるようになりました(レッドバフは以前から獲得できています)
- プレイヤーがエピック以外のジャングルモンスターに倒された際にレッドバフやブルーバフを失っていた不具合を修正しました
- 賞金獲得後もスコアボードのチャンピオンの賞金の値が0にリセットされなかった不具合を修正
- 「サンドシュライク クロウ」のツールチップ内の与ダメージのカウンターが敵に与えたダメージ量を正しく表示するように
- 「レリックシールド」を購入して有効化する前に「鋼のショルダーガード」を払い戻すか売却した場合、両方のアイテムのバフがバフバーに表示されていた不具合を修正
- テレポートの詠唱バーが0.3秒残っていた場合、チャンピオンが破壊されたタワーにテレポートできていた不具合を修正
- 敵チャンピオンがトリンダメアに正対していた場合、W - 嘲りの叫びが「赤月の刃」の「沈まぬ月」にカウントされなかった不具合を修正
- 「アンブラル グレイブ」が無敵のワード(テレポートの対象にされているもの)に追加ダメージを与えることがなくなりました
近日公開のスキンとクロマ
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。