パッチノート 13.19
2023 World Championshipパッチへようこそ!
League of Legends World Championship(Worlds)の公式パッチとなる、パッチ13.19へようこそ!
まずバランス調整に関してですが、今夏のプロシーンにおいて影響力が大きすぎた一部のチャンピオンに最終調整を施しつつ、全体的なパワーレベルが許容範囲を超えているチャンピオン(およびビルド)にいつも通りのバランス調整を行っています。
また、このパッチでは悪質行為に対処すべく、ランク戦での新たな制限とピンの調整を実施しているほか、グローバルアルティメットを対象としたオーディオアクセシビリティのアップデート、新スキンシリーズ「ラ・イルシオン」やクロマセット「十重の勝利」もリリースしています。さらに、PBEでは新たな初心者向けAIのテストも行いますので、興味がある方はぜひ試してみてください!
最後のミッドセットアップデートに最初のパッチが登場! TFTパッチノートはこちらからご確認ください!
Lilu "Riot Riru" Cabreros
パッチハイライト
チャンピオン
アジール
Qのクールダウンが延長。
ソロキューでのパワーレベルを維持しつつ、プロシーンにおいては弱体化となるよう、前回のパッチで「シャッタードクイーン クラウン」に調整を施しました。とはいえ、今年のWorldsであまりにも圧倒的な存在になることがないよう、アジールについては十分に注意したいと考えています。そこで今回、序盤のレーン戦を対象に軽めの弱体化を施し、対面相手がアジールにもっと対抗できるようにしました。これにより、アジールというピックは終盤のパワーに重点を置いたものになるはずです。
Q - 征服の勅命
- クールダウン:12/10.5/9/7.5/6秒 ⇒ 14/12/10/8/6秒
ブライアー
レベルアップごとの攻撃速度が低下。Wの体力回復量が低下、ミニオンとモンスターに対するダメージが増加、ミニオンとモンスターに対する減少体力に応じた最大ダメージが低下。複数のQoL(利便性の向上)の変更、およびバグ修正。
リリース時点でのブライアーはかなり弱そうに見えましたが、プレイヤーがスキルセットやアイテムビルドの知識を学ぶにつれ、パワーレベルが上昇してきています。そこで、アイテムを2~3個揃えた時点での、とくに対モンスターにおける体力回復量を低下させることで、ご飯を食べまくったブライアーに対戦相手がもっと対抗できるようにしました。また今回、QoLの変更とバグ修正をいくつか行い、狂乱メーターも追加しました! これによって「W - 衝動噛み」を発動できる残り時間が分かりやすくなったはずです。
基本ステータス
- レベルアップごとの攻撃速度:2.5% ⇒ 2.3%
Q - ヘッドラッシュ
- NEWロジックのアップデート:「ヘイルブレード」などのインタラクションでQが通常攻撃リセットとして正しくタグされるように
W - 血の狂乱
- NEW狂乱を見せてよ:「血の狂乱」の残り時間を示すフューリーメーターを追加
- ツールチップのアップデート:「W - 血の狂乱」を発動しても、Rで強化された「血の狂乱」状態が除去される/置き換えられることはないと明確に伝わるよう、Wのツールチップをアップデート
W - 衝動噛み
- 体力回復量35/42.5/50/57.5/65% ⇒ 36/42/48/54/60%
- ミニオンとモンスターに対する増加ダメージ:20% ⇒ 10%
- ミニオンとモンスターに対する減少体力に応じた最大ダメージ:500 ⇒ 400
- バグ修正:減少体力に応じたダメージにクリティカル判定が適用されていた不具合を修正
- NEW落ち着きなよ:高スキルヘイストビルドで二重発動が発生しないよう、「衝動噛み」発動後に極めて短いクールダウンを追加
E - 呪福の叫び
- バグ修正:チャンピオンが生成した地形にノックバックされた敵が衝突した際、スタンしないことがあった不具合を修正
R - 迫りくる死
- NEWいくよォォォ!:Rをピンすることで、射程内の敵をチームメイトに知らせることができるように
- バグ修正:「迫りくる死」の対象が詠唱中に倒された際、別の対象を通常攻撃し続けていた不具合を修正
その他
- チャレンジ:チャレンジにおいて、ブライアーがノクサスのチャンピオンとして正しくタグ付けされるように
- おすすめアイテム:ブライアーのおすすめアイテムをアップデート
- おすすめルーン:ブライアーのおすすめルーンをアップデート
ガリオ
Rのクールダウンが短縮。
現在、ガリオミッドはあらゆるスキル帯で弱い状態にあるため、いくらか強化を施しておこうと思います。レーン戦における対メイジとしての役割は十分にこなせているので、そうしたマッチアップについては維持しつつ、全体的なパワーを高める方法で強化を行いました。また、がリオのRはほかのグローバルスキルと比較してクールダウンがかなり長めになっています。そこで今回はこの部分を強化し、マップ中に大きな影響を与えられるこのスキルをもっと頻繁に活用できるようにしました。
R - 英雄降臨
- クールダウン:200/180/160秒 ⇒ 180/160/140秒
ガングプランク
Rのクールダウンが短縮、「死の女神」アップグレードのスロウ効果が増加、「士気上昇」アップグレードの移動速度が増加。
ガングプランクはトップレーナーとして十分に活躍できていないものの、基本的なダメージ数値をこれ以上高めるのは難しい状態にあります。そこで代わりに、彼の特徴であるアルティメットのアップグレードと、マップに2つの影響を同時に与えられる能力を強化することにしました。なお、ツールチップの一部が変な形で繋がってしまうため、アップグレードのツールチップは次のパッチまで更新されません。
R - 一斉砲撃
- クールダウン:180/160/140秒 ⇒ 170/150/130秒
- アップグレード - 「死の女神」のスロウ効果:1秒間、60% ⇒ 1秒間、75%
- アップグレード - 「士気上昇」の移動速度:2秒間、30% ⇒ 2秒間、40%
ジン
Rの最小物理ダメージが増加。
ジンはソロキューでもプロシーンでも大きな成功を収められておらず、前パッチの時点で“活躍できていないチャンピオン”であると判断されていました。ただ、前パッチでは「ストームレイザー」の強化があったため、まずは変更の影響を観察することにしたのです。結果として、ジンは現在もまだ標準のパワーレベルを少し下回っている状態にあるため、このパッチでいくらか強化を施そうと思います。今回、アルティメットスキルのダメージを大幅に増加させていますが、これには2つの理由があります。1つ目の理由ですが、基本的にどのチャンピオンも頼りになる強力なアルティメットスキルを持っているべきです。たとえ試合が劣勢であっても、クールダウンが長い代わりに強力なパワーを持つアルティメットを活用することで、逆転のチャンスを掴めるようにしたいと考えているので。そして、2つ目の理由ですが、ジンは殺しを愛するチャンピオンですから、それを成し遂げるのに十分なダメージを与えられるべきです。
R - 「終演 -フィナーレ-」
- 最小物理ダメージ:50/125/200(+合計攻撃力の25%) ⇒ 64/154/244(+合計攻撃力の25%)
ルブラン
攻撃速度反映率が低下、レベルアップごとの攻撃速度が増加、レベルアップごとの攻撃力が低下、レベルアップごとのマナが低下、レベルアップごとのマナ自動回復が低下Wの魔法ダメージが増加。Eの魔法ダメージが増加。
最近、ルブランのコアビルドがマナを無視した攻撃力ビルドに移ってきており、ルブランは非常に苛立たしいトップレーンのスプリットプッシャーと化しています。ファイターのようなビルドを組むのであれば、それに即した意義あるマナ制約を付けるべきですので、今回いくつか調整を加えました。とはいえ、メイジビルドでは「ロスト チャプター」や「ルーデン テンペスト」といったソースから得た増加マナをしっかり活用できるようになっています。今回、基本となるマナプールと試合終盤での攻撃力を弱体化したことで、メイジとしてのパワーも低下しているので、その埋め合わせとしてスキルの魔力反映率をいくらか強化しています。また、攻撃速度反映率&レベルアップごとの攻撃速度にも変更を行いました。アイテムなどで攻撃速度を強化すれば別ですが、そうでなければ、今までと同等の毎秒攻撃回数になっています。
基本ステータス
- 攻撃速度反映率:0.625 ⇒ 0.4
- レベルアップごとの攻撃速度:1.4% ⇒ 2.2%
- レベルアップごとの攻撃力:3.5 ⇒ 2.7
- レベルアップごとのマナ:55 ⇒ 25
- レベルアップごとのマナ自動回復:1 ⇒ 0.8
W - ディストーション
- 魔法ダメージ:75/115/155/195/235(+魔力の60%) ⇒ 75/115/155/195/235(+魔力の65%)
E - エーテルチェイン
- 最初の発動時の魔法ダメージ:50/70/90/110/130(+魔力の30%) ⇒ 50/70/90/110/130(+魔力の35%)
リー・シン
基本物理防御が増加。Wのライフスティールとスペルヴァンプが増加。Eの魔法ダメージが減少。
「Worldsだからリー・シンを強化」というミームが存在するのは、私たちも重々承知しています。ただ、ホームともいえる高スキル帯ですら、リー・シンはあまり活躍できていない状況にあります。そこで今回、物理防御から安定して得られる各種パワーに焦点を当てつつ、スキルの影響力を高めることにしました。5%のオムニヴァンプは効果時間が短く、固有スキルを発動させる以外の目的でW2を押す意義が感じられていないので、序盤のパワーを明確に高めつつ、終盤のパワーを少し低下させました。また最近、一部のプレイヤーはリー・シンをソロレーンでプレイする際、「E - 破風/縛脚」を2番目に最大化しているようです。序盤の「W - 鉄の意志」のサステイン性能を高めると、ソロレーンにおいて異様に活躍してしまう可能性があるので、このロールに対して予防的に弱体化を施しておこうと思います。
基本ステータス
- 基本物理防御:34 ⇒ 36
W - 鉄の意志
- ライフスティールとスペルヴァンプ:5/10.5/16/21.5/27% ⇒ 10/14/18/22/26%
E - 破風
- 魔法ダメージ:35/65/95/125/155(+攻撃力の100%) ⇒ 35/60/85/110/135(+攻撃力の100%)
リサンドラ
Wのスネア効果時間が延長。
パワーレベルの面で、リサンドラはソロキューでもプロシーンでも薄氷の上にいます。そこで今回、ルブラン、フィズ、アカリといった特定のチャンピオンに対するカウンターピックとしてのパワーを高めるため、Wのスネア効果時間を少しだけ増加させました。この変更の狙いは、ほかのマッチアップに影響を与えることなく、ダメージトレードの際に接近する必要があるチャンピオンに対して、リサンドラがより優位を得られるようにすることにあります。
W - リング・オブ・フロスト
- スネア効果時間:1.1/1.2/1.3/1.4/1.5秒 ⇒ 1.25/1.35/1.45/1.55/1.65秒
ヌヌ&ウィルンプ
Eの魔力反映率が上昇。
それほど強くないにもかかわらず、魔力ヌヌはかなりの人気を誇っています。タンクヌヌは問題なく活躍できているので、今回のパッチではこの大人気オフビルドに焦点を当てて強化を行いました。魔力マシマシの雪玉をお楽しみください!
「E – 雪玉連射」を強化した理由は、魔力ヌヌの戦闘をもっと緊張感のあるものにしたかったからです。アルティメットスキルとWの雪玉は現状でも十分なダメージを与えられていますが、魔力ヌヌはバーストメイジ以上の存在であるべきです。購入した魔力アイテムのパワーを最大限に引き出すには、近い距離を維持し続ける必要があるので、ヌヌにとっても対面相手にとっても、ゲームプレイの面白味が増すことでしょう。
E - 雪玉連射
- 命中ごとの魔法ダメージ:16/24/32/40/48(+魔力の10%) ⇒ 16/24/32/40/48(+魔力の15%)
- 最大合計魔法ダメージ:144/216/288/360/432(+魔力の90%) ⇒ 144/216/288/360/432(+魔力の135%)(注:敵にスネア効果を与えた際のダメージを含めると、合計164/246/328/411/492(+魔力の215%))
パイク
レベルアップごとの体力が増加。Wのクールダウンが短縮。
ここ最近、パイクはあまり存在感がありません。これは”海面下で獲物を狙っている”という意味ではなく、単純に私たちが想定しているパワーレベルを下回っているということです。そこで今回、彼が圧倒的なダメージを出さないよう注意しつつ、いくらかパワーを取り戻せるよう、試合の中盤から終盤にかけての生存能力を高めることにしました。また、この変更には新たなスキルビルド──レーン戦でEを積極的に使うのではなく、Wを優先して最大化する戦略を有効にするという狙いもあります。
基本ステータス
- レベルアップごとの体力:104 ⇒ 110
W - ゴーストウォーター
- クールダウン:12/11.5/11/10.5/10秒 ⇒ 12/11/10/9/8秒
レク=サイ
固有スキルの体力回復量が減少。Qのダメージが減少。「W - 潜伏」の移動速度が低下。「W - 襲撃」の基本ダメージが増加。
数パッチ前に行われた「ストライドブレイカー」の強化を受けて、レク=サイのパワーが大幅に増加しているので、再び変更を行い彼女のパワーレベルを低下させることにしました。今回、軽微な調整を行ってはいますが、試合序盤のダメージはメインの変更対象ではなく、高MMR帯のプレイヤーが飛びぬけて上手く活用できている、潜伏時のパワーレベルを中心に弱体化を施しています(高MMR帯を除けば、レク=サイはそれほど強いわけではありません)。
固有スキル - ゼル=サイの怒り
- 潜伏時の最大体力回復量:15~125(+最大体力の2~12%(3レベルごとに増加)) ⇒ 10(+最大体力の2~10%(1レベルごとに増加))
Q - 女王の怒り
- 追加物理ダメージ:合計攻撃力の34/38/42/46/50% ⇒ 合計攻撃力の30/35/40/45/50%
W - 潜伏
- 増加移動速度:15/20/25/30(チャンピオンレベル1/6/11/16) ⇒ 5/10/15(チャンピオンレベル1/6/11)
W - 襲撃
- 物理ダメージ:50/65/80/95/110(+増加攻撃力の80%) ⇒ 50/85/120/155/190(+増加攻撃力の80%)
レネクトン
基本魔法防御が減少。
レネクトンは高MMR帯のソロキュー、そしてプロシーンでの活躍が目立っています。その高い安全性と安定性が理由で、エリート帯/プロシーンにおけるピック率が非常に高くなっているため、基本魔法防御を低下させることにしました。これなら、グウェンやケネン、ランブルといった特定のマッチアップに対する脆弱性は高めつつ、そのほかのチャンピオンに対抗する上で必要な序盤のパワーを維持できるはずです。
基本ステータス
- 基本魔法防御:32 ⇒ 28
シンドラ
Qの魔法ダメージが増加。
シンドラはミッドレーンを象徴するチャンピオンであり、昔からプロシーンという監獄に幽閉されてきました。ですが幸いなことに、パッチ12.19のアップデートによって、プロシーンで問題を引き起こすことなく、そのほかの多くのプレイヤーに向けて彼女を強化する余地が生まれました。新たに生まれたこのパワー予算を使って、Qの基本ダメージを少し増加させ、試合序盤のレーン戦で優位を得やすくしました──これにより、メイジの中でも珍しい戦略的長所を強化できたはずです。
Q - ダークスフィア
- 魔法ダメージ:70/105/140/175/210(+魔力の70%) ⇒ 75/110/145/180/215(+魔力の70%)
トゥイッチ
Rの弾速が上昇。
チャンピオンの有用性&満足度を対象としたルーティーンの調整を進める中で、トゥイッチはチャンピオンとして必ずしも弱いわけではなく、彼に必要なのはむしろQoLの改善であることがわかりました。「R - ヒャッハー!」は彼が持つ武器の中でもとくにクールな要素なので、Rが利用可能な場合とそうでない場合の違いをもっと明確にしたいと考えました。今回の変更により、敵は横に歩くだけでは「R - ヒャッハー!」中の通常攻撃を避けづらくなります。また、R中の通常攻撃を命中させるためだけに近接攻撃の射程に入る必要性もそれほど感じなくなることでしょう。もちろん、「フラッシュ」やダッシュスキルを利用すればこれまで通り攻撃を避けることは可能ですが、アルティメットスキルの安定感はこれまでよりも少し高まっているはずです。
R - ヒャッハー!
- 弾速:4000 ⇒ 5000
ゼリ
基本移動速度が低下。
今シーズン、ゼリはトップレベルのプロリーグにおいて最も存在感のあるADCとなっており、パッチ13.18でザヤが弱体化されたことで、Worldsにおけるピック率はさらに高まると予想されます。そこで今回、ボットレーンの多様性を高めるため、彼女を弱体化することにしました。ソロキューにおける彼女の勝率は大問題になるほどではありませんが、エリート帯のピック率は非常に高くなっており、人気チャンピオンであることは明白です。私たちとしては試合全体での脆弱性を高めたいと考えており、彼女はEやRからすでに十分な機動性を得られていることから、今回は基本移動速度に弱体化を施すことにしました。
基本ステータス
- 基本移動速度:335 ⇒ 330
アイテム
ランデュイン オーメン
アイテムの中には、特定の状況に特化しているものがありますが、それ自体はまったく問題ありません。ただし、そうしたアイテムは求められている状況で、その強さを確実に発揮できなければいけません。「ランデュイン オーメン」は対クリティカルアイテムの定番であるべきですが、その価格と全体的な効率性が理由で、相手チームのチャンピオンがこのアイテムにとって理想的であっても、有効なアイテム候補となれていないようです。そこで今回、「ランデュイン オーメン」の価格を10%低下させて、ほかの多くのタンク系レジェンダリーアイテムと同等にしました。これによって、一般的な物理防御系タンクアイテムとしてではなく、敵から多くのクリティカルダメージを受けている際に最適なアイテムとして活用できるようになるはずです。
- トータルコスト:3000 ⇒ 2700
シーカー アームガード
“敵の勢いに対抗できるよう、攻撃系アイテムの購入を少し遅らせ、状況に応じて購入する低価格アイテム”は有効なオプションであるべきだと考えています。こうしたアイテムは“無敵の耐久力を得るため”ではなく、あくまでも“簡単には倒されないようにするため”のものですが、十分なパワーさえあれば、理想的な対面相手が来るたびに毎回購入するアイテムとしてではなく、時々購入するアイテムとして役目を果たせるはずです。現時点で「シーカー アームガード」は、「ヘクスドリンカー」や「ブランブル ベスト」などと比較すると見劣りする状態にあります。今回行った小規模な強化は、メイジがたまに寄り道して、早めに物理防御アイテムをビルドする意義を高めることを目的としています。
- 物理防御:15 ⇒ 20
スタティック シヴ
「スタティック シヴ」にはパッチ13.18で調整を施し、ミニオンに対するダメージの弱体化&付与ステータスの強化を行っていました。結果として、本来の狙いよりもパワーレベルが少し高くなっているようなので、もう一度ミニオンに対するパワーを低下させたいと思います。
- ミニオンに対する「電気ショック」のダメージ:200 ⇒ 150
ランダムミッドの調整
強化
- ブライアー:体力回復量 100% ⇒ 体力回復量 130%、被ダメージ 100% ⇒ 被ダメージ 95%、与ダメージ 100% ⇒ 与ダメージ 105%
弱体化
- ガリオ:与ダメージ 95% ⇒ 与ダメージ 90%
- ケネン:被ダメージ 95% ⇒ 被ダメージ 100%
- タリヤ:与ダメージ 105% ⇒ 与ダメージ 100%
OS最低スペックのアップデート
パッチ13.19より、Mac OSの最低スペック要件が10.13.6に移行します。この変更で影響を受けるプレイヤーは、LoLとTFTをあわせても極少数(合計で約300名)ですが、該当するプレイヤーはパッチ13.19前にOSをアップデートする必要があります。
プレイヤー行動システム
ランク(ソロ/デュオ)は悪質行為の発生率が最も高いキューとなる傾向にあります。1試合ごとの重要性が高く、激しい戦いが繰り広げられるため、プレイしていて楽しいキューではあるのですが、時にプレッシャーが大きくなりすぎるのです。そこで今回、ランク戦という環境にプレッシャーを感じているプレイヤーが、もっとリラックスしてプレイできるモードで今一度LoLと向き合えるようにすると同時に、1週間アカウントを切り替えただけでは回避できないペナルティーを導入することにしました。ランク戦の制限の詳細については、こちらのプレイヤーサポートの記事をご覧ください。
- ランク戦の制限:悪質行為が理由でペナルティーを受けると、ほかのペナルティーに加えて、ランク戦の制限を受ける可能性があります。このペナルティーを受けた場合、制限が解除されるまで、ランク戦の試合をプレイできなくなります。
- ランク戦を再度有効化する方法:ランク戦以外のモードで5試合プレイし、ランク戦の制限を解除しましょう。これにはブラインドピック、ドラフトピック、ランダムミッド、ローテーションゲームモードが含まれます。
ピンの調整
プレイヤーが試合で体験する悪質行為を減らすための取り組みとして、ピンの受け取り手を調整できる内部向けの新機能を開発しました。今回、味方の状態に対するピンの仕様に変更を加えます(自分へのピン、敵へのピン、中立ピンには影響しません)。味方のアルティメットやサモナースペルのクールダウンが解消され、利用可能になるまでの時間を素早く把握することは確かにとても重要ですが、非建設的な理由でチームメイトのデスタイマーなどにピンするプレイヤーが多く存在しており、私たちはこういった行為を失くせば、ゲーム全体に好影響を与えられると考えています。
今回のパッチでは、味方へのピンがすべてピンを行ったプレイヤーにしか表示されないようにしました。これなら、必要な情報を得るためだけにしかこの機能を利用できず、チームメイトへの嫌がらせ目的では使えなくなります。また現在、「ベイト!」ピンに関しても作業を進めており、こちらはまもなく完了する予定です。
将来的なアップデートの必要性を判断するため、プレイヤーのフィードバックや振る舞いには注目していくつもりです。
今後、TabスコアボードおよびUIで味方の情報にピンすると、その情報は[SELF]というタグと共に、ピンしたプレイヤーのチャットにのみ表示されます。この変更の影響を受けるピンは以下のとおりです。
- 味方のチャンピオンアイコン(生存中および復活までの時間)
- 味方のレベル
- 味方のアルティメットスキルのクールダウン
- 味方のメインおよびサブのルーンツリー
- 味方のサモナースペル1&2
- 味方のアイテムスロット1~6
- 味方のトリンケットスロット
以下のピンに変更は行われず、以前と変わらずチーム全体に表示されます。
- スコアボードで自分の情報にピンした場合、いつも通り味方に表示されます。
- スコアボードで中立ユニットおよび敵の情報をピンした場合(ドラゴンタイマーや敵のサモナースペルなど)、いつも通り味方に表示されます。
- 自分のチャンピオンアイコンをピンした場合、その値が味方チームに表示されます。
アクセシビリティのアップデート
ジャングル内で敵のサイオンにアルティメットで襲われた際、音が聞こえていなかったからといって、無かったことにはなりません。そこで、最新のアクセシビリティのアップデートとして、「チャンピオンのサウンドにまつわる通知」を導入します! このコールアウトがあれば、音声無しでプレイしているときや、壮大な1v1に明け暮れる中で音が聞こえなかったときでも、主要なチャンピオンのスキルに気づきやすくなるでしょう。
- ゲーム内のグローバル効果音(サイオンのアルティメットスキル、コーキの特注品、ブライアーのアルティメットスキルなど)のビジュアル通知を有効にできるようになりました。この通知はデフォルトだとオフになっています。有効にすると、ビジュアル通知がお馴染みのキルコールアウトの横に表示されます。
- この機能はゲーム内設定メニューの「インターフェース」タブにある新セクション「アクセシビリティ」から有効化できます。オプションの名称は「チャンピオンのサウンドにまつわる通知」です。
入門者向けAIのPBEテスト
バグ修正&QoLの変更
- マルザハールの「E - 虚性侵蝕」を倒される直前のミニオンに使用すると、拡散しなかった不具合を修正
- アイバーンが「ムーンストーンの再生」を持っていると、「E - タネバクダン」が2つ目のシールドを適用しなかった不具合を修正
- 追加のミシックアイテムを名匠アイテムにアップグレードする際、オーンの「固有スキル - 歩く鍛冶場」でボーナスステータスが4%増加していなかった不具合を修正
- イブリンがQを最大射程で対象に命中させると、発動時の効果音が聞こえなかった不具合を修正
- ブライアーの「R - 迫りくる死」のリープがサモナースペル「マーク/ダッシュ」でキャンセルされても、範囲ダメージを与えていた不具合を修正
- ブライアーの「R - 迫りくる死」と、タム・ケンチおよびカリスタのアルティメットスキルの間で発生していたインタラクションの不具合を修正
- 狂乱状態のブライアーに倒されると、カーサスが固有スキル形態で味方チャンピオンにダメージを与えていた不具合を修正
- ブライアーが復活状態でも、Rで敵の視界を維持できていた不具合を修正
- ブライアーの「R - 迫りくる死」を最大射程で発動すると、このスキルのビジュアルエフェクトが再生されなかった不具合を修正
- ブライアーのWのダッシュが、既存の移動コマンドをキャンセルしていた不具合を修正
- 対象が壁の真横にいると、ブライアーがQでその壁を越えられなかった不具合を修正
- 「ストリートデーモン ブライアー」のEの効果音が正常に再生されていなかった不具合を修正
- 特定の状況下において、ブライアーの固有スキルがスペルシールドで防がれたスキルでも適用されていた不具合を修正
- ブライアーのRによる真の視界が、対象指定不可状態のユーミに対して機能しなくなっていた不具合を修正
- 特定の状況下において、ブライアーのWとRのインタラクションに問題が生じ、対象に到達した際にブライアーが狂乱状態にならず、2つの爆発が発生していた不具合を修正
- ブライアーの通常攻撃からアイドリングアニメーションへの移行が正しく再生されていなかった不具合を修正
- ヘクステックドレイクの攻撃時に、電撃の連鎖が発動しなかった不具合を修正
- スキルで対象をキルしても、「ファーストストライク」によってゴールドが付与されていなかった不具合を修正
- 敵のシールドにダメージを与えても、「ファーストストライク」によってゴールドが付与されていなかった不具合を修正
- 効果終了直前にダメージを与えても、「ファーストストライク」によってゴールドが付与されていなかった不具合を修正
- 自身に使用するスキル(ルルのシールドなど)をナフィーリの「群れの同胞」の近くで使用すると、シールドがナフィーリに付与されていた不具合を修正
- ナフィーリの「群れの同胞」が行動妨害効果を無視していた不具合を修正
- チャンピオンが戦場の霧内で力尽きた場合でも、そのアナウンスが両方のチームに再生されていた不具合を修正(注:チャンピオンがエピックモンスターに倒された場合は、変わらず両チームに再生されます)
- カ・サンテのアルティメットスキルのアニメーション中に倒されるか対象指定不可になると、少しの間カメラがロックされていた不具合を修正
- 最初の対象が破壊されると、リフトヘラルドが同じタワーに2回突撃できていた不具合を修正
- アーリのQが戦場の霧の中にいるアーリに戻ってきた場合、位置が正しくアップデートされないことがあった不具合を修正
- オリアナの「R - オーダー: ショックウェーブ」を本来の射程より遠くから発動できていた不具合を修正
- バーサーク状態だと、ヴィエゴが射程距離内でも敵に憑依できなかった不具合を修正
- 「解放の魔導書」で交換中にアップグレードした場合、「真テレポート」でスタックしていた不具合を修正
- ジンの「ホームガード」による走行アニメーションが再生される場面で、通常の走行アニメーションが表示されていた不具合を修正
- レナータ・グラスクが走っている最中にアルティメットスキルを発動すると、レナータ・グラスクのモデルにビジュアルの不具合が生じていた問題を修正
- デスした際に「ダスクブレード」と「心の鋼」のエフェクトがリセットされなかった不具合を修正
- バードのRによる固有時停止効果で、ドレイクの移動を止められなかった不具合を修正
- ジャックスのEとRのビジュアルエフェクトが、戦場の霧の中でも表示されていた不具合を修正
- ニーコのアルティメットスキルのビジュアルエフェクトが、戦場の霧の中でも表示されていた不具合を修正
- 特定のタイミングでバードのアルティメットスキルを受けると、ヨネのEで元の位置に戻ってこられなかった不具合を修正
- 「ダスクブレード」による無敵状態と、ほかのソースによる無敵状態とのインタラクションが、正常に行われていなかった不具合を修正
- 特定のアニメーション中に、「番人ジャックス」のマントと肩の防具がチャンピオンのモデルを突き抜けていた不具合を修正
- 「バトルボス ジグス」の「エンジニアボム(W)」のビジュアルエフェクトが、高い地形で途切れていた不具合を修正
- 「オデッセイ ジグス」の「エンジニアボム(W)」のビジュアルエフェクトが、高い地形で途切れていた不具合を修正
近日公開のスキンとクロマ
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。